大町市美麻にある、国の重要文化財 旧中村家住宅 の見学に行って来ました。
建築年代が明確な民家としては長野県最古だそうで、とっても貴重なものだそうです。
主屋の建築年は1698年。建坪は84坪(278㎡)と大きいです。
低い戸をくぐって中に入ると、馬屋や土間、茶の間、小座敷等がリアルに残っていることに驚きました。
(ここはスマホだけで撮ったので画質がイマイチです。薄暗いので尚更)(+o+)
廊下に出ると、湯殿や上便所と書かれている所もありました。
そしてお庭。。大きなお屋敷です。
奥座敷には刀掛けも置いてありました。(刀はありませんでしたが)
外には十王堂があり、その前にはたくさんの石像物があります。
土蔵の中も入ってみました。
こちらは1780年建築だそうで、民俗資料などが展示されています。
ねこちぐらの中にはぬいぐるみの猫が入っていました。可愛い♡(=^・^=)
今までいくつかの古民家を見学して来ましたが、ここが一番充実しているような気がしました。
色んなものがあって、見ごたえがあります。
撮影OKと聞いたので、本当にたくさん撮ったけど、載せきれません★
これも本当は貝細工がキレイに光ってたんですが・・・スマホではその色までは無理でした。
明治8年(1875年)に美麻村が誕生したらしく、
信濃国安曇郡の、大塩村、二重村、高地村、千見村、青具村、新行新田村、切明新田村の
7ヶ村が合併して美麻村になったことが書かれていました。
そしてその最後には 筑摩県という大きな記述が・・・!!
「筑摩県って何?」
長野県民なのに、知らなかった!
調べてみたら、"明治時代に5年間だけ存在していた県"だそうで、
現在の長野県中部・南部・岐阜県飛騨地方のことで、
火災によって長野県と岐阜県に分裂したんだとか。。
ひゃ~☆この年になっても知らないことばかりです(@_@)
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