湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

饅頭もとぇ、運転こわい

2013年04月14日 | 詩歌・歳時記

60歳を越えてから車の運転は、より慎重に♪  と心がけているからか、

最近は道路を走るのがまことに恐ろしい。

          花みれば

          今生きてあるこのいのち

          明日は死すとも是非もなきかな

対向の大型車がセンター・ラインを割って、自車へ寄って来るような錯覚にとらわれるのだ。

あるいは自転車を抜く時も、オバチャンの自転車がヨロヨロと車道側に倒れかかる、

悪夢の予知が異常感覚として、胸を斜めに一瞬よぎる。

     

以前は、ふっと気が向けはそのまんま、あてどもなく北なり南へ遠出したものだ。

車には常にキャンプ道具一式、温泉用具、着替えひと揃えを載せている。


♪春にそむいて散る花びらを背にうけ行こうひとり旅…てなものだった。

例のトンネル事故のおきるずっと前から、トンネルを走る時に、

なにか奈落の底へ落ち込んで行くような感覚が芽生え始めたのが最初であったようなのだ。

          盛りあがり枝垂れ落ちゆく滝のごと

          道誉桜は

          咲き充ちにけり

寄る年波というものなのか? ジーンズが1番似合ってると思うし、髪も足も長いし・・・・

まだまだ若いつもりでいるけれど、饅頭ならぬ運転がコワイ・・・・この頃ではある。

 

         

 

 



 


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1 コメント

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Unknown (tamaru)
2013-04-14 19:37:40
今まさに散り往かんとする姿を、
水鏡に映してじっと見つめている。

そんな風に思えて、こころがしんとする。
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