湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

クラブ・ツーリズムの旅

2012年04月11日 | 詩歌・歳時記

                

「桜咲く天空の城・竹田城址と丹後半島を訪ねて」 の、キャッチ・コピーにこころ魅かれて、

参加することに決めた。 愛知、岐阜などの各地から、出発地と出発時間を選ぶ訳だが、

一番近いのが岐阜であった。 4月6日と15日、さて・・・・桜の見ごろはどちらの日かな。

          雪のこる山路を迸る春の水

          ぎょうさんの車窓に悔しふきのとう

出石市の観光協会をネットで調べる。 だが、リアル・タイムの情報がないのだ。

電話で問い合わせた。 「15日の日曜日に「さくら祭り」を行います。けれども、さくらの見ごろは

6日で間違いない」 との太鼓判である。 迷いに迷った挙句、現地のおひとを信じて6日にした。

        岐阜駅・南口

8時20分、42名のツァー客を乗せてバスは定刻に発車した。 名神を西へ走り、醒ヶ井を通過。

わが家を見下ろして、この2時間の無駄をむなしく噛みしめるのであった。

           木々芽吹く声は聞こえず賎ヶ岳

           若狭路は山茱萸さへも寒げなり

米原で北陸道に乗り、敦賀の「昆布館」で休憩する。 無料のこぶ茶をいただく。

紙コップを抜き取ると、底にこぶ茶の粉末が入っている。湯を注いでゆっくりと飲む。

奥に工場があり、2階の回廊から見学ができるのだが、今更・・・・ねぇ。

毎年、暮れには亡き母を連れて、温泉の帰りにお歳暮用の「昆布」を買いにきたものだった。

                   

小浜から再び高速に上がり、天橋立に到着!! 

全員が傘松公園へのケーブル・カーに乗り込んだ。 踏ん張って、股の間から天橋立を見てやぁ。

私ひとり残り、付近を散策。 山寺の石段から橋立を見る。おのずと短歌、俳句が湧いてくる。

土産屋のコーヒーが、実に美味かった。 500円を覚悟したが、ナント200円だった。

思わずお代わりを注文する。 

          橋立を見る石段や白椿

          木蓮や見知らぬ町のなつかしく

初日のハイライト、舟屋で名高い「伊根」へと向かう。 5度目の訪問である。

次回は、伊根を「デジ・ブック」で、ご覧ください。

                        


最新の画像もっと見る

コメントを投稿