しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

棟方志功記念館と青森散策

2010-08-22 14:01:31 | 旅行
         東北四大祭りの旅は、息子が経営する旅行会社「ハマトラベル」のツアーでした。
         楽しそうな企画だったので、只見線トロッコ列車に続き、参加したのです。

         東京を新幹線「はやて7号」で出発、
         八戸で「つがる7号」に乗り換え、青森着が12時33分。

         ホテル着後、「ねぶた」見物の夕方まで自由行動でした。

         私は1人で棟方志功記念館に行くバスの停留所に向かいましたら、
         参加者のお一人Hさんと一緒になり、行く先が同じでしたので、連れが出来ました。



                   

               夏の展示は「福光疎開時代」昭和20年(1945)富山県福光町に疎開し
               終戦後も、アトリエ「鯉雨画斎」で多くの作品を生み出しました



                   

 

           前庭は趣のある地泉回遊式庭園になっています


                   

                      はまなすの実が真っ赤になっていました


       
        「神妃」門世の柵          弁財天の柵              弘仁の柵 


                    

               作品の多くに付く「柵」とは、四国巡礼のお遍路さんが、寺々を廻るとき首から提げ
               寺々へ納める廻札の意味だそうです   ふくよかな美人画が印象的です


       
       

        この絵はがきにはありませんが、実際には「二菩薩 釈迦十大弟子」が展示されていました
        特徴のあるお顔、私はこの版画が好きです。

        「わだばゴッホになる」溢れる情熱  画伯は多くの作品を残していますが、ここの記念館の
        作品数は30~40作品展示、観覧する人々が、疲れたり、作品の印象が薄くなったりするより
        やや少なめの作品でも、一点一点をゆっくり見て欲しいという画伯の希望により、展示室の
        広さを決めたそうです、確かに見終わって物足りないような気もしました。

        顔をくっつけるようにして、版画を彫っていらした姿を写真や映像で見ています。

        版画の他にも油絵、書、詩歌など多くの傑作を残しています。


           驚いても    オドロキキレナイ
           喜んでも    ヨロコビキレナイ
           悲しんでも   カナシミキレナイ
           愛しても    アイシキレナイ

           それが版画です    棟方志功

             
        

                 Hさんと一緒に、駅まで戻り、観光物産館アスパムに向かいました

        
                    

                 海のすぐ側の”アスパム”は三角形の建物、横から撮ってしまい失敗でした
                 この下の広場がラッセランド、ねぶたが展示されていた場所です


 

  左は八甲田丸 右は観光船にっぽん丸


 

     アスパム13階展望台から眺めた八甲田丸とベイブリッジ、こちら側は逆光でした  そして陸奥湾


 

     陸奥湾の向こうは下北半島                 山側は雲と八甲田山


          
                   

                    2階のお店に飾ってあったパッチワークが見事でした
               五所川原市パッチワーク教室、160名の作品、小さいのは全部”はねと”です




           ホテルに戻ると、夕食が届く時間でした、評判の良い、青森県の「県産弁当」です


                   

          鯖の塩焼き(八戸) ガーリック豚のヒレカツ(十和田) 桜姫鶏の南蛮味噌焼(横浜、もちろん青森の)
          真だこのマリネ(下北)  初雪茸と山菜の沢煮(田子)  長いもの天ぷら(青森)
          帆立のバターソテー(むつ湾)  ササギの油炒め(弘前)  だし巻き卵(むつ)

          ご飯も温かくてほっとする、美味しいお弁当でした。

          青森で今年一番の暑さという日でした、このあとねぶた見物ですから、ホテルでひと休みできたのは
          嬉しかったです、私は午後は別行動だった息子達の部屋で報告方々一緒に食事でした。



                   

           

            ちなみにこれは昼食です、私達は、khoさんが捜しておいた帆立の美味しいと評判のお店で
            帆立のフライを食べました、ここのはお醤油でどうぞ!と言われて試しました、帆立の甘みが
            より感じられる食べ方で、美味しかった!
                    
 

                           

                   これはKhoさんが街で見つけ買ってきてくれたねぶたの切手です

          このあとの「ねぶた祭」は、観覧席でゆっくり見物できて楽しい旅の1日目でした。





      

                              
                    
                    

                     

                                                      




         

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kirafune)
2010-08-23 06:57:37
棟方志功さんの作品はどれも魅力的ですね。
記念館のお庭もいい雰囲気です。
そして、港の風景やおいしそうなお弁当。
盛りだくさんの旅となりましたね。
今まで知らなかった所を見る喜びは大きいです。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (しなこじ)
2010-08-23 09:47:57
kirafune さん
ありがとうございます。
前回青森に行ったときに、見られなかったので、今回は最初に出かけました。
魅力的な作品でした。
庭から建物を見ますと、校倉造り風になっていたのですが、写真の角度が悪かったようです。
棟方志功流の青森への思い入れがいろいろなところで感じられ、また故郷の人達の誇りも感じますね。
返信する

コメントを投稿