しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

鉄子おばちゃん「青春18切符」の旅

2010-07-28 07:31:24 | 旅行
                   只見編その1         

          夏が苦手な私は真夏の旅行を敬遠していたのですが、息子と小さな旅行社を経営している
          khoさん(嫁)のお誘いで、只見線のトロッコ列車に乗る事にしました。

          只見線は1月の雪深いときに会津若松から、小出まで乗車しています、夏の只見線の車窓も
          見たくなり、トロッコ列車もいいかな~と思い今回はkhoさんと女性2人旅です。



                   

         臨時列車リレー号は新潟県の小出発 11:20  トロッコ列車の只見発 13:18 に接続しています。  
         リレー号に乗るために、上野を6:27 高崎行き各駅停車で出発しました。 

         水上で乗り換えて、小出に着くと、みんな小走りで臨時列車に向かいます、席取りは若いkhoさんに任せて、
         私はゆっくり、いつもの1人旅なら荷物を持って走っていたでしょう。



 

       小出を出発すると旅行気分も盛り上がります、車窓は豊かな緑の景色です



 

      大白川は新潟県最後の駅、福島県に入ります、1月は小出に向かっていたので、こんな景色でした


                  

                     数分の停車で乗客は足を伸ばしに外に出ます


                  

                     屋根付きの柵のように見えるのは、車道の雪よけ


                  

                     12:35 福島県只見駅に到着


                  

                     只見駅の時刻表です、1日3往復しかありません


        

            駅構内の小さな売店、野菜と山菜の乾物類、お菓子などあります


            リレー号の多くの乗客はこのままトロッコ列車に乗りますが、私達はここに1泊します。

            旅館も数件ありますが、民宿を選びました、民宿のご主人のお迎え付きです。


                   

                    ブナと川のミュージアムに立ち寄りました


 

     日差しは強いですが、風が心地よく、何より空気が美味しいところです


                   

         ブナの巨木や森の中をイメージした館内には、只見で採取された昆虫類の標本もありました


                          

                           最近リニューアルされた館内


          

          自然のままのブナの森は「郷土の森」で国内最大級を誇るそうです





          

            民宿「いわぶち」さんは、江戸時代の名主の屋敷です 


         

           古い建物ですが、廊下の突き当たり、私達の部屋はリニューアルされているようでした


       

          一段高い座敷がある部屋には骨董品も飾られていました


                   

                      部屋から只見川が望めます


                   

                      夕方になると幻想的な景色に


                   

                      翌日の午前中にはこんな景色になります


                   

                     そしては部屋から通過する列車も見えるのです



         

         思いがけず1日に3往復しかない列車の通過時刻が近かったので写真を撮りに出かけました


                  

              踏切の敷地の外でカメラをかまえていたのに、警笛を鳴らされちゃいました


                    

                   列車はあっという間に緑の中に吸い込まれて行きました



                  

                   踏切から近い「河井継之助記念館」です


       

      越後長岡藩軍事総督、河井継之助、終焉の地。戊申北越戦争を回避しようと奔走するが決裂し、
      銃弾を受け負傷、この地で42才の生涯を閉じます。(1868年)

      その人生は司馬遼太郎の「峠」などにより広く知られるようになったそうです。
      幕末にロマンをかけた男、河井継之助のこともう少し知りたくなりました。



            知らなかった歴史にもちょっぴり触れて、散歩を楽しみ、宿に戻りました。



                  

            広間で、もう1人若い男性客と3人で、民宿のご主人の話を聞きながら、夕食でした。

            いろいろな種類の山菜料理、川魚料理、馬肉料理、野菜の天麩羅など品数も豊富です、
            ゆっくり楽しみました。

            私達の部屋にクーラーはいりません、涼風が心地よく、早起きだった1日、
            少し疲れ、早めに休みました、ここは携帯の電波が届かない場所なのです、
            静かな夜でした。