カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

サンフランシスコに行ってきました(6)~17マイルドライブ&カーメル

2007-10-15 18:49:28 | 旅行:サンフランシスコ
10月8日(月)サンフランシスコ2泊3日の旅も今日が最終日です。
今朝はあいにくの曇り空。おかげで気温も低い。寒っ!!

晴れてたらツインピークスに行こうかと思ってたんですが、何も見えなさそうなのでやめて、
ケーブルカーの発着所に行ってみると、朝8時にして既に長い待ち行列ができています。
30分は待つね、、、ということでこれも断念。Powell-Hyde Line リベンジならず!
朝食を簡単に済ませ、チェックアウトをして早々に出発。

でもせっかくなので街を出る前にPowell-Hyde Lineのコースを自分達で走ってみることにしました。
ケーブルカーって、なんか微笑ましくない?

Lombard St.の交差点。

ここが坂道のピークです。

写真を撮る観光客で一杯。

坂道の向こう側は

絶景でした!

後ろを振り返るとこんな感じ。

(窓から手出して撮った)

フィッシャーマンズワーフから街の方角をみたところ。
あの高い建物は、マンションでしょうか?


Columbus Ave.→ Mason St. と上がって、今度はCalifolnia St.へ
東西に走るCalifolnia Lineに沿って、ファイナンシャルディストリクトに下りていきます。
ビルの隙間に遠く霞むのはBay Bridge

金融街の高層ビルの間を抜け、市内観光はこれで終わり。
サンフランシスコに別れを告げ、次の目的地カーメルに向かいましょう。

US-101に入り、San Jose方面へ。振り向けば、ダウンタウンがお見送りしてくれてます。

これ↓は、サンフランシスコ・ジャイアンツのホームスタジアム、SBC Park。
バリー・ボンズのホームランが海に飛び込んでいくという名物球場ですって。
確かに、

海沿いギリギリに

建ってますねぇ


(注:振り返って撮ってます)

101号線を小一時間も走るとサンノゼSan Jose。
道路沿いにコンピュータ関係の会社のビルが見えました。さすがシリコンバレーだ。
さらに1時間ほど走ってCA-1に入ります。この頃には空はすっきりと晴れて青空快晴。

1号線からモントレーの街を遠くに見つつ、でも街には入らず裏山を抜けてPacific Grove地区へ。
シーニックルートSeventeen Mile Driveを走って最終目的地カーメルに入ろうというわけです。

ゲートで料金を払って入場。

車1台$9.00也。

木立の間を抜けると、目の前に海が見えてきます。

海のすぐ際を走ります。

結構波が激しいです。

ゲートでもらったパンフレットに、ところどころViewPointが示されてます。
岩場では海鳥やアザラシ、アシカなんかに会える。

この辺りは海が深いんでしょうか、水が群青色です。白い砂浜とのコントラストが綺麗。。。
道路沿いにはいくつも

ゴルフ場があります。

中にはあのタイガーウッズが

プレイした名門ゴルフ場も。。

一番の有名どころ、The Lone Cypress。この感じ、どこか日本の風景に似てると思いません?

しかし海藻だか流木だかが水際に寄って来ていて、ちょっと美しくなかったのが残念。
最近、大雨でもあったんでしょうか。。。

海から離れて木立の中に入り、ゴルフ場を抜けると、そこが17マイルドライブの終点、
そして我らが最終目的地カーメルCarmelです。

時計は午後1時を回り、すっかり腹ペコの二人。
ガイドブックを頼りにまず向かったのは、Hog's Breath Inn というレストラン。
アメリカンスタイルのランチが食べられます。

店内のテラス席からは遠くの美しい山並みが、、、
ってことはなくて、

実はただの書き割り。

お茶目だ。。。

サンドイッチ、

おいしかったよ~

【Hog's Breath Inn】
San Carlos St. & 5Tth Ave.,Carmel-by-the-sea,CA93921
TEL:(831)625-1044
(ホームページはこちら→www.hogsbreathinn.net

食事が終わったら、街の中をお散歩しましょう。
海岸から内陸に向けて、緩やかな登り坂になっています。

メインストリートにすら信号がほとんど無くて、町全体がゆったりとしたムードに包まれてます。
可愛らしい建物、

こじんまりした街並み。

画家や作家が作った芸術家の町というだけあって、メインストリート沿いにはギャラリーが多い。
おしゃれなレストランやカフェ、趣味のいいショップなんかも軒を並べていて、
ちょっと軽井沢みたいな雰囲気。
ここに泊まってのんびり過ごしてみたいな~

海の方から霧が上がってきました。そろそろ午後3時、帰路に着く頃合ですね。


モントレー半島からロサンゼルスまで、海沿いを1号線CA-1が走っていて、
評判の絶景ルートなんですが、海岸線沿いなんでただでさえ走行距離が長いし、しかも一般道。
これで帰ってたんじゃ、如何せん時間がかかり過ぎる。。。
後ろ髪は引かれましたが諦めて、来た時と同じ5号線でとっとと戻ってきました。
それでも家に着いたのは(途中で食事したし)午後10時近かった。やっぱり遠いわ~
ロスとシスコ、同じ州内にあるとはいえ、気軽には行けないっすね。

実は先週金曜日10/12の夜、ロス郊外の5号線で大きな事故がありました。
トンネル内の玉突き事故で火災が発生して大惨事になったというもの。
1週間違っていたら、この旅行に行けてなかったかもしれない、
タイミングによっては事故に巻き込まれていたかもしれないと思うと、
改めて、無事に帰って来られて良かったと思ったのでした。
おしまい

サンフランシスコに行ってきました(5)~ロンバードストリート

2007-10-12 12:14:35 | 旅行:サンフランシスコ
特大パフェを平らげて至極満足となった二人。
次はケーブルカーでロンバードストリートに行くことにしました。
昨日車で通ったけれど、今度は歩きでゆっくり堪能しようというわけです。

ギラデリスクエアからぷらぷら歩いてケーブルカーの発着所に着いてみると、
げげげっ!!というくらいの待ち行列ができていた。(あぁ写真撮っとけばよかったな)
これは30分以上は待つねぇ。。。

知ってる人は知っている、ウチのダンナは大の行列嫌い(まぁ好きな人もいないでしょうが)。
これのおかげで“行列のできるラーメン屋さん”とか、絶対行けないんだよね。

それでも列について15分くらい待ってみた。その間に出発したケーブルカーは1台こっきり。
この調子じゃいつ乗れるか皆目検討がつかない。あー、こりゃ相当イラついてるだろうなー
だんだん怪しくなる雲行きを伺い、「なんだったら歩く?」と聞いてみると「歩こう!」と即答。
やっぱり。。。

もし途中でケーブルカーが来たら乗ろうってことで、Hyde St.を歩いて登ることになりました。
この決断、果たして正しかったのか間違っていたのか。。。

歩き始めるとすぐに本格的な登り坂になります。この登り、半端じゃなくキツい!
グランドキャニオンのトレイル並みの傾斜。歩きながら後ろを振り返るなんて怖くてできません。
だんだん無言になる二人。ひたすら黙々と登り続け、ようやくLombard St.との交差点に到着。
正直、よほど脚に自信のある方以外にはお勧めできません、このコース

でも上からの眺めは最高です。頑張って登った甲斐はあった。
ケーブルカーにも追い越されなかったし(笑)

ロンバードストリートを目指して登ってくる車たち。
2台目は、ほとんど見えてませんね。そのくらい傾斜がキツイ。
ロンバードストリート自体は東向きなので、

午後はほとんど日陰になってしまうんですが、

コイトタワーや街並みが遠くまで見渡せます。


我々は、通りの両脇にある歩行者用の通路を降りていきます。
まっすぐな階段は、これも結構急で、前へつんのめっていきそうな感じがする。
もし坂の途中でコケたら、

きっと一番下まで

転がり落ちるだろうな~


ゴルフボールとか

転がしてみたいな~♪


写真じゃ伝わりにくいけど、ホントにスゴイの。

植え込みにはアジサイが植えられてます。お花のシーズンに訪れたかったですね。
ロンバードストリート全景です。


そのままColumbus Ave.まで比較的緩やかな下り坂が続きます。
(でも角度、こんなですけど↓)

「こんなところで車庫入れするのは、ある意味、特殊技能かもね~」
「こういうところの固定資産税って高いのかな安いのかなぁ?」
この先の地獄を知らない我々、暢気にそんなアホなことを話しながら坂を下り、
Columbus Ave.との交差点に到着。
坂の上からアルカトラズ島を臨む

坂道を下りつつ、再びフィッシャーマンズワーフ方面へ向かいます。

街中には路面電車が縦横無尽に走っています。これもサンフランシスコ名物の一つ。


道路沿いのショップを覗き、自分達用にお土産を買ったりしているうちに、もう午後4時過ぎ。
そろそろホテルに戻ろうか、というわけでケーブルカーに再挑戦すべく、キャナリー横の発着所へ。
しかし相変わらずの待ち行列。

コロンバスデーのイベントで、ただでさえ人出が多いのに、
ケーブルカーは10分おきにしか出ないので、行列が一向に解消しないらしい。
どーしよー。。。

どうもこのPowell-Hyde Lineの方がPowell-Mason Lineより人気があるみたいなので、
それじゃPowell-Mason Lineの方がまだマシなんじゃないかってことで、そっちの発着所に移動。
確かに少しマシ。しかしこっちはこっちで問題発生。1台出た後、2台目が一向に来ない。
10分に1本も出てない状態じゃ、列は短くても消化できません。

已む無くケーブルカーをあきらめてバスで帰ることにして再びColumbus Ave.に出たら、
もの凄い渋滞でにっちもさっちも行かない状況。
それでもしばらく待ってみましたが、やっと来たと思ったバスは満員御礼乗車拒否!
そりゃないぜ?!

たまたま通りがかった日本人の方と立ち話して、実はPowell-Mason Lineが事故ったと判明。
そのせいでケーブルカーは止まってるしバスは混むし道路は渋滞するし、ということらしい。
どうりでやたら消防車が走り回ってると思った。。。

タクシーが来ればそれでもいいやと思っても、タクシーも来ません。
とにかくこの通り沿いの交通はマヒ状態なので、多少遠回りでも他の路線で帰るしかない。
最悪、ホテルでチップ余計に払ってタクシー呼んでもらうか、、、
なんてことを話しつつ再びキャナリーの方へ移動。路線図をにらみながら考え込む。

ふと見ると、Powell-Hyde Lineは相変わらずの行列ですが、一応定期的に発車しています。
もうこれを待つしかないってことか。。。

結局ここで1時間待ってようやくPowell-Hyde Lineに乗車、無事ホテルまで帰還できたのでした。
はあぁ~、こういうの久しぶりだなぁ~~ 坂道歩くより疲れたかも。

ホテルでひと休み(ひと寝入り)した後、夕食は近くのイタリアンレストランKULETO'Sへ。
ここはガイドブックを見て行ったんですけど、大当たりでした。

お洒落な内装、気の利いたウエイター、アルデンテのパスタ、日本人好みの繊細な味付け。

[左上]Smoked salmon filled pasta pillows, asparagus, lemon cream $16.50
[右上]Thin pasta ribbons, Dungeness crab, fava beans, lemon, garlic, butter $18.50
[左下]Braised halibut cheeks, potatoes, pea sprouts, tomatoes, capers, white wine $26.00
[右下]Tiramisu $7.50  Cappuccino $3.00
(ちなみに上の2つは半分に取り分けてもらった状態なので、一人前はこの倍の量だよ)

ちょっとお値段は張りますが、お勧めです。服装はカジュアルOK。
帰ってから、ロスに支店が無いか探してみたけれど、無いみたい。
残念。。。

【KULETO'S】
221 Powell St.,San Francisco, CA 94102
Tel: 415-397-7720
(ホームページはこちら→www.kuletos.com/
※予約可(ディナーは結構混むみたいなので、できれば予約した方が確実だと思います。)

余談ですが、ユニオンスクエア周辺は驚くほど浮浪者が多かったです。
小ぎれいな格好の人を見るとすぐChangeをくれと言って寄って来る。
女性だけとか1人で歩くのには勇気が要ります。夜はグループでもちょっと恐いかも。

ロスだと、観光エリアではほとんど浮浪者を見掛けないのでちょっと意外でした。

サンフランシスコに行ってきました(4)~フィッシャーマンズワーフ散策

2007-10-12 09:03:40 | 旅行:サンフランシスコ
フィッシャーマンズワーフの一角にあるPier39は木造2階建て。
幾つかの建物が木製のデッキで結ばれ、そこにレストランやギフトショップ等が軒を連ねています。
好天の連休ということもあってか、ものすごい賑わいっぷりです。

プラプラと歩いていたらダンナがふと、あるお店の前で立ち止まった。
シーフードレストランの店頭で、shrimp cupを売ってたんです。
「ねぇねぇ、まずはこれ食べてみようよ」
おぬし、もう腹が減ったのか・・・? まあでもこういうのは雰囲気も大事ですからね。
甘エビくらいの小さいshrimpが掌サイズのスクエアカップに入ってるの$5.00を一つ買って
お店の前のベンチでいただく。
ケチャップがついてたけど

レモンをかけただけでも

十分美味しかった

その後おみやげ屋さんをいくつか覗いてみました。いかにも観光客向けの品物が並んでます。
しかし、どうも自分達が観光客だっていう感じがしてない私たち。ここは適当に流してさっさと移動。
詳しくはこちら↓でどうぞ♪
【ピア39 Pier39】
39 pier, San Francisco
(ホームページはこちら→www.pier39.com/

今朝クラムチャウダーを食べたBOUDINのある辺りには、屋台村?のような一角があります。

ショーケースに並べられたエビやらカニやらサンドイッチやらを買って、その場でみんな立ち食い。
あ、でも裏にはちゃんとレストランもありますよ。

こんなのとか・・・
こんなのとか・・・

カニとエビのコンボはちょっと大きめで$8.25、カニのほぐし身は$6.95、
カニの脚とか(値段忘れた)、ロブスターMarketPriceなんてのもありましたね。

あまり一度にエビカニを食べまくると甲殻類アレルギーが出そうで怖いですが、
ここに来たらこれを食べないで帰るわけにはいかないって感じです。
雰囲気に弱いの。。。

たらふく食べたら、海岸沿いの道をぷらぷら歩きます。
赤レンガの大きな建物が見えてきました。キャナリー・アット・デルモンテ・スクエアです。
デルモンテの缶詰工場だったところがショッピングセンターになってます。
壁にこんなマークが残ってた。

1階の中庭ではミニライブが行われてました。他のお店はほとんど素通りしましたが、
Shades of ATiffanyっていうお店だけはちょっと熱心に見てしまいましたよ。
昆虫やお花をモチーフにした、ちょっとアンティークっぽいランプのお店。
“ドームのトンボ”のようなヤツね。お値段はピンキリで、お手ごろなのもある。
実はかなり本気で欲しいのがあったんだけど、日本に帰ったら使えないかもしれないので断念。

【キャナリー・アット・デルモンテ・スクエア The CANNERY at Del Monte Square】
2801 Leavenworth St San Francisco
(ホームページはこちら→www.delmontesquare.com

そこを過ぎるとギラデリスクエアに到着。

サンフランシスコ名物ギラデリチョコのチョコレート工場を改造したショッピングセンター。
レンガ造りの古めかしい建物は今なお改装中。来年あたりにはまた新しいお店が入るみたい。

ここでもショップは素通りして(苦笑)、
ギラデリチョコ専門のカフェGhirardelli Chocolate Manufactoryに向かいます。

写真の左側なんですが、見ての通り、店の前には長蛇の列。ウヘェ~
とりあえず右側のショップへ。

入るとまず試食にチョコ1枚くれました。キャラメル入りのミルクチョコ。あま~い
店内は(当然のことながら)チョコチョコチョコ。
ギラデリのチョコはロスでも買えるんですが、種類がここまで豊富じゃないし、
ケーブルカーの形の缶や箱に入ったのはご当地ならでは、でしょうね。
あと時期的にハロウィンものが随分ありました。

店内をぐるっと見た後、カフェにチャレンジ。
実は、入ってすぐのレジで注文と会計を済ませてしまうんです。それで列ができてた。
店内は結構広くって、会計さえ済めばどんどん席に案内されます。
私たちは道路沿いの窓際席にしてもらいました。明るくて気持ちよかったですよ。

ブラウニーサンデー $6.95


かなり、大きいです。

濃厚なバニラアイスの上に温かいチョコファッジ、

そしてブラウニーに、たっぷりの生クリーム、、、


嗚呼、ブタの素。。。

ここでは老いも若きも、女性はもちろん男の人も、み~んな巨大パフェを食べてて、なんか笑えた。

【ギラデリスクエア Ghirardelli Square】
900 North Point St., San Francisco
(ホームページはこちら→www.ghirardellisq.com/ghirardellisq/

サンフランシスコに行ってきました(3)~ベイクルーズ

2007-10-11 23:33:19 | 旅行:サンフランシスコ
今回のサンフランシスコ旅行で楽しみにしていたものの一つがアルカトラズ島Alcatraz Island。
フィッシャーマンズワーフの沖に浮かぶ小さなこの島には、かつて連邦刑務所があり、
今でも、マフィアの帝王アル・カポネが収監されていた独房などを見ることができます。

島へは専用のツアーに参加して渡ります。ツアー会社Blue & Gold Fleetのカウンターへ。
でもそれらしきツアーが見当たらない?! どうして?!
実は最近になってツアーの催行会社が変更になっていたんです。下調べ不足でした。

VisiterCenterで尋ねると、アルカトラズ行きのフェリーはピア33から出ているとのこと。
で、ピア33に移動してみると、フェリー乗り場前には長蛇の列が!!

イヤ~な予感を胸に、恐る恐るカウンターへ。
「Two Adults(大人2名)」と言うと、「Tuesday(火曜日ね)」との返答。
発音が悪かったか?と「いや、今日のを大人2名」と言い直すと「火曜日まで売り切れなんだよ」
はあぁ?なんどすて??
夏のピーク時じゃないからと甘く見てました~ 恐るべしコロンバスデー。。。

アルカトラズ島を訪ねたい方は、予めこちらのサイトで予約状況を確認のうえご検討ください。
Alcatraz Cruises

しかしここまで来て門前払いとはあまりに哀しすぎます。
なので、ピア39に戻ってBlue & Gold Fleetの催行するベイクルーズに参加することにしました。

Pier39の波止場の出口付近は、もとはボートの停泊所だったそうなんですが、
今ではすっかりアシカの昼寝場所になってます。
ひっきりなしに鳴き声が聞こえてきて喧しいくらい


ダウンタウンのビル群とアシカが妙にミスマッチ♪


船は左手に街並みを、右手にアルカトラズ島を見ながら、橋に向かいます。
海から見ると街全体が
小高い山になっているのが
見て取れます。


坂道がはっきり
それとわかります。


アルカトラズ島が近い!

前方にゴールデンゲート・ブリッジが見えてきました。
今日もいい天気!
橋がはっきり見えます。

随分近づきました。

橋をくぐりま~す

下から見ると圧巻です。

橋の下をくぐり抜けたところでUターン。船尾から、遠ざかる橋と名残を惜しみつつ、
次はアルカトラズ島へ向かいます。

島が近づくと、みんな立ち上がり身を乗り出してカメラのシャッターを切りまくります。
中には私たちみたいに上陸ツアーに参加できなかった人もいたりして?

島の周りはかなり速度を落とし、ゆっくりと回ってくれました。
屋根が落ちてしまった建物、

さまざまな施設の跡、



島を散策している人の姿も

はっきり見えます。

ぐるりと半周したら、島に別れを告げ、港に戻ります。

海鳥が船の真横を
グライダーのようにして
飛んで行きました。


ダウンタウンのビル群が見えてくると、港はもうすぐ。。。

というような内容の、約1時間のツアーでした。
海からの眺めというのも、また一味違っていていいですね~
半分ヤケクソ気味で参加したツアーでしたが、終わってみれば大満足だったのでした。

サンフランシスコに行ってきました(2)~ケーブルカーとクラムチャウダー

2007-10-11 17:02:38 | 旅行:サンフランシスコ
10月7日(日) サンフランシスコ滞在2日目。
今日は我が家の愛車カムりんにはお休みいただいて、脚で市内を回ります。

午前7時半、ケーブルカー発着所に向かいます。
ユニオンスクエア周辺にはまだ日光は差し込まず、上着無しでは寒くていられません。

発着所で黒人のお兄ちゃんが「日本人か?ケーブルカーに乗るのか?」と聞いてきました。
そして頼みもしないのに(苦笑)手にしたガイドブックを見せながら市内観光のアドバイス。
「フィッシャーマンズ・ワーフに行くなら、2番目に来るPowell-Hyde線に乗れ」とか何とか。
「はいはい、ありがと」とチップ$1を渡すと、ガイドブックをくれて離れていった(笑)

そうこうしてる内にケーブルカーが入ってきました。
これから運転士と車掌さんが手で押して方向を変えるんです。

まず回転台の脇についている看板みたいなのを背中で押して台ごと回します。

で、次に後ろから線路に向かって押し出す。。。

見てる限り、そんなに重くて大変~という感じはしませんでした。

さあ、乗り込みましょう。
前の方の席は窓無しで、道路の外側に向かって座る、いわば観光客用の席。
当然みんな我先にとそちらに向かいますが、ウチラは後ろの窓有り席に座りました。
だってダンナが「30分くらい乗るんでしょ?寒いよ~?」って言うんですもん。。。
後ろの方の席には通勤?と思しき中国人系のおば様たちも多数乗り込みました。
車掌さんが乗り込んでベルを鳴らしたら出発進行。

さっそく検札。ケーブルカーの運賃は片道$5.00、往復$10.00、
他に、ミュニバスやミュニメトロも乗れる一日券$11.00があります。
チケット売り場で予め買えますが、乗っちゃってから車掌さんから直接買ってもOK。

ケーブルカーは思ったよりゆっくりとしたスピードで進みます。
出発してすぐに登り坂に差し掛かります。結構な傾斜で、板敷きの座席の上でお尻が滑り落ちる!

途中で通勤のおばちゃんたちは降りたけど乗り込んでくる人も結構居て、車内はほぼ満員状態。
ギシギシいいながらゆっくりゆっくり登っていくケーブルカーに、おもわず声援を送っちゃいます。
頑張れ~

坂を上りきると、行く手に海が見えてきました。今日もいい天気! 海が青い!!

ここからは下り坂。かなりの角度で下りていきます。座席の上でお尻が前に滑っていく~
写真を撮ろうと立ち上がった乗客に、車掌さんが手すりを離しちゃダメ!と注意。
確かに危ないです。

前方の中央に操車機器があって、運転士さんが手と足を使ってスピードを調整してます。

今度は運転士さんに声援。頑張って~

そんなこんなで約30分かけて終点Taylor St.に到着。
窓有りの席に居ても、すっかり冷えてしまいました。ダンナの選択は正解だったか

ケーブルカーを降りて3ブロックほど歩くとフィッシャーマンズワーフ。


さあ朝食。名物のサワードゥーブレッド+クラムチャウダーをいただきましょう!
向かうはBoudin Sourdough Bakery & Cafe。

2階がレストランになってますが、1階のベーカリー脇にもテーブル席があって食事できます。
クラムチャウダーはBread Bowlのとそうじゃないのがあるので要注意(笑)

クラムチャウダーは少し塩味が強いかな。
パンは単体だとかなり酸味を感じますが、クラムチャウダーに浸して食べると全然気になりません。
ケーブルカーに乗っている間に体がすっかり冷えたので、
温かいクラムチャウダーが本当に美味

実はこのBoudin、近くのサウスコーストにもテナントで入ってるんです。
でもやっぱり“サンフランシスコで食べる”ってのがいいんだよね~

サンフランシスコに行ってきました(1)~憧れの金門橋

2007-10-10 18:36:56 | 旅行:サンフランシスコ
この週末はコロンバスデーに伴う3連休。
これを利用して、ちょっくらサンフランシスコまで行ってきました。

10月6日(土)朝6時半にIrvineを出発。I-5を北上します。
5号線にはロス市街を抜けると、途中これといって大きな街がありません。
時間節約の意味も兼ねて、サンドイッチとおにぎりを作って行って、車の中で食べました

既に冬枯れの気配漂う山を越えると、だだっ広い平原地帯。
大規模農場が地平線まで広がる間を眠気と戦いながらひたすら走り続けます。

I-580に分岐する頃には午前11時半。ここから道は東に進路を変えて山越え。
たいして険しくもない山の尾根に、おびただしい数の風車が見えてきました。
サンフランシスコ名物のひとつです。
この辺りは風が強くて、風力発電が盛んなのだそうです。たしかによく回ってました。
しかし、多いな。。。


山を越えたら再び北上。街の中を抜けて行きます。
オークランドに近づくにつれ、車の数が増えてきたなぁ~
なんてことを言ってたら、San Francisco-Oakland Bay Bridgeに到着。
橋の向こうにはもう、サンフランシスコのダウンタウンが見えてます。

サンフランシスコに渡る橋は全て有料です。Bay Bridgeは車1台$4.00也。
ちなみに出る時には料金はかかりません。
なんか、サンフランシスコへの入場料みたい

橋を渡り、午後1時15分サンフランシスコに到着!!
橋の手前の料金所渋滞で、思ったより時間を食いました。。。が、何はともあれ無事到着です。

まずは腹ごしらえ。
今日のお昼は唐宮大酒楼Tong PalaceでDim Sum点心に挑戦します。
中国系移民が多く住むリッチモンド地区にあって、地元の人がよく行くというお店。

席につくと早速、店員のおばちゃん達がお盆を持って寄って来ます。
端から蓋を開けて中身の説明を始めるんですが、早口だし中国語なまり?で聞き取りずらい

それでもなんとか中身を聞き出して受け取ると、レシートにスタンプを押して去っていきます。
回転寿司のお皿の色分けのように、品物によって値段が違っていて、
食べたお皿の枚数分を、後で精算するというわけです。

まずはチンゲン菜の炒め物、小龍包、蒸し饅頭を取ってみました。

他にも餃子、ちまき、ホタテのフライや、豚肉の炒め煮っぽいのとか、よく分からない代物とか
お昼のピーク時間帯を過ぎていたけれど、そこそこメニューは豊富。
ただ、中国人のお客さんに呼ばれると先にそっちに行ってしまう店員さんが結構居ました。
やっぱり中国語が通じる方が楽なんでしょうかね。
でも味は好かったし、値段もお手ごろでした。

飲茶はいいですねぇ。病み付きになりそうです

*****************************************
唐宮大酒楼Tong Palace
 933 Clement St. ,San Francisco,CA94118
 Tel:(415)668-3988
*****************************************

お腹がいっぱいになったので、そろそろ観光に行きましょう。
サンフランシスコの顔、ゴールデンゲート・ブリッジに向かいます。
道路標識に従って進むと、行く手に赤い橋が見えてきます。
遂に来たよ~


歩いたり自転車で渡っている人も多いですね。
見ての通りムチャクチャお天気が好いんですが、風がかなり強いです。皆さん長袖着用。
ちなみに徒歩・自転車で渡る場合は無料です。
車は1台$5.00。帰る(サンフランシスコに入る)時に払います。

車だと約3分で渡り切ってしまう。コレだけじゃ勿体無いからVistaPointへ、
と思ったら入場制限中(多分満車)で入れません。
え゛~ショック~

仕方ない。左手の山の上からの眺めが凄く良いとの話なので、そちらに上がってみます。
が、山の上の道もモノスゴイ人出で駐車する場所が見つかりません。一体何事?!

実は、コロンバスデーのイベントでU.S.NAVYの戦闘機による航空ショーが催されていて、
それを見るのに地元の人が集まって来ていたんです。普段はこんなに混まないらしい。
なんとか道路脇にスペースを見つけて駐車。ViewPointに向かいます。

アルカトラズ島です。ものすごい数のヨットは、これも航空ショーの見物のため。


お待たせしました、ゴールデンゲート・ブリッジ金門橋で~す。

やっぱ、きれいだぁ~
風は強いですが、お天気が良いので寒いということはなく、時間を忘れて眺めておりました。
戦闘機の爆音がうるさかったけどね

金門橋を堪能した後は、もう一つの名物、サンフランシスコの坂道を体験することに。
行く手に、坂道を行く車列が見えてきました。噂に違わぬ傾斜度です。

なんなんでしょう、この角度は?!

この坂を上りきった向こう側が、有名なロンバードストリートです。
坂の上が交差点なので渋滞しちゃって、少しずつしか進まない。坂道発進の連続です。
タイヤがきゅるるるるるぅぅぅっっっ!!と空回りして、車がガクンと後ろに下がる。
運転手は「バックミラーに地面しか見えない!!ありえねー」とか言ってるし、
助手席に座っててもかなり本気で怖かったです。

でも坂の上からの眺めは抜群。右奥に見えているのはコイトタワーです。

さあ、何はともあれ降りてみましょう。
こんな急勾配、急角度で狭いカーブの連続です。

しかし、この通りの両脇に人が住んでるってのが、また驚き。。。
この辺り、高級住宅地なんですって。でも、便利だとはお世辞にも言えないと思うな~

そんなことをしている内に、徐々に陽も傾いてきましたので、ホテルに向かいます。

サンフランシスコの中心、ユニオンスクエアUnion Square。

この辺りは高いビルが多くて、すでに広場は日陰になってしまっています。
通行人が多いせいか、ショーウインドウやビル壁面の飾りつけに力が入っている感じ。
なんだか日本の銀座界隈を思い出すなぁ

今回のお宿はユニオンスクエアに近いハンドレリー・ユニオンスクエア・ホテルです。
The Handlery Union Square Hotel  www.handlery.com
 351 Geary St. San Franscisco,CA94102  Tel:(415)781-7800
 ※[日本語専用予約]ヘンリー高野氏まで
     Tel:(650)827-9491  E-Mail:henrytakano@earthlink.net

お部屋はこんな感じ。

ウチラの部屋はバスタブ無しのシャワーのみ。それを除けば、快適なお部屋でした。
<備品など>
有るもの:タオル、石鹸、シャンプー、コンディショナー、ローション、シャワーキャップ
      ドライヤー、アイロン、セーフティーボックス、テレビ、冷蔵庫、無線LAN
無いもの:歯ブラシ、髭剃り、スリッパ

それにしてもサンフランシスコは宿泊費が高くつきますね。
便利なロケーションのところは単価がただでさえ高いうえに、Taxが14%も掛かるんです!
しかも駐車場代は宿泊費に含まれてなくて、別に掛かるんですよ。一晩$40前後。
車社会アメリカなのに、なんで~?!

今回の旅行費用のほとんどは宿泊費です、マジで。

アメリカの学校生活

2007-10-04 17:03:18 | 学校・習い事
アメリカの学校生活は、日本のそれとはいろいろ違っていて面白いです。

今日いつものように教室で授業が始まるのを待っていたら、
ある女の子が大きな箱を持って入って来ました。
どうやらケーキの箱みたい。
何で教室に持って入って来たんだろう?と思っていたら、教室の前にある机に置いた。

やがて先生が来て、それを見つけ、当然何だか分からないから、「これ何?誰の?」
すると、その子のお友達の女性が今日、お誕生日なんだと言うじゃありませんか。
なるほど、プレゼントしたんですね

箱が大きいから、授業が終わるまで置かせてくださいってことかな~
と思っていたら先生、
「じゃあ早速みんなでいただきましょう!」
今なんて言ったの?

そして、当の女性達がケーキを切り分け始めたじゃありませんか。

「さあ、どんどん取りに来て!早くしないと無くなっちゃうわよ!」
ええ?!ホントにいいんですかぁ?!

というわけで、みんなで楽しく授業中に(!)ケーキを食べたのでした。
日本じゃ考えられないですよね、こんなの。

アパートの騒音

2007-10-03 14:08:37 | 雑記帳
ネットで日本のニュースを見ていたら、こんな記事がありました。

マンション上階に住む幼児の足音は騒音、36万支払い命令

当時3~4歳だった男の子が室内を走り回ったり飛び跳ねたり、時には深夜まで及んだそうで、
抗議をしても、子供の父親は「文句があるなら建物に言ってくれ」と、まともに対応しなかった。
裁判官いわく「騒音が夜間、階下に及ばないよう、父親は男児をしつけるのが当然だ」と。
そりゃそうだわ。

集合住宅では、ご近所の出す“音”との付き合いは切っても切れないですよね。
ウチも昔、社宅に住んでた時に、上の階の男の子(同じく3~4歳)の足音に悩まされたな~。
社宅だけに文句も言えず・・・
反面教師で、自分の足音に気をつけるようになりましたっけ。

今の我が家は3階建ての3階なので、幸いにして上の階の足音とは無縁ですが、
休みの日の早朝、お隣の洗濯機や掃除機の音には、ちょっと参ってます。
寝坊してる方も悪いんだけどさ

アパートには本当にいろんな音が溢れてます。
足音はもちろん、テレビ、CD、楽器の練習、ペットの鳴き声、ベランダでの話し声、、、、
サッシの遮音性がいいので、窓が閉まっていれば大抵の音はシャットアウトできるけど、
自分でも日頃から気をつけなきゃな~って思います。

あと、意外な盲点?だったのが、ドアの開け閉めの音。
特に最近入った下の階の人、どうやらドアを閉める際に早々と手を離してしまうらしい。
おかげでバッターーーーーンンンンと、
アパートひと棟を揺るがさんばかりの勢いで閉まります。(いや実際揺れてるし~)

こっちの建築物は、耐震性とか気にしてないんでしょうね、筋交いとかが異常なまでに少なくて、
日本人の目で見ると何となく頼りない構造に見えます。
だから余計に怖い。
「そんなにバッタンバッタン乱暴に閉めてて、どっかが歪んできたらどないすんねん

まあ賃貸なので、家の不調は管理会社に文句を言うから良いとしても、
あの音は心臓に悪いです、ホント。。。