カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

サンフランシスコに行ってきました(1)~憧れの金門橋

2007-10-10 18:36:56 | 旅行:サンフランシスコ
この週末はコロンバスデーに伴う3連休。
これを利用して、ちょっくらサンフランシスコまで行ってきました。

10月6日(土)朝6時半にIrvineを出発。I-5を北上します。
5号線にはロス市街を抜けると、途中これといって大きな街がありません。
時間節約の意味も兼ねて、サンドイッチとおにぎりを作って行って、車の中で食べました

既に冬枯れの気配漂う山を越えると、だだっ広い平原地帯。
大規模農場が地平線まで広がる間を眠気と戦いながらひたすら走り続けます。

I-580に分岐する頃には午前11時半。ここから道は東に進路を変えて山越え。
たいして険しくもない山の尾根に、おびただしい数の風車が見えてきました。
サンフランシスコ名物のひとつです。
この辺りは風が強くて、風力発電が盛んなのだそうです。たしかによく回ってました。
しかし、多いな。。。


山を越えたら再び北上。街の中を抜けて行きます。
オークランドに近づくにつれ、車の数が増えてきたなぁ~
なんてことを言ってたら、San Francisco-Oakland Bay Bridgeに到着。
橋の向こうにはもう、サンフランシスコのダウンタウンが見えてます。

サンフランシスコに渡る橋は全て有料です。Bay Bridgeは車1台$4.00也。
ちなみに出る時には料金はかかりません。
なんか、サンフランシスコへの入場料みたい

橋を渡り、午後1時15分サンフランシスコに到着!!
橋の手前の料金所渋滞で、思ったより時間を食いました。。。が、何はともあれ無事到着です。

まずは腹ごしらえ。
今日のお昼は唐宮大酒楼Tong PalaceでDim Sum点心に挑戦します。
中国系移民が多く住むリッチモンド地区にあって、地元の人がよく行くというお店。

席につくと早速、店員のおばちゃん達がお盆を持って寄って来ます。
端から蓋を開けて中身の説明を始めるんですが、早口だし中国語なまり?で聞き取りずらい

それでもなんとか中身を聞き出して受け取ると、レシートにスタンプを押して去っていきます。
回転寿司のお皿の色分けのように、品物によって値段が違っていて、
食べたお皿の枚数分を、後で精算するというわけです。

まずはチンゲン菜の炒め物、小龍包、蒸し饅頭を取ってみました。

他にも餃子、ちまき、ホタテのフライや、豚肉の炒め煮っぽいのとか、よく分からない代物とか
お昼のピーク時間帯を過ぎていたけれど、そこそこメニューは豊富。
ただ、中国人のお客さんに呼ばれると先にそっちに行ってしまう店員さんが結構居ました。
やっぱり中国語が通じる方が楽なんでしょうかね。
でも味は好かったし、値段もお手ごろでした。

飲茶はいいですねぇ。病み付きになりそうです

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唐宮大酒楼Tong Palace
 933 Clement St. ,San Francisco,CA94118
 Tel:(415)668-3988
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お腹がいっぱいになったので、そろそろ観光に行きましょう。
サンフランシスコの顔、ゴールデンゲート・ブリッジに向かいます。
道路標識に従って進むと、行く手に赤い橋が見えてきます。
遂に来たよ~


歩いたり自転車で渡っている人も多いですね。
見ての通りムチャクチャお天気が好いんですが、風がかなり強いです。皆さん長袖着用。
ちなみに徒歩・自転車で渡る場合は無料です。
車は1台$5.00。帰る(サンフランシスコに入る)時に払います。

車だと約3分で渡り切ってしまう。コレだけじゃ勿体無いからVistaPointへ、
と思ったら入場制限中(多分満車)で入れません。
え゛~ショック~

仕方ない。左手の山の上からの眺めが凄く良いとの話なので、そちらに上がってみます。
が、山の上の道もモノスゴイ人出で駐車する場所が見つかりません。一体何事?!

実は、コロンバスデーのイベントでU.S.NAVYの戦闘機による航空ショーが催されていて、
それを見るのに地元の人が集まって来ていたんです。普段はこんなに混まないらしい。
なんとか道路脇にスペースを見つけて駐車。ViewPointに向かいます。

アルカトラズ島です。ものすごい数のヨットは、これも航空ショーの見物のため。


お待たせしました、ゴールデンゲート・ブリッジ金門橋で~す。

やっぱ、きれいだぁ~
風は強いですが、お天気が良いので寒いということはなく、時間を忘れて眺めておりました。
戦闘機の爆音がうるさかったけどね

金門橋を堪能した後は、もう一つの名物、サンフランシスコの坂道を体験することに。
行く手に、坂道を行く車列が見えてきました。噂に違わぬ傾斜度です。

なんなんでしょう、この角度は?!

この坂を上りきった向こう側が、有名なロンバードストリートです。
坂の上が交差点なので渋滞しちゃって、少しずつしか進まない。坂道発進の連続です。
タイヤがきゅるるるるるぅぅぅっっっ!!と空回りして、車がガクンと後ろに下がる。
運転手は「バックミラーに地面しか見えない!!ありえねー」とか言ってるし、
助手席に座っててもかなり本気で怖かったです。

でも坂の上からの眺めは抜群。右奥に見えているのはコイトタワーです。

さあ、何はともあれ降りてみましょう。
こんな急勾配、急角度で狭いカーブの連続です。

しかし、この通りの両脇に人が住んでるってのが、また驚き。。。
この辺り、高級住宅地なんですって。でも、便利だとはお世辞にも言えないと思うな~

そんなことをしている内に、徐々に陽も傾いてきましたので、ホテルに向かいます。

サンフランシスコの中心、ユニオンスクエアUnion Square。

この辺りは高いビルが多くて、すでに広場は日陰になってしまっています。
通行人が多いせいか、ショーウインドウやビル壁面の飾りつけに力が入っている感じ。
なんだか日本の銀座界隈を思い出すなぁ

今回のお宿はユニオンスクエアに近いハンドレリー・ユニオンスクエア・ホテルです。
The Handlery Union Square Hotel  www.handlery.com
 351 Geary St. San Franscisco,CA94102  Tel:(415)781-7800
 ※[日本語専用予約]ヘンリー高野氏まで
     Tel:(650)827-9491  E-Mail:henrytakano@earthlink.net

お部屋はこんな感じ。

ウチラの部屋はバスタブ無しのシャワーのみ。それを除けば、快適なお部屋でした。
<備品など>
有るもの:タオル、石鹸、シャンプー、コンディショナー、ローション、シャワーキャップ
      ドライヤー、アイロン、セーフティーボックス、テレビ、冷蔵庫、無線LAN
無いもの:歯ブラシ、髭剃り、スリッパ

それにしてもサンフランシスコは宿泊費が高くつきますね。
便利なロケーションのところは単価がただでさえ高いうえに、Taxが14%も掛かるんです!
しかも駐車場代は宿泊費に含まれてなくて、別に掛かるんですよ。一晩$40前後。
車社会アメリカなのに、なんで~?!

今回の旅行費用のほとんどは宿泊費です、マジで。


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