カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

ラスト2秒の悪夢

2008-09-08 09:35:25 | スポーツ観戦
9月に入り、アメフトのシーズンが始まりました。
今日は地元サンディエゴのチームCHARGERSのオープン戦初日。
知らぬ間にちゃっかりチケットを入手していたダンナ。抜かりの無いことで。。。

朝起きてみれば久しぶりの曇天。
しかし何と言ってもここは南カリフォルニア、午後になれば晴れてくるっしょ
という予想通り、スタジアムに到着する頃にはすっかり暑くなっておりました。

クアルコム・スタジアム前の駐車場は、いつものごとくテント村状態(苦笑)
くどいようですが、
ここはスタジアムの
駐車場ですよ~

車を停める場所がないじゃん!
ていうくらいに、テントがびっしり設営されてます。
バーベーキューをして
大盛り上がりの人々。

駐車場内に陣取っている人の半分くらいは、そもそもチケットを持ってないらしいです。
場の雰囲気を楽しみに来てるんだって。

さて、チケットのある我々はスタジアムの中に入りましょう。
今日がシーズン初日とあって、オープニングの国歌斉唱ではちょっとしたセレモニー
アメリカで何度もスポーツ観戦をしていて思うのは、この国は意識的に国民の愛国心に訴えかける演出をするなぁってこと。
実際、国歌斉唱の時の厳粛な雰囲気と斉唱後の盛り上がりは、日本人ならちょっと引いてしまうくらい

さあ、試合開始。
白のユニフォームが我らがサンディエゴ・チャージャース、
対するはカロライナ・パンサーズです。
チャージャー・ガールズも健在。

試合の方はしかし、チャージャーズの調子がいまいち。
昨シーズンのような勢いが無く、終始相手に押され気味の印象です。
17番はQBのリバース
頑張ってパスを出しますが、
うまく通りません。

なかなかゴールに近づけない。

一方のパンサーズは、派手なプレーは無いものの地道に攻め続け、
チャージャーズの守備陣はこれを止められずズルズルとゴール前まで進まれて、
慌てて何とか水際で食い止めるという、見ている方はハラハラしっぱなしの展開。
結局2つもフィールドゴールを決められ。0-6と先行されてしまいます。

それでも攻撃陣が頑張って、なんとかダッチダウンを決め、7-6と逆点。
うまくパスが通って
ゴール前でキャッチ!

このあとタッチダウンに成功
しかしこの後またフィールドゴールを決められ、7-9と逆点されて前半終了。

第3クォーターでも相手にタッチダウンを決められ、またひっくり返される。
第4クォーターになってようやくチャージャーズらしい動きが出てきて、
連続でタッチダウンを決め、残り2分27秒に24-19と逆転した!
もうスタジアムが揺れるほどの大騒ぎ

守備陣も粘りを見せて相手の攻撃を阻止し、残り2秒で相手が最後の攻撃。
残り時間が0となり、観客は(もしかしたら選手も)勝ったと思った、正にその時、
パンサーズのQBがゴール目掛けてパスを出し、
これをフィールド中央に居た選手が、正面から綺麗にキャッチ!!
相手方のタッチダウンが決まってしまった・・・
こんなことって、あるのか。。。観客呆然、です。
結局25-24で、
チャージャーズのサヨナラ負け。
文字通り、劇的な幕引きでした。

なんか、すっごく疲れた・・・

あまりの衝撃的な展開に、帰りの車中では二人とも言葉少なく、
口を開けば「あんな事ってあるんだ~」と繰言ばかり
今日はとにかく守備陣が良くなかった。攻撃陣も今ひとつ元気なかったし、、、
シーズンは始まったばかりです。この後、頑張って盛り返して欲しいもんです。


【おまけ】


帰る途中、
深田FUKADAで夕食。

もうヤケ食い状態?!



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