カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

独立記念日花火大会

2007-07-04 23:52:32 | 生活・習慣
日本人にとって“夏の風物詩”といえば、やっぱり花火ですよね。
梅雨も明ける頃になると、ホームセンターやコンビニで所狭しと売られ始め、店の一角を占領。
なんだか見ているだけでワクワクしてきます。
そんな我々日本人に哀しい現実。
ここカリフォルニアでは、花火の販売および使用が年間を通して禁止されているんです。

ロケット花火のパンッ!という音、聞きようによっては銃声に似てますよね。
銃を所持することが合法なアメリカ、日常的に国内のどこかで銃による犯罪が起きている。
だから国民もそういった音には敏感です。そんな人達の近くでロケット花火なんかパンパン鳴らそうものなら、すぐに警察が飛んで来るでしょうね。

加えて、ここは年中空気が乾燥していて、ちょっとした火花も火事の元ってのもあるかも。
花火なんて、火事の原因を自ら作ってるようなもんですからねぇ。。。

そんなこの国で唯一の救済措置が、それが7月4日のIndependence Day独立記念日。
この日だけは花火の使用が許可され、人々は独立記念日を祝うために花火を買い求めるのです。
そして極めつけは花火大会。各地で花火が打ち上げられ、盛大にこの日を祝福します。

せっかくの機会なので、ウチラも繰り出すことにしました。
目指すはNewPort Beach Dunes Resort。ビーチから奥まったところにある内湾です。
近くまで行くと道路脇の芝生エリアにデッキチェアを並べて花火を待つ人達。我々も加わります。
そして午後9時、目の前で勢いよく花火が上がり始めました。

た~まや~

か~ぎや~


時間にして20分弱と、日本の花火大会に比べれば短いものでしたが、なかなか見応えは充分。
今日は全米中あちこちで花火があげられてて、ウチらが居たところは見晴らしのよいところだったので、右にも左にも他所の花火が見えてました。
何だか得した気分

しかし、BGMにずーっとマーチがかかっていたのは、さすがアメリカって感じですね。