カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

運転免許取得大作戦その2~実技試験

2007-05-18 23:31:23 | 生活・習慣
学科試験に合格すると即“路上教習可能”になります。

路上教習は21歳以上の免許取得者に同乗してもらって練習するのでOK。
教習所もあるけど、普通はパパとかダンナさんに一緒に乗ってもらって練習してますね。
その際“仮免許練習中”なんて札も要りません。フリーウェイだって乗っちゃってOK。
考えようによっては恐ろしい話ですな。。。

shimaushiは路上教習はパスして(笑)
学科試験に合格してすぐに実技試験の予約をとりました。
こればっかりはインターネットではダメで、DMVに直接電話して予約します。
ラッキーなことに2週間後の予約がとれました
(↑混んでると1ヶ月くらい待たされるって聞いてたの)

さっそくダンナに試験コースの下見に連れてってもらいました。
そう、実は試験コースは毎回同じで駐在員仲間同士で代々語り継がれているのです。
予め何回か練習しておけるので、心の余裕ができて助かります。

そして当日。
学科試験の時にもらった路上教習許可証と、車両登録証、車両保険証券を持参し、
LAKE FORESTの試験場まで自分の車で向かいます。
これも日本と大きく違ってますね。
自分の車に試験官を乗せて、いきなり路上に出て受験するというわけです。

さあ、試験開始。
減点制で14点減点まで合格です。
一度の学科試験で実技試験3回まで受験可能。
とはいえ、これもできれば一発で合格したいよ~

まずは計器説明。
試験官が車の計器類を作動させるよう指示してくるので指示通りに動かします。
計器の英語での呼び名は結構知らないので事前にチェックしておいた方が良いですね。
計器説明の後、手信号の動作をチェック(のはずが、私はやらなかった。何故?)

試験官が車に乗り込んだら、路上試験のスタートです。
コースは15分程度。
一時停止や制限速度に注意しつつ、慎重に運転しなければなりませぬ。

が、しかし!

私の担当試験官は妙にFriendlyな人で、運転中にやたらと話しかけてきた。
何歳?いつCAに来たんだ?誕生日はいつ?学生か?昼間は何してるの?etcetc
あの~、気が散るんですけど~~!!!

…とも言えず、必死に会話に答えつつの運転。
これで不合格にされたらたまったもんじゃないよ?!
なんて心の中で叫びつつ、何とか事も無くDMVに帰着。

結果はその場で試験官から告げられます。
Hey!合格だよ!YouはGoodDriverだ!
・・・あーよかった

採点票を受け取り、お調子モノの試験官と握手して別れた後、窓口で最終手続き。
A5サイズの紙切れ一枚を渡されます。これが仮免許証なんですね。
ちゃち…
でも本免許証が届くまでの約2週間はコレが命綱ですので大事にせねばなりません。

ちなみに後で採点票を見てみたら、
意識して気をつけていた安全確認でかなり減点されていて、
やらなかったはずの手信号は○がついてるではありませんか。
あ、あやしい。。。
ダンナ曰く「この採点は適当だな」って・・・いいのか、おいっ?!

何はともあれ、これでカリフォルニア州の運転免許をGETできました。
これからは「ID Please」って言われた時に、
ボロボロのパスポートのコピーを出さなくても良くなるんだなぁ。
実はそれが一番嬉しい。。。(←しょうもなっ!!)