カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

電化製品はどこまで日本から持参すべきか?

2007-05-01 14:15:48 | 赴任に関するあれこれ
ご存知の通り、アメリカの電圧は120V、日本とは違います。
コンセントの形が大体同じなので、日本の100ボルト用の電気製品も一応そのまま使うことはできますが、やはり長時間使用は故障の元。
海外旅行のガイドブックにも「ドライヤーなど熱の出るものは海外電圧対応のものか変圧器を持参しましょう」なんて書いてある。

使い慣れたものを持参するのが一番望ましい。
かと言って、家中のコンセントが変圧器だらけというのはちょっといただけない。
shimaushiは日本の家をそのままにしてるので、原則現地調達できないものだけ持参することにしたんですが、“持参しなきゃいけないもの”って案外少ないんですよ。

こちらは、アパートメントだったら冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、乾燥機は備え付けのところが多い。最近のだとオーブン、食洗器、ディスポーザーもまず付いてるみたいです。
このロサンゼルスの土地柄なのか、炊飯器やご飯茶碗、味噌汁椀、和食器も日系スーパー等で簡単に手に入ります。
また、我が家では前任者からテレビとビデオレコーダー兼DVDプレーヤーを安く譲っていただきました。こういう取引は、赴任ではよくある話らしい。

<持参したもの>
・炊飯器 (アメリカには無いか高価だと思ったもので…)
・掃除機 (ちょうど買い換える予定だった)
・MDプレーヤー (アメリカではあまり普及していないと聞いた)
・DVDプレーヤー

<こっちで買ったもの>
・トースター:$20程度~ パン2枚焼くのに巨大なオーブンでは燃費が…
・電気ポット:$70程度 お茶をよく飲むので。日系スーパーにて購入
・テレビ:値段はモノによる リビングが広いので日本の小さいテレビでは哀しい
・ビデオレコーダー兼DVDプレーヤー:$100程度

ん、なぜDVDプレーヤーが2台と思った?

実は、DVDには「リージョナルコード」といって、再生可能地域を限定するために制定された地域別コードが付与されており、(アメリカは「1」、日本は「2」)、ソフトとハードのコードが一致しないと再生できないんです。
つまり日本から持ってきたソフトはアメリカで買ったプレーヤーでは観られない~
なのでウチにも日本のソフト用と現地ソフト用の2台が設置されておるのです。

それにしても掃除機は勿論、炊飯器も無理に持参する必要はなかったということなんですね~
まあ、あくまでも地域に拠るのでしょうが。
あらためて、ロスは日本人の住みやすい地域なんだなと実感。