色彩塾

暮らしを楽しむためのカラーコーディネートのポイント。ブログ公開カラー講座!

色を活かすために

2015-01-21 22:42:55 | 色彩塾
  画像はpinterestより


この9色のうち、美味しそうに見える色は、どんな色?

圧倒的に、上部の暖色系ですね。



本来、食材には暖色系の色が多いというのも関係していますが、寒色のブルーはどうでしょ。

見た目には、美しい。しかし、食べものとなると…     ちょっと食欲がなくなりますね。



人間が口にする食材で青い食べ物がないため、潜在的に食べられないという心理が働くわけです。

特に、彩度(鮮やかさ)の高い青は、人工的で食べにくいイメージです。

ダイエットふりかけとして、青いごはんになるように販売されているものも。

それほど、寒色は、味覚に影響を及ぼす色でもあります。



時々、鮮やかな青いお皿を使用しているテーブルコーディネートもありますが、食材を載せていない物が多く、

実際、そこに食材を入れると、残念ながら美味しそうに見えません。和食の文化とも実は相性が悪い。

お皿は、料理を引き立てるわき役でないといけませんね。ここでも、やはり引き算の大切さがわかります。

色を活かすための環境を整えること。キレイの極意です。



食の世界だとテーブル周り。ファッションだとベーシックカラー。インテリアだと床・壁・天井のベースカラーが色環境。

ベースを整えるからこそのカラーコーディネートです。





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