ここから拍手と歓声の街中を離れます。ゴールしたみたいで本当にいい気分でした。クールマイヨールで泊まりたいなあ・・・
ここから坂の激登りです。Refuge Bertoneまで。この小屋も炭酸水を出してくれたりと至れり尽くせりです。まだ明るい時間帯ですが、ここから標高も高く、寒くなりそうなので装備を着こんでいくことにしました。雨具もグローブも装備。
この前後で鏑木乙女塾の塾長さん御一行と前後します。いつ会っても元気一杯なんですよね。尊敬します。はい。
ここからはRefuge Bonattiまで高低差あまり無いので気楽でした。
Bonattiです。実際はもう暗い中でした。ここのコンソメスープは美味しかったです。さて、次の関門Arnuva(アニューバ)は22:45締め切り。時間感覚はわからないので、大きい峠は無いと思って先に進みます。斜面のトラバース。左に大きな山塊が見えていて、月に照らされて幻想的でした。後から地図でみるとここがグランドジョラスですね。
この辺でもう疲れが来て、加速できない。時々寒さで立ち止まって、座って休憩していると、「Alle!」と声を掛けてくれる。「行こう!」とか「頑張れ!」って事らしいです。そういうお互いの声援にたすけられて前に進んでいると、そろそろ関門時間が気になりだして、加速することにしました。実は暗くて加速しにくいし、人も多いし道は狭いのでパスできずにずるずるペースを遅くしてました。
ここで気合を入れなおし、声を掛けて追い抜きを掛けます。ちょっと危ないところもありますが、ごめん!といってパス。眠かったけどムリヤリ目を覚ました感じです。いいペースで進んでくれる人も一人いたので、その人と加速して下り。ブラックダイアモンドのライトも最大光量にして、二人で前を抜きに入ります。ようやく関門が見えて締め切り5分前。
前の係員が談笑しててゲートを開けてくれない。「おーい、どいてくれよー。」後ろからは「OPEN THE GATE!!」と叫ぶ声。そりゃそうだ。そしたら、係員が「関門が30分延びたから大丈夫よ」って言う。でも知ってるのは君だけでしょ。と思ったけど、とりあえず、バーコードチェックを受けて、エイドへ。
確かに22:45の張り紙がマジックで消して23:15に変更になってる。ということは次のLaFoulyも3:30が延びるのかなー????でも表記は3:30のままでした。
弱気になってるから自分に都合よく解釈するといういい例ですね。
とりあえず、前に進めるということで先に行きました。