goo blog サービス終了のお知らせ 

トランジション日記 ~ 変化、変遷

トレイルラン、マラソン、トライアスロンなどレースレポート、ほか、雑感の記録です

Swiss Davos マウンテンマラソン 78.5Km レース当日

2009年07月25日 | Swiss Davos Marathon

Swiss Davos マウンテンマラソン 78.5Km レース当日。

スタート時、スウェーデンの選手とダベりながら会場へ向かう。3回目らしい。
9時間台目標という事で、かなり速い奴。

スタート地点で他の参加者の同じゼッケン色(78km)の姿が妙に身軽。ザック無しのカラ荷姿がほとんど。『あれ?』おかしいぞ?と思ったら、みんな荷物ボックスに投げ込んでました。ボックスには『Bergun』という看板。これは39km先の地名だなー。どうやら、荷物を先に運んでくれるシステムらしい。これは大変オイシイ!完走確率もあがるってもんだ!
大事な装備を預けるのはちょっと不安ながらザックを預けてニコニコ。

スタート【SportsZentrum → Bergun】 (39km)

スタートは31km組と同時。その分、人数が多くてやや混雑、
まずは街中を5kmほど沿道の応援が賑やかです。
大小のカウベルをならして応援してくれるのがスイスらしいです。すぐに山道に入ります。カラ荷は体が軽いな~。
氷河急行の軌道沿いのコースもあり、渓谷と赤い列車の風景は
鉄道ファンじゃなくてもついつい見とれてしまうほどでした。
軌道横の歩道を走ります。薄い鉄板の上で足元が揺れて、これが結構コワイ。でも眺めは最高!でも足元見ると数百メートルの絶景の渓谷。見てると吸い込まれそう。見たいけど、見ないようにして走りました。
スタートから39km地点のBergunに3時間32分で到着。時速換算で11.1km/h。予定より50分ほど速く、まだまだ元気だぞ、、、と。
Bergunで自分の荷物は無事GET。

【Bergun→Keschhutte】区間13.9km (52.9km地点) 高低差 1400m 平均斜度 9.7%
ここから山岳ルート。標高2632mのKesch小屋に向けて登り。途中で老人と少年と大型犬の応援が丘の上に居るのを発見。ルックスは全く違うのに周囲の風景からどうしてもペーターとヨーゼフとアルムおんじに見えてしょうがない。
「おじ~さーんー、ペーター」とは叫びませんでしたが
心の中で絶叫。「♪口笛はなぜ~遠くまで聞こえるの~♪あの雲は・・♪」
ハイジの歌を頭の中で歌いながら・・・しまった、2番の歌詞を覚えて来なかった。んで1番の歌詞だけ何度も繰り返し。あー飽きてきた。でも歌が止まらない。
写真の様に氷河侵食のカール地形が美しいルート。
程なくKesch小屋に到着。6時間14分経過。
この区間でのスピードは時速換算で5.1km/h。
ほぼ予想通りのスピード。一番心配していた区間なのでいい感じでクリアできました。
【Keschhutte→Scallettapass】区間7.2km (60.1km地点) 標高2600m付近、ほぼ平坦。
Scalettapassまで美しいカール横の稜線をトラバース。
見飽き無い美しい風景に見とれます。
レースも忘れて写真取りまくり。何やってるんでしょうね。標高も高いせいか、息も切れ気味。心拍もすぐ上がります。
それでもふつうにヤギも居ます。
ちょっと下に牛もいてカウベルの音が谷間にこだまします。
と、ここで腹痛がしたのでトイレ休憩。宮古島のランと同じ現象だなー。いてて。

上空は黄色のヘリコプターが何度も巡回してくれます。
色からして国は違うけどサンダーバード4号を思わせてすぐ救助してくれそうで安心感大です。

【Scallettapass→ Durrboden】区間4.3km (64.4km地点) 下り600m 斜度▲13.9%

ここで下りで、右ひざに時々痛み。ある特定の下り角度とスピードでズキッと痛くなる。ヤバイ。
痛くない角度や足運びを探しながらスピードを調節。
やっぱ俺の場合、60km超えるとなんか起きるな。
大きく下ったところでエイドのDurrbodenに到着、少し安心、でも止まるとまた走り出したときに痛いからあまり長く停止しないように。また腹痛でトイレ休憩。
この時点で9:01:09経過。ゴールまであと14km。
下りなのに登りなみの時速5.1km/hにペースダウン。
予定より4割増しで遅い!『リタイヤは嫌だー!』『制限時間内にゴールしたいぞー!』と心で叫ぶ。『おじーさーん!』『ペーターー!』   いかん。 どうしても絶叫系のセリフは最後がアニメ表現になってしまう。

■【Durrboden→SportZentrum】区間14.1km (78.5kmゴール) 500mのゆるいくだり 斜度▲3.3%
右ヒザ時々痛みました。コース横の牛は草たべるのに忙しいです。
カウベルの音が伝えられればスイスっぽいんですが・・・そういえばコース中に牛のフンはいっぱい落ちてました足元注意です。
林道を大きく下って、いきなり街へ出ます。すぐにゴールのSportZentrum。
10時間45分12秒でゴール。
予想より1時間ちょい速くクリアできました。完走Tシャツとメダルと
ノンアルコールビールもらいました。
でも腹減りすぎて寒かったです。
※コースは予想以上に素晴らしかったです。山好きにはたまらないです。天気が良かったのも幸いでした。
ただレース運営はアイアンマンの方が洗練されていると感じました。


Swiss Davos レース前日

2009年07月24日 | Swiss Davos Marathon

朝はさわやかな目覚め。一人部屋はやっぱりいいです。荷物まとめてても気を使わないし。
朝食、ホテルなので女主人さんがコーヒーを入れてくれる。
後はバッフェすたいる。パンもそうだけど、チーズとハムの種類が多い多い。
チーズ名は覚えきれないですね。山チーズらしく、塩が濃いです。硬いし。
朝はさっさとチェックアウト。まずは昨日予習しておいたユースへ荷物を持って移動。坂の上のバス停までが近いけど、この荷物じゃ遠いね。バスに乗車。3駅だけど、3.9cfh(約400円)くらいかかった。一律なんだよね。このバス価格は最後までわからんかった。
ユース近くのバス停からもさらに坂。しょうがない。ザックに変形だ。
ザックにして、担いで登る。途中に牛が居てカウベルの音がスイスらしいです。
ユースについて、まずは荷物だけ2cfhで預ける。大型で使いやすい。
身軽になって、さて、10時のナンバー登録にいくぞと。
この場所も昨日の予習でバッチリ。すぐに到着。日本人の人と会ったので少ししゃべった。ブースで昨年のバッジとかグッズを色々買う。
登録はあっという間。アイアンマンと違ってバイク とか無いし。
せっかくなので付属の周遊券使って、夕方のパーティ前に氷河急行ルートを予習だ
12時にDavosからSt.Moritz。へキレイな湖。ランチを食べて、少し散策して、再び
Davosへ。あさっての氷河急行の時間を後ろへ一時間ずらしておこう。レース後は朝は起きれないねきっと。
ちょっとはやめに戻れたので1時間ほどメディカルチェックでミニ検査。
異常なしでした。
パスタパーティ。ただのスパゲティが一皿だけ。これは悲しかった。
これでは腹も満たないという事でユースに行ってチェックイン。夕食も食べる。
ここのユースは夕食も付いているというのが素晴らしいです。
部屋は4人部屋。シャワーとトイレも部屋にある。便利です。
デンマーク人、イギリス人、ドイツ人。と俺。78kmに出るのはドイツ人、
このドイツ人、よく喋るんだ。もてあましてるのは俺だけかと思ったら、イギリス人もそうだった。同じだね。
でもみんな基本的にアスリートなので、動きは似てる。念入りに翌日のパッキングを済ませる。
なぜか夕立から雷雨に変わった。明日は晴れて。お願いします。




Zurich→Davos 移動日

2009年07月23日 | Swiss Davos Marathon

Zurich→Davos
チューリッヒの市内観光&Davosへの移動日
まずは朝からさっさとチェックアウト、Zurich-HBで荷物をコインロッカーへ。
8chfもかかるのか・・・やむをえん。オマケにトイレも有料で2chf(200円)
せっかくキレイなのでこころゆくまで排泄しました。
街はキレイだね。大聖堂はもんくなし。フラウミュンスター大聖堂など色あいもステンドグラスも見とれます。
昼メシは朝食の残りパンとチョコと水。13時ごろに中央駅に戻って、
そのままDavos方面行きの列車に飛び乗り。2等列車でも良い感じです。
キップの改札はないけど写真の自動改札機に通す。そうすると日付が印字されて、
ハサミが入る。よくできたシステムです。さすがスイス。

DavosPlatz駅から今日のホテルのBundnerhofを探す。
ここはすぐ隣がスポーツセンターなので、ここで3日間泊まれれば面倒臭くないのに、
水と木しかダメらしい、やっぱ予定通りあしたはユースだなー。
無線も有線もLAN設備が無いのはちょっと閉口しました。
近くのホテルのロビーで無線LAN(有料)を間借りしました。

寝心地はいいホテルだったです


Swiss Davos マラソン 出発日

2009年07月22日 | Swiss Davos Marathon

三河安城からバスでセントレア。
ルフトハンザでfrunkfurt 経由Zurichへ18:00着。
空港からSBBの国鉄に地下で直結しててとてもわかりやすい!
Zurich-HBは広くて立派、ドイツの駅を思い出します。
いちおう明日の為に乗り換えホーム、受付など見回る。
Wollishofen駅はここから2,3駅ですぐ。
ここからユースホステルが遠い。
結構長い坂道でスーツケースをザックに変身させてテクテク上る。
ユースは新しめで結構快適。4人部屋、先客2人。
夕食は近くに歩きで探してイタリアンピザ。自家製?の野菜もちぎってくれて
釜焼きでした。炭酸水も含めて約20CHF(2000円くらい)
ユースの無線LANが有料だったのは残念。眠いのですぐ寝る。
明日は早くから観光するぞ