故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.789 「精米機とハト」のお話。

2016年02月28日 | 日記

私は“日本一のお米”と評判の高い魚沼産「コシヒカリ」を毎日食べている。これが実に美味しい。妻の実家のある新潟県十日町市で栽培された「コシヒカリ」を農家である親戚の家から直接送ってもらっている。玄米で送られたこのお米の精米作業が私の仕事のひとつとなっている。

 

“精米機”に玄米を投入し、100円コインを数枚入れるだけで、あとは“精米機”が勝手に精米してくれる。この精米作業は約4分で終了する。雪が降り悪天候が続く冬は、野鳥の餌が少なくなる時期でもある。寒さの中、頭のいい「ハト」は“精米機”の前で“おこぼれ”をジッと待っている。

 

この日も“精米機”の前で4羽の「ハト」がジッと私の行動を観察していた。私が“精米機”の設置してある小屋の中に備え付けられた「ほうき」で落ちていた数粒のお米を外にはき出すと、「ハト」が一斉に小屋の前にやってきた。

 

精米されたばかりのお米の美味しいことを、ここの「ハト」達はよく知っている。