故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.775 「そらの広場とコラム展」のお話。

2016年02月14日 | 日記

今日は昨日に続き「新潟日報・メディアシップセンター」でのお話。地上約100m、最上階の20階の展望回廊にある「そらの広場」に於いて、今月末まで≪えのきどいちろうコラム展が開催されている。私は早速、この「コラム展」を見ることにした。


コラムニストの≪えのきどいちろう≫氏は新潟県で一番多く読まれている新聞「新潟日報」に、サッカー「アルビレックス新潟」チームの観戦記や裏話などを“新潟レッツゴー!”というコラムに軽妙な書きぶりで連載している。


連載が≪100回≫となったことを記念して、この「コラム展」が開催されたという。「そらの広場」の廊下の壁に大きなパネルが15枚ほど展示され、展望回廊に来られた見学者は足を止めて「アルビレックス新潟」の足跡が記載されたコラムを眺めていた。


この日は青空が顔を出し、ガラス張りの展望回廊からは新潟市内のランドマークである“朱鷺メッセ”や“NEXT21ビル”などの高層の建物がよく見えた。「アルビレックス新潟」チームの熱烈応援団員の一人として、今シーズンの大躍進を期待したい。



 


No.774 「みなと広場と雛人形」のお話。

2016年02月13日 | 日記

新潟市内の新しい観光スポットのひとつが「新潟日報メディアシップセンター」である。このセンターは新潟市のシンボルとなっている国の重要文化財「萬代橋」のたもとにあり、私はこれまで何回となく中国・黒龍江省からの友人や観光客などをここに案内してきた。


雪雲が切れ青空が覗いた先日、私は散歩を兼ねて「萬代橋」経由でこのセンターを訪れてみた。この建物の中には1階に「みなと広場」が、4階に「みどりの広場」そして最上階(20階)に「そらの広場」と三つの広場があり、嬉しいことに全て入場無料である。


この日、1階の広場に展示されていたのは美しい「雛人形」であった。私の故郷・新潟県のものではなく、福岡県柳川市から持参した「お雛様飾り」であった。「雛人形」の前には大相撲初場所で初優勝した大関≪琴奨菊≫の新潟日報の新聞記事が掲示されていた。


なるほど≪琴奨菊≫は柳川市の出身であった。私はゆっくりと「雛人形」とその脇に「さげもん」と言われる≪7本≫のひもに“柳川毬(まり)”を≪49個≫つるした美しい飾りも一緒に鑑賞することができた。


この49個は人生50年と言われた時代に、女性は一歩引いて49年と配慮した意味を含ませているという。


福岡県柳川市から持参した「お雛様飾り」。

私は散歩を兼ねて「萬代橋」経由でこのセンターを訪れてみた。




No.773 「免税店」のお話。

2016年02月12日 | 日記

私達が海外旅行へ行くといつも立ち寄る店が「免税店」である。私は空港内にある「免税店」をよく利用している。例えば中国人の友人へのお土産として、新潟空港で飛行機に搭乗する直前に新潟の地酒やビール、チョコレートなどを「免税店」で買い求めている。


逆に帰国する際、中国の特産品などを中国にある空港の「免税店」で購入するケースも多い。今週は中国の正月休みに入っており、新潟空港でも定期航空路線のある「上海」や「黒龍江省・ハルビン」から多くの中国人観光客が訪れている。


先日、我が家から徒歩5分ほどにある「イトーヨーカドー・丸大店」も中国人観光客をターゲットにした商戦が始まっていた。3カ所ある入口には「免税」と「新年快楽 大吉大利(⇒新年おめでとう すべて物事がうまく運ぶように)」と印刷された赤いポスターが貼られていた。


初めて見た珍しいポスターなので、記念にカメラのシャッターを押してみた。この店は今までは外国人に対する「免税」の取り扱いはしていなかった。中国人観光客目薬などの医薬品、資生堂の化粧品、炊飯器などの電化製品、新潟の地酒などを購入していくのだろうか?


新潟空港へ到着した中国人観光客。 (写真は孫犁冰先生のフェイスブックから)



No.772 「総会」のお話。

2016年02月11日 | 日記

先日、JR新潟駅前にある季節料理が楽しめる「越後まる松」で、私の所属している「新潟エージレス野球クラブ」の“総会”が開催された。昨年度の事業報告と決算報告、そして今年度の事業計画と予算案が審議され、原案どおり可決された。同時に助監督・主将を含めた役員改選も行われた。

 

当クラブは総勢≪50人≫を超える部員で構成され、還暦の部(59歳以上)と古希の部(69歳以上)に分かれている。高齢化に伴い、年々元気のいい古希の部の選手が増加しており、今年は≪35人≫となった。結果として古希の部で一番若い選手は、69歳のこの私である。

 

“総会”終了後、畳の大広間に5個のテーブルが並べられ“懇親会”が盛大に行われた。ビールで乾杯した後、新潟の地酒やワイン、それに新鮮な刺身や美味しい料理を味わいながら選手同士での楽しい懇談の輪が広がった


全員で万歳を三唱してお開きとなった。今年も体力づくりに励みながら、健康で一年間、野球を楽しみたい。


“総会”で事業計画と予算案が審議され、原案どおり可決された。

“総会”終了後、大広間で“懇親会”が盛大に開催された。

全員で万歳を三唱してお開きとなった。


No.771 「冬期練習」のお話。

2016年02月10日 | 日記

昨年の11月からシーズンオフに入っていた私の所属する還暦・古希野球チーム「新潟エージレス野球クラブ」の冬期練習が2月から開始された。新潟市内では3月末まで屋外にあるグランドが降雪や風雨のために使用できないことが多い。


今後は1週間に1回のペースで室内練習場で冬期練習を実施することになる。この日は40名を超える元気のいい部員が新潟市西区板井にある「新潟市みどりと森の運動公園」の室内練習場に集合した。


当クラブの花輪会長から「今年は当クラブができて≪20年目の節目の年を迎える。大会での優勝を目指して頑張りましょう!!」との激励の言葉があり、早速、練習が開始された。

 

入念なストレッチ運動の後、ジョギング、キャッチボール、トスバッティング、内野ノックと久しぶりにボールの感触を確かめた。2か月間、冬期練習を行い4月の公式戦に備えることになる。


花輪会長(右側・赤い帽子)から激励の言葉があり、早速、練習が開始された。

初練習のため、入念なストレッチ運動を行う。

新潟市内は3月末までグランドが降雪や風雨のために使用できないことが多い。

 


No.770 「春節を祝う会」のお話。

2016年02月09日 | 日記

先日、私は新潟市中央区礎町にある「クロスバルにいがた」で≪新潟・ハルビン友好市民の会が主催した「春節を祝う会」に顔を出してきた。中国の正月をお祝いするとあって、会場には中国人の留学生や小さな子供さんを連れた家族連れの姿などが目についた。


テーブルの上には午前中に参加者の皆さんが会場脇の「調理実習室」で料理された本場・中国の手づくり“餃子”がドンと並べられた。ほかにも黒龍江省ハルビン市出身の中華料理店「張園」の社長さんが美味しい中華料理の大皿をいくつも運んで来られた。


最初に≪新潟ハルビン友好市民の会の会長さんが「ここにお集まりの皆さんとともに中国のお正月をお祝いしましょう!! 今年は当会設立35周年の記念すべき年に当たっており“日本語スピーチコンテストや中国への“使節団の派遣を計画しています。」との挨拶があった。


中華人民共和国・駐新潟総領事館の挨拶に続き、新潟市国際友好会館の近藤館長さんの元気のいい「乾杯の音頭」で、会場は中国語と日本語が飛び交う中、春節を祝う人達で盛り上がりを見せた。


≪新潟・ハルビン友好市民の会≫の会長さんの挨拶。

中華人民共和国・駐新潟総領事館の挨拶。

新潟市国際友好会館の近藤館長さんの「乾杯の音頭」

「調理実習室」で料理された本場・中国の手づくり“餃子”。




 

 

 

 


No.769 「新規開店」のお話。

2016年02月08日 | 日記

私のブログの2月3日付け≪No.764号≫で若者向けファッション店として有名な「ラフォーレ原宿・新潟」が閉店したことをお伝えした。そこから徒歩で5分ほどの場所にある新潟市中央区本町6に嬉しいことに新規に開店した店を見つけた。


以前この場所には「果物屋」があった。私の見たところ場所もよく、多くの買い物客で賑わっていたように見えた。繁盛していたこの「果物屋」の閉店の理由は、私にはよく分からない。一般的に閉店するとシャッターが閉まったままとなり、新しい店が入ってくることは少なくなった。


蕎麦(そば)で有名なあの「須坂屋そば」がここに開店するという。新潟県小千谷市に本店のある「須坂屋そば・新潟駅前店」の分店としてオープンする。この日、開店を祝う大きな花輪が入口の両脇に飾られていた。


そば好きの私にとっては機会を見て是非、行ってみたいお店である。




No.768 「絵手紙」のお話。

2016年02月07日 | 日記

2月3日は「節分」であるが、2(ふ)月3(み)日と読むことから「絵手紙の日」でもある。「絵手紙」とは自分で描いた絵に簡単な文を添えたものをいい、先日、新潟市中央区西堀の「NEXT21ビル」6階にある“ミニギャラリー”でこの「絵手紙展」が開催されていた。

 

会場にあった説明書によると「絵手紙」には3つの心得がある。1番目は「ヘタでいい・ヘタがいい」。上手に書こうと思わないで、心を込めて一生懸命に書けば相手の心にと届くという。2番目は「ぶっつけ本番」。

 

下書きをしたり、ほかの紙に練習してから書くことはしない。絵手紙には「失敗」という考え方はないという。3番目は「お手本なし」。自分の目で見たものを書けばいい。花や野菜は神様が創った最高のお手本となる。

 

会場には「はがき」の大きさから、長さが2m以上もある大きなものまで「絵手紙」を楽しんでいる数多くの方々の力作が展示されていた。




No.767 「豆まき」のお話。

2016年02月06日 | 日記

 ≪節分≫を辞書で調べると≪立春の前日。2月3日ごろ。この夜、鬼打ちの豆をまいたり、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭を刺したものを戸口に挟んだりして、邪気を払う習慣がある。≫との説明があった。

 

先日、我が家の近くの「白龍大権現神社」でこの節分祭が開催された。この神社は商売繁盛と縁結びの神様が祀られており、地元住民の厚い信仰を集めている。神社は本町商店街と人情横丁の交差点脇にあり、午後5時丁度に“豆まき”が始まった。

 

小学校5年生と神社の役員などが壇上に上がり、太鼓の合図で「鬼は外!! 福は内!!」という元気のいい掛け声が神社前を飛び交った。一斉に豆やお菓子などがまかれると買い物客や小学生達がビニール袋を片手に拾い集めた。

 

普段は静かな神社前であるが、この時ばかりは大きな歓声が上がっていた。私の孫達も「豆まき」を楽しんだようだ。




 

 


No.766 「快眠」のお話。

2016年02月05日 | 日記

先日、ある病院の待合室で「あはは」という名前の雑誌を見付けた。私の持っている電子辞書には「あはは」という単語は掲載されていないだろうと思いながら辞書を引いてみた。≪いかにもおかしそうに、口を開けて明るく笑う声。あっはっは。≫と説明されていた。


この雑誌の表紙には野菜で鬼(?)のような顔が描かれ“1日1日がもっと楽しくなる会報誌”と書かれていた。ページをめくっていくと“毎日ぐっすりと眠るために”という活字が目に留まった。就寝前にイスに座り、手のひらで全身を撫でてリラックスしていく方法が紹介されていた。

 

夜、布団に入る前に腕・胸・腹・背中・お尻・太もも・ふくらはぎと順番に両手でやさしく撫でていく。この順番は自分のやりやすいようにしても構わないという。さらに5本の手の指を足の指の間に挟み、足首を回して血行を促進するやり方も紹介されていた。


体をほぐすことで全身の血流がよくなり、快眠につながるという。早速、私も試してみることにした。

 


No.765 「新雪」のお話。

2016年02月04日 | 日記

今年は“暖冬!! 暖冬!!”と言われていたが、やはり雪国の「新潟県」である。年が明けると道路に積もるような雪が数回に分けて降ってきた。先日も我が家の近くにある孫達とよく遊びに行く「多門川公園」に出かけたら、美しい雪景色が私を迎えてくれた。


また、誰が作ったか知らないが、高さが50㎝位の「雪だるま」が公園のベンチ脇に完成していた。この公園のすぐ近くにある礎町の欅(けやき)並木の雪景色もなかなか見応えがあった。ここの欅の木は両側の歩道と道路の中央分離帯の3列に植えられている。


背が高く、高いものでビルの4階ほどまで届く欅の木である。新緑や紅葉の時期には私達の目を楽しませてくれる欅並木である。この日降った10数の新雪が落葉した欅の木の枝に積もり、白黒の世界を見せてくれた。


公園のすぐ近くにある礎町の欅並木の雪景色もなかなか見応えがあった。




No.764 「閉店と門出」のお話。

2016年02月03日 | 日記

先日、私がよく訪れている新潟市中央区西堀にある「NEXT21ビル」で大きな出来事があった。それはこのビルの1階から4階まで入居している若者向けファッション店として有名な「ラフォーレ原宿・新潟」が1月末をもって23年間続いた店を閉じたことである。

 

新聞報道によれば同店1996年度に約65億円の売り上げを記録したが、年々販売額が減少し、昨年度は14億円までに激減したという。追い打ちをかけるように地下1階にある人気のコーヒーショップ「スターバックス」も同時に閉店した。


この周辺は「百貨店」「書店」「喫茶店」「アイスクリーム屋」「レストラン」「ファーストフード店」などが次々と閉店や撤退に追い込まれ、歯の抜けたように寂しくなってきた。一方、同じ日にこのビルの最上階(19階)にある展望回廊では「結婚式」の準備が始まっていた。

 

人生の門出を迎える「結婚式」とこれから営業を終える「閉店」という2つの事象が同じビルで行われていた。外は冷たい風と一緒に雪が舞っていた。

 

「閉店」と「結婚式」という2つの事象が同じビルで行われていた。

結婚式場から見た新潟市内。



 

 


No.763 「外国を知る講座(中国編)」のお話。

2016年02月02日 | 日記

先日、私は新潟市中央区礎町の「クロスバルにいがた」で新潟市国際交流協会が主催した“外国を知る講座(中国編)”に参加してきた。この講座は土曜日の朝の文化講座として開催されているもので、今回のテーマは「中国の音楽」。

 

講師はいつも明るく元気な新潟市国際交流員の崔卅(さいそう)さん。パワーポイントを使い、タイムリーに歌の映像を入れながら分かりやすく解説してくれた。事前の準備に時間をかけた崔さんの努力の跡がうかがえる講座であった。


中国の作曲家や歌手などを歌とともにその時代背景を探っていくもので、なかなか興味深い内容であった。中国ポップスの父・黎錦暉氏の歌から始まり、中国国歌の歌詞の説明、毛沢東主席を称える歌なども聴かせていただいた。


また、懐かしいテレサ・テンの歌、中国版のNHK紅白歌合戦(⇒国中央電視台「春節聨歓晩会」)、それに人気の小虎隊、香港四大天王など、話題は広範囲に及んだ。中国の歌を聴きながら楽しく歴史の一端を勉強させてもらうことができた。







No.762 「タレカツ丼」のお話。

2016年02月01日 | 日記

旅の楽しみはいくつもあるものだ。一つは風光明媚な名所・旧跡などを巡ること。二つ目にその土地の名物を食べることがあげられる。私の教え子が新潟へ来た時、昼食に何を食べてもらおうかと考えた。

 

魚のおいしい新潟の「寿司」も考えたが、中国人には刺身など生の魚を好まない人もおられる。私達は見学先の新潟県庁の食堂で食べたいメニューを考えることにした。ここの食堂はラーメン・うどん・そば・定食など豊富なメニューがある。

 

揚げたてのトンカツを“甘辛醤油ダレにくぐらせ、それを炊き立ての新潟米の上に乗せたカツ丼が新潟市発祥の「タレカツ丼」である。味噌汁が付いて一人前、500の「タレカツ丼」を注文することになった。

 

午前1130分過ぎ、食堂が多くの県職員で混雑する前の静かな環境の中でゆっくりと「タレカツ丼」を頂戴することができた。


新潟県庁食堂の「タレカツ丼」一人前、500円であった。

夕食はデパートの食堂でホッケ定食やカキフライ定食などを注文した。

新潟県庁見学。