故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.721 「中国を話そう」のお話。

2015年12月22日 | 日記

先日、私は“新潟・ハルビン友好市民の会”が主催した今年最後の「中国を話そう」というイベントに参加してきた。この日の講師は上海華東師範大学に留学し、今年7月に卒業された中村良子さん。プロジェクターを使い、テレビ画面に上海市の様子を写し出し、出席者に分かりやすく説明された。

 

上海市は人口が約1.800万人の大都会である。私は何回となく訪れている上海市であるが、もっと南の暖かい地方にあると思っていた。講師の中村さんの説明によると、上海市の緯度は日本の鹿児島県の桜島とほぼ同じ位置にあり、冬は寒いとのこと。川が流れ、橋があり、多くの自然に囲まれた同大学は、上海市内で一番美しい大学キャンバスと言われている。

 

同大学は17学部あり、学生数は約34.000人。私が勤務していた黒龍江大学とほぼ同じ学生数である。中村さんは小学校時代、中国で学んだだけあって中国語のレベルが高く(新HSK6級)、大学1年生を飛び越して、いきなり2年生に編入し、4年制大学を3年間で卒業されたという才女でもある。

 

外国人留学生は韓国人が一番多く、次は日本人だという。黒龍江大学ではロシア人留学生が一番多く、韓国人、日本人と続いていた。中国のどこの大学でも韓国人留学生は多いようだ。上海で人気の高い観光地から上海ガニ、就職動向の話まで、話題は広範囲に及んだ。この日も貴重な上海の最新事情を、若い女性講師からお聞きすることができた。

 

この日の講師は上海華東師範大学を今年7月に卒業された中村良子さん。

自然に囲まれた同大学は、上海市内で一番美しい大学キャンバスといわれている。

学生寮の外観。

学生寮の内部。

学生食堂の内部。

上海の有名観光地「外灘」。

中国茶を飲みながら、中国のお菓子を頂戴した。

 

 

 
 


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