故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.725 「餃子パーティ」のお話。

2015年12月26日 | 日記

先日、私は黒龍江大学の先生で、現在、新潟県立大学で中国語教師をされている趙延軍先生ご夫妻から≪餃子づくりパーティ≫の招待を受けた。会場は趙先生ご夫妻が住んでおられるアパートの一室。

 

台所には前日から準備作業に取り掛かったという“きくらげ料理”、油で揚げた“ピーナツ”、それに“干豆腐料理”など懐かしい中国・ハルビンの郷土料理が皿に盛られていた。趙先生の奥様は手慣れた手つきで餃子の皮に具を乗せ、リズミカルに指で包んでおられた。この作業は早く、餃子の形も一様であった。

 

私達もさっそく餃子の皮づくりから教わることになった。直径2~3㎝の厚い皮を専用の棒を器用に回しながら7~8㎝の薄い円形に伸ばしていく。かなりのスピードで趙先生は円形の皮を作っていった。私達も見様見真似でトライした。皮は思いとは別になかなか円形になってくれなかったが、なんとか餃子の具を包める形になった。

 

その出来上がったばかりの湯気の立っている餃子を酒のつまみに、私はアルコール度≪50%≫の黒龍江省伊春市特産の「白酒」で趙先生と乾杯を重ねた。パーティ終了後、このおいしい餃子をお土産に頂戴した。趙先生ご夫妻の心温まるおもてなしに感謝申し上げたい。

 

趙延軍先生ご夫妻を囲んで記念写真。

強力粉と薄力粉を半々に混ぜて餃子の皮をつくる。