・小鳥たちがカマビス ( 喧 ) しく鳴く。
ケン
かまびす(しい)、やかま(しい)
喧
【解字】形声文字。口+宣。音符の宣は、のべるの意味。口を付し、大声でのべる、かまびすしいの意味を表す。
- かまびす-しい(かまびすし)。やかま-しい(やかまし)。大声でがやがや言う。
- 盛大なさま。きわだって現れるさま。
<新漢語林より>
ホッ、書取りの問題で助かりました。笑 (でも「姦」と書いてしまったけど)
だって、”かまびすしい”って言葉自体あまり(まったく)使ったことがないですから。
この字のキモは、「カマビスしい」という言葉とゆうか読み方。
漢検出題者にとって、「喧しい」を是が非でも「カマビスしい」と読ませたいはず。
でも、読み取りの問題では ”カマビスしい” 限定で読ませるのはおそらく無理。
”カマビスしい” の他に、”ヤカマしい” とも読むのだから。
1.小鳥たちがカマビスしく鳴く。
2.小鳥たちがヤカマしく鳴く。
のどちらでも正解にすると思う。(たぶん)
でも、ここは厳しく「2」は不正解としていただきたい。
古き良き日本語を愛する人ならば、
小鳥がうるさく鳴くのは ⇒ カマビスしい
と拘って読んでほしい。
小鳥が鳴くのは ”カマビスしい” じゃないといけません。