続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

神さま、お願い!

2014-03-18 16:21:10 | 日常
 年をとると、疲労感はすぐに出ず、日を置いて出るという。
 つくづくその通り・・・「歩こう会」に継いで叔母の葬儀と気疲れする用件でしばらくは呆然としていたけれど、今ごろになって足が重く身体全体が固まってしまったようなだるさに襲われている。

《老化》は明らかにわたしを蝕んでいる。もう無理の利かない身体なのだと落胆し、自嘲している。
 改善の策はあるのだろうか。日々の努力を惜しみ、家に閉じこもってばかりいる。体操器具は二階に二種用意してあるけれど、三日坊主。
 これではいけない! だから何とか家事だけはリハビリ感覚でこなしているつもりだけど・・・手抜きだらけ。


 死ぬまで自分の足で歩くことが、生活の第一目標。


 98歳の叔母は5年前から歩行困難になり「歩けないものは歩けないんだよ!」と娘であるヒロちゃんに言い放ったらしい。「それからもう歩くことを諦めちゃって・・・」とヒロちゃんは口をつぐんだ。
「耳も遠いから集団生活には馴染めないの。ショートステイで家を出るときは一騒動、机にかじりついて離れないけど、力だけは残っているのね。引っ叩かれたこともあるわ。認知が進んでも他人の事は分かるらしくて、見かねて介護の人が助っ人に来ると諦めるわ。それも辛いけど・・・」

 悲しいけれど、いづれわたしにも起こる現実。

 バリバリ動けるいい薬を期待するけど、わたしのような役に立たない年寄りがいつまでも元気でいるのも考えもの。
 
《神さま、どうか、わたしをいつまでも(死ぬまで)歩かせて下さい。》

『ポラーノの広場』271。

2014-03-18 06:28:58 | 宮沢賢治
ことにこの前ファゼーロと別れた辺からテーモの家までの間に何か落ちてないかと思ってさがしたりつめくさの花にデステゥパーゴやファゼーロのあしあとがついてゐないかと思って見てまはったりデステゥパーゴの家から何か物音がきこえないかと思って幾晩も幾晩もそのまはりをあるいたりしました。


☆全ての文に返(元に戻る)化(形、性質を変えて別のものになる)を絡(むすびつける)詞(ことば)を検(調べ)課(割り当てる)。
 化(形、性質を変えて別のものになる)に、仏が隠れている詞(言葉)を企て、伴う記(書き留めること)を番/組み合わせている。

『城』1567。

2014-03-18 06:13:15 | カフカ覚書
それどころか、ふたりは、あちこち道草をすることがおもしろくなりだしたらしかった。風と夜の落ち着かない荒天のために、かえって浮かれだしたのである。

 風/wind・・・空虚。

☆それどころか、両者とも、あちこち見回すことが面白くなり、要するに空虚な死の動揺のためにかえって熱狂しだしたのである。