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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

母の亡くなった年令。

2011-12-27 06:29:11 | 日常
 母の命日を忘れてしまった。

 もう25年も経ち、日々の忙しさに・・・いえいえ、怠慢で・・・。
 毎年この日だけは朝からしんみりお線香を上げてお墓参りをしたのに、今年ばかりはすっかり忘れてしまった。今日明日中にはお墓参りに行かなくては!


 母の命日を忘れたことにショックを受けた。しかも今年は母の亡くなった年令になったわたしなのに。
 亡くなる前の5年間くらいは床に就いたままだった母。長かった闘病生活、それを思っただけでも涙していたのに・・・忘れてしまう日が来るなんて・・・。

 いつか(そのうち)、わたしも必ずやその日を迎える。
 でも、息子たちに言いたい。
「お母さんの事なんか、すぐに忘れていいんだよ。」

 わたしはいつも言っている。「お母さんが死んでも泣かなくてもいいよ。お母さんはお母さんなりに人生を楽しんだから」と。
 病に伏せっていることを考えれば、多少の不具合はあっても元気に過ごせる幸せ、十分満足している。

『城』696。

2011-12-27 05:59:11 | カフカ覚書
いいえ、お答えくださらなくても、わかっています。あなたは、平気であの人をごらんになったのです。

 答え/antworten→entwurdigen/尊厳を冒す。
 平気で(我慢して)/ertragen→ertrinken/溺死する。

☆いいえ、尊厳を冒さざるをえなくても、わかっています。非常に沢山の溺死があったことを。