徳島ラーメンというと、真っ先に思い浮かぶのが、「いのたに」だと思います。
また、全国的には、「東大」が有名かと思われます。さらには、「三八」、「ふく利」、「巽屋」、「春陽軒」、「やまきょう」など、多くの有名店があります。
けれど、地元では、こうした有名店とは別のお店を「源流」と考えています。
その代表的なお店が、「名東軒」です。
http://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36003036/dtlrvwlst/5085794/
地元ではかなりの有名店です。
一般的には、「広東」が徳島ラーメンの源流と言われてはいますが、名東軒のスープにこそ、その源流を感じられるんだそうです(地元のラーメンフリークさんの話)。
http://www.geode.co.jp/column/kadokami/2007/12/13/post_2.html
さて☆彡
眉山の麓近くの住宅街の一角にひっそりと佇んでいるお店が、名東軒でした。
辺鄙な場所にありながら、お客さんはいっぱいいました。
店員さんはちょっと怖い感じ(苦笑)。声をかけたら、裏に呼ばれそうな感じ((^_^;))
メニュー。
この日4軒目とあって、さすがに肉入りは食べられないので、「小玉子入」(550円)を頂きました。
いやー、もうなんともうっとりさせられるヴィジュアルで。。。
完璧なヴィジュアルでございます。
で、スープを一口飲んだ時に、もう、その瞬間にフリーズしてしまいました。
味的には、徳島ラーメンっぽいんですが、全然こってりしていないんです。
本当に昔ながらのラーメンのスープという感じ。
首都圏の人が食べても、「昔ながら」を感じると思います。徳島では経験したことがない感覚。
なのに、味は確かに、徳島ラーメンの味。
え???
なんか、変な感じ。。。
これ、一杯目に食べるべきだったかも。。。
でも、確かに、「徳島ラーメンの源流」を感じる味でした。
1971年創業なので、42年の歴史をもつお店なんですね。
http://sizuokajin.blog61.fc2.com/blog-entry-2909.html
その当時は、まだ、「徳島ラーメン」なんていうブランドはなかったし、確立もされていなかったと思います。
その時代から、この味を出していて、それを出し続けているなんて、、、
素敵です。
ロマンがあります。
黒いスープに混ざり合う黄色い生卵。
美しく、そして、美味しすぎます。。。
でも、それにしても、このラーメンが、源流の味なんて、、、
すごいレベル高いですよ、、、(^_^;)
さすがは、全国でも有数のラーメン王国県でありますこと。。。
それにしても、今回は本当にいいお店ばかりまわっている気がします。
生きててよかった。。。(大げさ?!)