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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

くるまやラーメン北谷津店@千城台 激ウマ「雷タンタンメン」に撃沈!

みなさん!

突然ですが、、、

くるまやラーメン

ってご存知ですか??

…って、知ってますよね、、、(;´・ω・)

でも、若い人だと、知らない人もいるかもしれません。。。

僕ら世代だと「ああ、くるまやね~」って感じですかね、、、!?

今回は、「若葉区にとんでもない素敵なくるまやラーメンがあった!」というレポです!

その前に、まずは「おさらい」。

ウィキペディアによりますと、…


1968年(昭和43年)に、創業者の草野光男が当時の国鉄綾瀬駅前にて「うどん・そば店」を開業。その後、1970年(昭和45年)に観光バスを改造したラーメン店を国道4号沿いの駐車場内で営業を始めたのが名称の由来となった。

引用元はこちら


と書いてあります。

ラーメン屋としての「くるまや」は、1970年、なんと「観光バス」を改造したお店から始まっているんですね。(知らなかった…)。ということは、今年で創業50年ってことになります!!

創業者は、「草野光男さん」という人。この人とその息子さんの歴史を知ると、ますます「くるまやラーメン」が面白く見えてきます。(草野さんについてはこれまでもいっぱい書いてきましたが…)

こちらのネット記事には、こう書かれています。


全国で600余店を展開した「くるまやラーメン」。東京足立区で大型トラックの運転をしていた草野光男さんが、屋台の立ち食い蕎麦をはじめたのがきっかけだった。当時はモーターリゼーションのうねりが日本じゅうを席巻し始めた頃。草野さんの蕎麦屋はたちまち繁盛し、これに自信を深めた草野さんは、店を知人に譲り、中華料理の修行に入る。センスのいい草野さんは半月でメニューをマスター。日光街道沿いに車のバンを改造しラーメン店を開く。さらに繁盛するとバスを改造して、店をつくった。これがのちのくるまやラーメンのルーツだ。車から起こしたということで命名した。

1972年にフランチャイズ1号店を開くと、わずか数年で100店舗まで増える。その後も順調に店舗数を増やし最盛期には直営店273店、フランチャイズ店390店まで拡大する。

しかし1997年、メインバンクである当時の長銀から、なぜか設備機材の償却期間をそれまでの5年から1年に変更することを求められたのだ。厨房機器などの機材の償却期間が一気に5分の1になるわけなので、債務超過に陥ることになる。これを理由にくるまやラーメンの運営会社「栄商事」の社長就任を要求されたのが光夫さんの長男、草野直樹さんだった。

直樹さんは、高校時代からくるまやラーメンの取締役で、大学卒業後は修行のために居酒屋やレストランを展開している飲食会社に就職した。しかし25歳の時にその会社がラーメン事業を始めたため、退社してくるまやラーメンに就職。メインバンクから社長要請を受けることになったのは翌年のことだった。そして就任2ヶ月後で会社更生法の申請を余儀なくされたのだった。…

引用元はこちら


伝説のラーメン店「くるまや」の歴史が分かってきます。

くるまやの運営会社は倒産したにもかかわらず、今も各地に「くるまやラーメン」があるのはなぜか?

今回、くるまやラーメン北谷津店の店主さんから聴いた話を重ねると、上の文章にある390の「フランチャイズ店」の存在によるところが大きい、ということが分かってきます。

運営会社=本部の倒産により、「直営店」はどこも経営危機に陥った(そのほとんどが廃業になったと思われます)。しかし、直営でない「フランチャイズ店」のオーナーさんたちが奮闘し、その危機を乗り越えていった、ということのようなのです。

一般に「直営店」より「フランチャイズ店」の方が、弱い立場にあると思われがちですが、くるまやラーメンの場合は、そうではなく、フランチャイズ店のオーナーさんの方が気合いが入っていた。自助努力も半端なかった。もちろん今回ご紹介するくるまやラーメン北谷津店の店主さんも、その一人だったそうです。かつての本部とも、かなり激しい言い合いもしたとかしないとか、、、。

今、現存する「くるまやラーメン」(フランチャイズ店)は、そんな危機を乗り越えてきた「力のあるお店」ばかりなんですね。

そう考えると、今こそ、「くるまやラーメン」を食べるべき時かもしれない、とそう思うのです。こちらのくるまやラーメン北谷津店も創業40年以上とのことで、店主さんもご高齢になってきています。その当時、経営破たんに直面しつつ、その危機を乗り越えたフランチャイズ店のオーナーさん・店主さんも、いいお歳だと推測されます。

 

…というわけで、、、

若葉区の奥地(?)に存在する歴史的なくるまやラーメン、

くるまやラーメン北谷津店

にやって参りました!!

この北谷津店、とんでもない凄すぎるラーメン店だったんです!!

なんで、こんなに素敵なお店を今まで知らないで来たのだろう?、と。

このお店も知らずに、「千葉のラーメンブロガー」って名乗ってきた自分が恥ずかしい限りです。無知の極みですね。己を知れ、バカ者よ!って感じです。このくるまやラーメン北谷津店を知らずに、千葉のラーメンを語るな、愚か者よ!と、千葉ラーメンの神様に怒られた気持ちになりました(苦笑)

場所は、、、

こんなところにあります!! とてもディープな場所です…。

ラーメンフリーク向けに言えば、「ラーメン神月」の少し先と言えばすぐに分かってもらえるでしょうか。また、僕は詳しく知らないのですが、かつてTVでも話題になったとされる「食事処よかった」のすぐ隣にあるお店です。(この食事処よかったにもいつか行ってみたいなぁ。。。)

で、店内に入ると、、、いきなり、、、

電動で出てくるアルコール消毒液、、、

これ、凄いんです。手をかざすだけで、自動的にアルコールが出てくるんです。

プッシュボタンを押すところにウィルスが付いていないか心配になりますが、これなら、ボタンを触らなくてよいので、安心です!

メニューです!!!

実に色々とあります。

基本的には、「おゆみ野店」と似ているというかなんというか…

おつまみ、アルコール、セット、色々あります。

で、僕の目に留まったのが、、、

こちらの「雷タンタンメン」です!!

この店一番のおススメ&オリジナル麺ってことで、、、

これがもう抜群に美味しかったんです!!

また、この「カレーラーメン」もちょっと見過ごすことはできないかな、と。

くるまやラーメンで食べるカレーラーメン…

かつておゆみ野にあるくるまやラーメン@学園前でカレーラーメンを食べています

というわけで、、、

ジャジャーン!

雷タンタンメン

雷、降臨!!ww

もう見た目で、只者じゃないことが分かります。

まず、色からして、、、

これは…

限りなく黒に近い赤色のダークで神秘的なスープにびっくり。

その中央には、「雷玉」とも言うべき肉味噌団子?が乗っています。

ニラ、ネギ、玉ネギ、そして、半熟の味玉、、、

鮮やかで、独特なヴィジュアルのタンタンメンになっています。

スープを飲むと、、、

これが、もう脳天ぶっ飛ぶほどに旨い、、、Σ(゚д゚lll)!!

何なんだ!??!? このスープは、、、

辛い、けど、どこまでも深みがあって、味わい深い、、、

「旨い」とか「美味しい」とかではない「深淵さ」…。

たまらず店主さんに聴くと、なんと「牛テールスープ」なんだとか!!

この美味しさ、「牛テール」だったか、、、。

ってことは、つまりはカルビスープ風のアプローチってことか!?

店主さんも、韓国料理(チゲ鍋等)からヒントを得たと言っていました。

この雷タンタンメンは、それこそ町おこし系B級グルメブームの際に台頭した「勝浦タンタンメン」と出会うことで、それに触発される形で生まれたものらしいです。

「勝浦タンタンメンだっけ!? あれ、食べに行ったんだよ。でも、あれ、ラーメンにラー油をかけただけじゃない? もっと美味しいタンタンメンを作れるだろうと思って、研究して、これができたんだよ」…

そうだったんだ…。つまりは、「打倒、勝浦タンタンメン」!?!? というとあれですけど、勝浦タンタンメンに触発されて、オリジナルのタンタンメンを店主さんが自ら作り上げた一杯だったのです。

ともかく、このスープはめっちゃ旨いです。辛さは(最初はそれほどでも…)

辛い牛骨ラーメンのような、あるいは、チゲ風ラーメンのような…

 

そこに、唐辛子二種(一種は韓国の唐辛子らしいです)と味噌を加えた肉味噌を溶かしていきます。

そうすると、あれよあれよと、スープが赤く、辛く、刺激的になっていきます。

どんどん辛く、スパイシーに変貌していくんです。

なんだこれは!?!?!、という。

美味しい牛テール醤油スープが、激辛味噌スープに変わっていくじゃないですか!?

これはもう、発見伝の藤本君も、才遊記のゆとりちゃんも、有栖涼さんも驚きだ(苦笑)

芹沢さんの驚く顔も浮かんできます。(;´・ω・)

基本のスープが美味しいので、辛くなっても美味しさはそのまま!!

いや、それ以上の美味しさに変わっていくと言ってよいでしょう!!

麺はこんな感じです。

これは、細麺ですね、、、。

とってもいい感じの麺でした。

で、、、

続きまして、、、

ジャジャーン!

カレーラーメン

です!!!

こちらは、どちらかというと、優しい味わい!?

とろみのついた北インド風?のトロトロスープのカレーラーメン。

なんというか、お蕎麦屋さんで食べるカレーうどんのラーメンバージョンみたいな!?

トロトロで、まるみがあって、まろやかで、優しい味わいですね。

zoom up!

見てください、このトロトロスープ。

ホント、アツアツ、トロトロ~って感じです。

上の雷タンタンメンは夏場に食べて元気を出して、

このカレーラーメンは寒い冬場に食べてぽっかり温まる、みたいな!?

そんなイメージのトロトロなカレーラーメンでした。

麺は、上の雷タンタンメンと違って、太麺になっていました。

ここに太麺をあててくるところも、どこか「カレーうどん」みたい…。

きっと、モチーフは、「蕎麦屋のかれーうどん」だ、、、(;´・ω・)

そんな、うどんを感じさせる太い麺でした。

で、、、

こちらがくるまやラーメン北谷津店超自慢の、、、

シソ餃子

です!!

これ、餃子として、めっちゃ完成度が高いですよ。

久々に、餃子で感動したかも!?!?

豪快でワイルドで焦げ目があってパリパリで、、、

醤油をつけなくてもガンガン行けちゃう美味しさ。

ニラ&肉もいっぱい入っていて、重量感たっぷりの餃子でした!!

これも、ここに来たら絶対に食べたい逸品ですね!!

***

というわけで、、、

若葉区の果てというとあれですけど、、、(;´・ω・)

若葉区の奥深くの創業40年以上のくるまやラーメン北谷津店の初レポでした!

ここの「くるまやラーメン」、本当に素敵だったなぁ、、、。

店主さんも、40年以上このお店を守ってきた貫禄もあって、素敵でした。

こうなると、千葉県内の「くるまやラーメン」も制覇したくなってきたな…。

「ラーメンショップ」はかなり色々と食べ歩いてきたけど、、、

「くるまやラーメン」は、「おゆみ野店」くらいかな??

でも、「四街道店」「土気店」「大網店」「八街店」「実籾店」「東金店」「茂原店」「姉崎店」「袖ヶ浦店」「一宮店」「大原店」「館山店」「北条店」など、いっぱいありまして、、、(;´・ω・)

まだまだ「くるまやラーメン」を語るには、あまりにも経験値が足りない、ということだけ、今回よ~く分かりました(;´・ω・)

それに、この「くるまやラーメン」から、新たに「ばんから」や「ガキ大将」や「ばんだい」も生まれたりしているわけで、この「くるまやラーメン」の全貌を明らかにするには、あと10年くらいは必要な気がしてきました…。

お店の前に、なんとバス停がありました!

停留所の名前は「北谷津ゴルフ・乗馬クラブ入口」!!

なんと、「ちばフラワーバス」で行けるじゃないですか!!

詳しくはこちら!

ちょっと感動しました。

お隣の「食事処よかった」も、実はかなりの有名店らしく、、、

あいにく、この日は営業していませんでしたが、、、

ここにもいつか来たいなぁ、、、

(嗚呼、食べていないお店がいっぱいありすぎて、、、(;;))

というわけで、、、

こちらの幻のメニュー「雷タンタンメン」の激アツレポでした!!!

みなさまも是非!!!!

コメント一覧

ミキオ
なるほど、そういう事だったんですね
くるまやラーメンは昔からよく知っていて各地で行きましたが、どこも昔からよく知ってるそこの北谷津とは違っていて不思議に感じていました
特にそこの北谷津店はチャーシューがボリューミーで好きでしたね
けどよそのくるまやへ行くと違う感じでなぜだろうと思っていました
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