2019年9月9日。
三重県から千葉県に引っ越してきて、38年（くらい）。
今日ほど、激しい台風を経験したことはなかった。
きっと沖縄や九州や四国の人たちは、こういう台風を日々経験しているんだろう。
でも、千葉で、こんなに凶暴な台風を経験するとは、、、
…
朝から、JRは、これまで経験したことのない壊滅状態。
内房、外房、成田線、総武本線、全部動かない。
結果、終日、復旧しないとか、、、。
成田方面も終日運休で、成田空港には1万人ほどが足止めされたとか。
（海外から来た旅行客のことを考えると、胸が痛くなる）
朝、都賀駅では、朝8時くらいから復旧するという話があって、
その後、9時くらいとなり、更に、昼過ぎとなり、、、
話が二転三転した。
…
でも、実際は、とんでもないことが起こっていた。
僕ら千葉人には慣れ親しんだ「東千葉駅」が、壊滅状態になっていた。
僕は朝からどうしても職場に行かねばならなかったので、急遽自転車に切り替えた。
台風の中、自転車で職場に行くのも、ちょっと怖かったけど、行かざるを得なかった。
で、職場で、東千葉駅がとんでもないことになっていると知った。
午前中にすべき仕事をして、この目で東千葉駅を見ておきたいと思った。
（本当は、この近くのお店のあのラーメンが食べたくて…(;´･ω･)）
14時過ぎの東千葉駅。
作業員の方が懸命に復旧作業を行っていた。
あの東千葉駅がここまで壊されていたとは、、、。
もともと古い駅で、お世辞にも頑丈とは言えないものの、、、
駅の屋根が、一部じゃなくて、ほとんどはがされている…。
そのすべてを、丁寧に作業員さんがはぎ取っていた。
「これは…、今日の復旧はまずなさそうだ…」
そう直感した。
ただ、死者等はおらず、現場に「悲壮感」はなかった。
深夜の台風でよかった、といえばよかった。
のんき（？）に駅を眺めていても、誰も何も言ってこなかった。
剥がれ落ちた駅の屋根の上に、作業員さんがのぼって、解体作業を行っていた。
線路の上に、作業車が数台止まっていた。
普段慌ただしい東千葉駅の「時」が止まってしまったかのう。。。
東千葉駅のホームの屋根の大部分がこんな感じになっていた。
1日2日で、どうにかなるものなのだろうか。
しかも、14時過ぎ頃、めちゃめちゃ暑かった…。
台風も地獄、その後も地獄、、、。
途方に暮れる気分だった。
…
そして、僕は、あのお店を目指すのだった。
東千葉、猛暑、汗だく、、、
そう、あのお店を、、、
超大型の台風だったのに、営業していたのだ。
あのお店、、、
あのラーメン、、、
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