ニュージーランド・オークランドのラーメンめぐり、第七弾!
一つ前のMarutenも街の中心から少し離れていましたが、
更に、中心から離れていきます。
中心のシンボルのタワーも、こんなに遠くに見えます…
誰も知らない見知らぬ街で、一人でこんなところに…
向かうのは、オークランドの実力派のラーメン店。
こちらです!!
RAMEN DO
です!!
日本語表記だと「ラーメン道」となるみたいです。
日本にも「ラーメン道」というお店、ありますよね…
日本人は、道=Taoが好きなんですよねー、ホント。
こちらのお店の場所は、
こんな感じです。街の南部ですね。
わりと、街中からバスでさくっと行ける距離かな、と。
ただ、歩くとなると、結構距離があります。
この先だと、あとは「ZOOL ZOOL」というお店があるのみ、かな。
今回は断念したけど、このZOOL ZOOLも人気のお店みたいです(;;)
さて、、、
街の中心から離れているものの、店内は、こんな感じでとても賑わっていました。
うん、地元の人気店って感じですね。
街中のお店よりも、客の出入りが活発なように見えました。
やはり、ラーメンというのは、生活に根付いた料理なのかもな。
このエリアは、住宅も多くて、現地の人が多く住んでいるエリアでもあります。
もちろん、お客さんも「日本人観光客」ではなく、地元の人たちメイン。
Popular Ramen Rankingなんていうものがありました。
一位は味噌で、二位が豚骨塩で、三位が魚介醤油で、四位が昔醤油。
Mukashi Soyという表現がいいなぁ~、、、
しかも、Bonito soupっていうから、まさに鰹節スープ!
こりゃ、また悩みそうだ、、、
Ramen Do is a legendary Japanese technique for creating a delicious Ramen soup base.
ん!?
直訳すると「ラーメン道は美味しいラーメンのスープストックを創造する伝説的な日本の技術です」
で、最後には、「Please try our HOKKAIDO Ramen」って書いてあります。
あ、RAMEN DOって、「北海道」の「道」のことなのかな??
HOKKAIDOのDO.
そうかもしれない、、、
…
そう、このお店は、ずばり「北海道ラーメン」をコアにしたコンセプチュアルなお店。
聞けば、店主さんは北海道の「弟子屈ラーメン」で修行された方なんだとか!!
その方が、今から6年前にオークランドで開業させたのが、このお店なんですって。
すすきのにある弟子屈ラーメンで修行した後に、独立して、こちらで開業、と。
なので、ちゃんと真面目な北海道ラーメンを出すお店だということなのです。
メニューは、もうむちゃくちゃあります。
一度来ただけでは何も語れないお店系…(苦笑)
イチオシは何といっても、Hokkaido Miso Soupのラーメン各種ですね。
中でも、人気はやっぱり「Spicy Miso Ramen」とのこと。
やっぱね、、、(;´・ω・)
更に、Gyokai Soy Ramenなんてものもあります。
遂に「魚介」も「Gyokai」になったか、、、(感無量)
また、「白湯系」のラーメンも揃っていますね。
Soy RamenとMukashi Ramenを食べ比べてもみたいなぁ、、、
豚骨醤油と魚介醤油の違いっぽいけど、、、
どっちも美味しそうだなぁ、、、
いやー、ここ、オークランドだぜ、、、(;´・ω・)
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!
RAMEN DOイチオシの一杯、
Spicy Miso Ramen + 1 pork belly
を頂きました!!
Spicyといっても、スープは赤くないです、、、
お盆の上に、日本の七味唐辛子が置いてあります。
なるほど、自分好みにできるってわけか。。。(;´・ω・)
しかし、このヴィジュアル、素晴らしいです。
zoom up!
これ、日本で出てきても、普通に驚けるレベルですよ。
なんて、素敵なヴィジュアルの味噌ラーメンなんでしょう!!
スープは、若干、ちょい辛いかなぁという味噌ラーメンでした。
かなり本格的なアツアツの味噌ラーメンですよ。
ニュージーランドらしい味噌ラーメンというよりは、
日本で食べる美味しいアツアツの北海道味噌ラーメンという感じ!?
千葉でもしこのラーメンが出たら、普通に「美味しい味噌だね~」って言いそう。
それくらい、海外感のない真面目なアツアツ味噌ラーメンになっていました。
いやー、もう、国内外の違いがなくなってきているところまで来てる!?
豚の大きくて長いチャーシューの上に、生姜と刻み唐辛子がありました。
このおかげで、ちょい辛スープに、生姜の旨みが広がります。
味噌と生姜は、なんだろ、黄金の組み合わせですからね。
生姜ゆえに、味噌がさらに際立つ、というか。
味噌に負けない食材、というか。
あと、ミートボール状の挽肉が面白かったです。
やっぱ、ミートボールなんだ、、、って。
麺がかなりよかったです。
北海道ってことなので、もしや「西山??」って思ったんですが、違いました。
ここも、Maruten同様に、自家製麺でした。
自家製麺のお店、多いなぁ、、、
ヨーロッパとはやっぱり違うなぁって思います。
この麺なら、きっとつけ麺とかも間違いないだろうなぁ、、、
ニュージーランドに滞在する日本人にはありがたい麺になっていると思いました。
(後で、「実はつけ麺がオススメなんです」って言われました…(;;))
量もわりと多めで、自家製麺故にわりと盛れるんだろうな、、、
お腹いっぱいになります。
そして、こんな小道具(!?)も!!
小さな擂り鉢にゴマが入っています。
これも、海外だと「粋な演出」ということになるのでしょう。
そもそも、これの使い方、分かるのかな??
(分かるか、、、(;´・ω・))
ゴマはしっかり摺らないと、栄養にならないので、しっかりと…。
香ばしいゴマの香りの味噌ラーメンに変身しました。
煮玉子もちゃんと煮玉子になっていました。
茹で卵を半分に切って出すお店がまだまだ海外には多いからなぁ。
そういう意味では、この味玉は貴重ですよ。
…
というわけで、、、
うん、しっかりとした真面目な北海道ラーメンのお店でした。
しっかりしているゆえに、創業6年にして、かなりの人気店になっています。
色々と現地のランキングとかでも上位に入っているみたいで、、、
日本でしっかり学んだことを、海外で着実に再現すれば、売れる、
という当たり前の現実を目撃した気分でした。
日本は、もうどこも「過剰供給状態」で、、、
世界に飛び出れば、まだまだ「ビジネスチャンス」はゴロゴロと転がっています。
だからこそ、「英語教育」はもっとしっかりやらないといけないな。
もう、日本の未来はそんなに明るくはない。
これから、何か劇的なことも当分は起こらないでしょう。
「勝ち組」は更に勝ち、「負け組」は更に負け、、、
貧富の差もどんどん激しくなり、権力もますます固定化され、、、
子どもの数は減り、高齢者ばかりの超高齢大国になり、
バブルとともにはじけた日本社会に明るい未来はなくて…
でも、だからこそ、RAMENを引っ提げて、海外に出るということも「あり」だろう、と。
これからの時代は、日本人がどんどん海外に「移住」していく時代なんだろう、と思います。
仕事や富を求め、世界に飛び出て、そこで稼いでいく。
海外にいる日本人はみんな、力がみなぎっています。
過酷な環境だからこそ、どんどんタフになり、強くなっていくのでしょう。
日本でくすぶっている人は、日本でRAMENを学び、世界で出店を!
一つの有力な選択肢になると思います。
死ぬほど大変だと思うけど、先のない日本でくすぶるよりはるかにエキサイティングです。
ここに来て、そんなことを考えました。
丼モノも実に充実していました。
てりやきフィッシュ丼、気になるなぁ、、、
サイドメニューもいろいろ。
ライスは2.5NZ$か。
味噌汁は、3NZ$。
わりと良心的なプライスですね\(^o^)/
替玉は2NZ$。
このボード、オシャレだったなぁ~~。
郊外の街の様子はこんな感じ。
なんか、ディズニーランドの風景に若干にているような、、、
ディズニーランドって、ヨーロッパじゃなくて、ニュージーランドに似てるんだ…
あまり高い建物がなくて、広々としていて、二階建ての家が横にずらりと並ぶ。
オーストラリアやニュージーランドの街並みって、ディズニーランドっぽいな、と。
ヨーロッパじゃないな。
で、走っている車のほとんどが「日本車」、と。
日本は、今後、「車」と「飲食」で生き延びるんだろうな…
なんか、イタリアみたいな国を目指せばいいのかな??、と。。。
了