来週、オーストリアのImstに行ってきます☆
目指すは、SOS-Kinderdorf、SOS子どもの村イムストです。
昨年、ウィーンにある子どもの村を訪れました。今年は、その発祥の地に行きます。ドキドキ☆
うちの学生くらいでしょう。先生とこんな経験しちゃうのは☆ 自画自賛。しかも格安で。
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メモ程度です。
SOS-Kinderdorfのモットーは、「すべての子どもに愛のある家庭を(Jedem Kind ein liebvolles Zuhause)」です。
そして、このKinderdorfの設立者、グマイナーさんの「四つの原理」があります。
第一原理:母親。すべての子どもは揺るがない関係を頼ることができる
1. Prinzip: Die Mutter: Jedes Kind kann auf eine tragfähige Beziehung bauen
第二原理:兄弟姉妹。親密なつながりが生まれる。
2. Prinzip: Die Geschwister: Familiäre Bindungen entstehen
第三原理:家。すべての家族は個々の家庭(自身の家)をもつ。
3. Prinzip: Das Haus: jede Familie schafft ihr eigenes Zuhause
第四原理:村。SOS子どもの村の家族はゲマインシャフト(共同体)の一部である。
4.Prinzip: Das Dorf: Die SOS-Kinderdorf-Familie ist Teil der Gemeinschaft
これを頭に入れて、現地に行こうと思います。
民間の非政府組織。本当の意味での公的支援団体。公的とは国家の支援ではない。国家からも市場からも独立したこういう団体の活動こそが、本当の意味での公的支援であり、養護の公的責任を果たすものだと思う。
本当の「公」とは何か。それを問うことこそ、僕ら教育学者の使命だとも思う。
今、まさに国家=政治=権力によって、本当の意味での公的世界が破壊されそうになっています。
でも、違う。僕らの生き方の中に、公的世界があるはず。僕ら自身が、自分たちで自分たちの生活世界を守る。
mixiの世界が今揺れています。
mixi離れは今、かなり急激に起こっているそうです。そりゃ、そうでしょう。もう、本来のmixiの機能がほとんどないのですから。
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1848
mixiの良さは、アットホームさと、閉鎖性(=安心感)と、横のつながりにありました。が、この数年で、グローバル化の影響もあり、(ユーザー側からすれば)めちゃめちゃにされてしまいました。まるで、今の社会そのものを見ているような、、、
けれど、今、新たな運動が起こっています。それは、mixiのヘビーユーザー(あるいはmixiを本当に愛している人たち)が、経営会社と協議しようとしているんです。mixiをどうしたらいいのか。
おそらく会社側も、どうしていいのか分からなくなっていると思うんです。mixiの迷走ぶりは、どこからみても明らかですから。
そういう時にこそ、こういう本当のユーザーたちの声に従うというのは「あり」だと思うのです。すごいですよ。この人たち。提案書もものすごい綿密ですからね。
http://www.slideshare.net/ashiato_dakkan/ss-11453449
これは読む価値大ありでしょう。
こうした動きだって、ある種、公的な運動だと思うんです。この提案書を書いている人たちは、金儲けがしたいわけじゃない。国家機関の手先でもない。普通の人たちです。普通にmixiを愛する人たちです。こういう人たちの声こそが、公的な声なんだと思います。
この声にmixi側が耳を傾けなければ、確実にもうダメでしょうね。でも、この声に耳を傾けて、協働して、mixiをよりよくできれば、またみんなmixiに戻ってくると思います。
僕も上の提案書に賛成です。「紹介制」がいいです。安心したhomeのような空間がいいです。開かれた空間はブログやfacebookに譲って、mixiは、アットホームに、Zuhauseにいてもらいたいです。それが、mixiの魅力だったんですからね。
営利団体への市民の声(公的な声)。届くか否か。これは期待です。