先日もレポしました、「麺家樹幸@土気」です。
今月末で、外房に新風を起こした樹幸が10年の歳月を経て閉店となります。
まだ、間に合います。是非、食べ逃しなく!
僕は、この訪問が最後になります。本当に最後なんだ…
樹幸のラーメンに感激して、あれから10年。
10年前はまだただのラーメン好きの一人で、気楽で、楽しくて、何も考えずに食べられていました。「ラーメンブロガー」になってから、ある意味でおかしくなりましたね。。。(良くも悪くも)
あの頃は、単純にただラーメンを食べて満足するだけでした。まだとっても痩せていたんだなー(汗)
…なんて、この10年を馳せても、何も変わらないので。。。
さて、メニュー。
10年前はまだ、ラーメンの写真をちゃんとしたカメラで撮るとか、記録に残すとか全くしてませんでしたから、樹幸のメニューがどうだったのか、ほとんど記憶にありません。
千葉拉麺通信のレポがリアルにその頃を伝えてくれています。
http://www.chibaraumen.com/report/juko.html
当時は二種のみだったんですね。やはり記録は大事です。
今回は最後の最後なので、「こくまろ特・樹幸」をいただきました。もちろん〆のライス(お茶漬け風)も!
これが、僕が大好きだった「こくまろ」です。
背脂が浮いていて、程よく濃厚。で、ダシの味わいもしっかりしていて、サラサラスープなのに、コクと旨みで溢れている。背脂淡麗系とでもいうような不思議な味わい。
スープとして完成されているので、安心して、ただただ何も考えずに、食べられるラーメン。そして、どこにもありそうでない唯一無二のラーメン。他にはない味わいと満足感。
なので、僕も何も考えずに、ただ味わうのみ。
「旨いなぁ。樹幸のラーメンってやっぱりいいなぁ」って。
炙ったチャーシューも絶品です。
が、特・樹幸ならではの豚の角煮も絶品です。
ラーメンの醍醐味はなんといっても、肉と麺とスープのハーモニー。
お肉を味わえる素敵なラーメン、としかいいようがない。
そして最後に、、、
〆のご飯。
これを残ったスープに投入すれば、美味しい樹幸風おじやの完成です。
こういうきめの細かい配慮も、樹幸ならではでした。
***
最後に、こくまろを味わえて満足でした。
10年間、本当にお疲れ様でした。
ブロガーになってからはなかなか来なくなってしまいましたが、最初の3,4年は本当によく通いました。
「ラーメンマニア」として好き、というより、一個人として、思い出いっぱいで大好きなお店でした。
さて。
この4月から、樹幸は新たな旅立ちを迎えます。
王道ど真ん中の「洋食屋さん」として生まれ変わります。
僕はもともと洋食フェチだったので、こちらはこちらでとても楽しみです。
僕もきっと、この先、もっと洋食をレポしていきたいと思っていましたし、これを機に、千葉の洋食屋さんをもっと取り上げていきたいと思います。
オムカツ丼、すっごい気になります。
営業日は残りわずかです。
是非、最後に樹幸のラーメンを味わってみてください!!!