日々、ニュースやネットを見ていると、「東京ビッグサイト」という言葉が出てきます。
東京ビッグサイトって、どんな場所なんだろ?!って思うこともしばしば。
そして、遂に僕もその東京ビッグサイトに行く機会に恵まれました。
色々縁があって、「Tourism Expo Japan」に行くことができました。
…
となると、僕的に気になるのが「東京ビッグサイトでラーメンを食べられるのか」です🍜
東京ビッグサイト内にはいくつかの飲食店があるんですが、、、
その中で、唯一?ラーメンを出していたのが、、、
東京ベイキッチン
東京ビッグサイト店
TOKYO Bay-kitchen
であります!!
ちなみに、この東京ビッグサイトって「江東区」だったんですね?!😲
東京ビッグサイト内のレストランとしては一番混んでいましたかね。
カレー屋さんや和食店や本格中華料理店などもありましたが、ここが一番賑わっていました。
この東京ベイキッチンに、「ラーメン」があるんだとか、、、
こちらのお店にはしっかり「ショーケース」が置いてありました。
こういうレプリカを見るのも、少年時代の僕の大きな喜びでした。
これを見ながら、「何を食べようかなぁ」って考えるのが好きでした。
イマドキのお店は、もうメニュー表すらなくて、ネット上の画像を見て、注文するメニューを決めるようになっていますけど、やっぱりこういう商品のレプリカこそ、ダイレクトに直感的に選べるんだよなぁって。
で、券売機です!
券売機はまさにそんなイマドキの画面上の画像を見て、っていうやつでした。
うな重に、冷し月見そばに、信州味噌ラーメンセット!!
なかなかカオスなメニュー構成ですね😊
でも、しっかり「ラーメン」、ありました。
で、こちらが東京ベイキッチンの「ラーメンたち」です。
4つのタイプのラーメンがあるんですが、、、
醤油ラーメンというのがなくて、「チャーシュー麺」が醤油ラーメンになっているんです。
そして、豚骨、味噌、担々麺とあるわけですね。
ここは「炒飯付」が売りになるのかな?! 全メニューに炒飯付セットが用意されていました。
とても悩ましいところでしたが、お肉も食べたかったので、「チャーシュー麺セット」(1220円)を頂こうと思いました。ミニチャーハン付きのチャーシューメンで1220円なら、わりとリーズナブルかな?!とも。
こちらのお店は、セルフサービス方式のレストランになっていました。
どこか大学の学食っていう感じのスタイル?!?
あるいは、スキー場や海水浴場のレストランみたいな形式?!?
ここで、番号が呼ばれるのをしばし待ちます。
で、番号を呼ばれたら、商品を受け取って、席に運んでいきます。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、東京ビッグサイト内にあるレストラン「東京ベイキッチン」の、
チャーシュー麺セット
であります!!
チャーシューメンというより、チャーシュー多めの醤油ラーメンっていう感じ?!
でも、半熟味玉半分、メンマ、ネギ、もやしも入っていて、豪華さも感じられます。
そこに、かわいく盛られた「炒飯」もしっかり添えられています。
で、こちらが「チャーシュー麺」であります。
すっきりさっぱりの昔ながらの東京醤油ラーメン、、、ですね。
スープも、完璧に表象化・一般化された「東京ラーメン」の味わいっていうか。
ラーメン専門店じゃないので、そんな感じの味わいであります。スキー場で食べるラーメンによく似ているかな?!って思いましたね。あと、大学の学食の味!!(これで伝わりますよね?!)
そこに、チャーシューが四枚ほど乗っているんですね👆
麺はこんな感じです。
うん、麺もまさにスキー場や大学の学食で食べる感じの麺であります。
まぁ、これはこれで、ある種の普遍性や汎用性があるので、いいのかもなぁ。
ここは、そう、東京ビッグサイトの訪問者のための「食堂」なのであります!!
目的は、展示会や展覧会やイベントであって、「食事」ではない。
となれば、スキー場や学食と同じように、「とりあえず食べる食事」でいいんですね。
とりあえず食べる食事である以上、そんなに凝る必要もないし、逆に変に凝って、「食べられない…😢」っていう人をゼロにしなきゃならないのであります。(ニボニボ系も、濃厚鶏白湯系も、二郎系も、家系も、ダメな人には絶対にダメですからね、、、)
誰でも、誰もが、「普通に美味しいね」と思える、あるいは「普通だね」って思ってもらえるお料理を出すことが、こういうお店での最大のミッションになります。
なんか、こういうラーメンを出すお店の「心理」というか、「使命」というか、「哲学」みたいなところがうっすらと見えたような気がしました。
そういう意味では、チャーシューも「万人受け」するものだったかな?!
脂身はそんなに多くなくて、誰でも普通に美味しく食べられるチャーシューでした。
おそらく、色々考え、議論した末にこういうチャーシューになったんだろうな、って。
脂身は、僕個人的には大好きですが、嫌う人も結構多くいます。
誰でもすんなり食べられるチャーシューという意味では、ここのチャーシューはまさにそんなチャーシューになっていましたね。それに、パサパサ感もなくて、「優等生型」のチャーシューだなぁって思いました。
卓上には、胡椒と唐辛子粉が置いてありました。
これを入れて、ガンガン味変をしていきます!!
(やっぱりちょっと、あまりにも普通過ぎるので、、、💦)
まずは、胡椒をガンガンにふりかけて、「コショーそば風」に💞
コショーそば、懐かしくないですか?!
かつて品川駅エリアにあったあの伝説の「コショーそば」。
「これでもかっ!」っていうくらいにコショーをふりかけたラーメン。
スープについて「これは困ったな」って時は、とにかく卓上胡椒をぶっかけるべし。長年の食べ歩きの結果、僕が導き出した答えであります!!
とにかくいっぱい胡椒をふりかける! ふりかければふりかけるほどに、あの伝説の「コショーそば」のような感じになるわけです。
平凡なラーメンも、胡椒一つで非凡なラーメンになるんですからね!!✨
>こちらのブログでは自身でコショーそばを作った時の様子が描かれています。
…
しかし、、、
今回のこのチャーシュー麺、かなり手ごわい相手でした。
胡椒をいっぱいふりかけてもなお、「昔ながらの(学食風)東京ラーメン」のイメージが崩れないんです。
これだけ胡椒を入れてもなお、「普通の無難な東京ラーメン」のままに留まるのです。
そこで、味変第2弾!!!
卓上にある唐辛子粉(七味唐辛子?!)をガンガンふりかけます。
これでもかっっていうくらいにいっぱい入れてみました。
これだけ「胡椒」と「唐辛子粉」を加えたんだから、もう「普通」じゃいられない😊
スープは、もう平凡な味ではなく、スパイスと唐辛子でめちゃめちゃ刺激的になります。
突き刺すようなシャープなキレが生まれ、僕を「優しく発狂」させてくれます(by SHAZNA)。
やっぱ、僕はこういう狂気的な味わいが好きだなぁ~~って。
そういう意味で、卓上に置いてある二つの調味料は「不可欠アイテム」だなって確信しましたね。
味玉はこんな感じでした。
普通に美味しい半熟の味玉でした。
そして、炒飯です。
こちらはまさに「セットのミニチャーハン!」って感じでしたね。
パラパラっとしたチャーハンで、味は結構薄めかな?!?!
巨大な食堂ホールなので、大量に作って、それを随時盛っている感じでした。
でも、こういうチャーハン、僕は嫌いじゃないなぁ~💞
***
というわけで、、、
東京ビッグサイト内にある「東京ベイキッチン」の実食レポでした。
ラーメンフリークやラヲタさんでも、ここのラーメンまで食べに行く人はそうそういないでしょう👆。
SNS全盛の今の時代、ラーメン情報はもう追いかけきれないほどに氾濫しています。
どんな新店も、どんなマイナーなラーメン店も、常にすでに「情報化」されていて、その情報の量も膨大になります。もちろんこのお店のラーメンだって、既に「情報化」されていて、多くの人がここのラーメンに「点数」を付けたり「星」を付けたりしています。
となると、僕ら古株?のラーメンフリークができるのは、「ラーメンフリークやラヲタさんでも見落としているラーメン」や、「ラーメンフリークやラヲタさんが食べに行くことのないラーメン」を探し求め、食べて、語ることなんじゃないかな?!って思うようになってきました。今の時代では、ラーメンYouTuberやSNSのインフルエンサーたちですね。こういう人たちが決して食べに行かないお店にこそ、僕らは古株は突っ込んでいくべきだろうな、とも。
まぁ、そこまでしなくてもいいんですけど、、、(;´・ω・)
でも、「唯一無二のラーメンブロガー」を目指し続けている僕としては、どこまでもひねくれていかなきゃいけないし、どこまでもニッチなラーメンを探求しなきゃいけないし、まぁ、簡単に言えば、常に「差別化」を意識しなきゃいけないわけです。
そう考えると、このお店はまさに誰もが見て通り過ぎるお店かなって思います。
でも、このお店でも、まわりを見ると多くの人が「ラーメン類」を食べていました。食べられている杯数で考えれば、かなりの杯数が出ているようにも思います。
それだけ、ラーメンというのは、常に多くの人に愛され、食べられているものなんだなぁと改めて思いますね。
こちらのお店は、主に丼、ラーメン、カレー、うどん、そばを出しています。
更には、ムスリム系料理や、定食ものもありますね。
メニュー構成を見ると、ホント社員食堂とか学食っぽいなぁって思います。
が、そこに、うな重があったりと、遊びの要素もあって面白いですね。
お店はこんな感じになっています。
巨大な東京ビッグサイトの2階部分に入っています。
50人以上は入れる巨大なレストランになっています。
美味しいラーメンを食べた後は、再びツーリズムEXPO JAPANへ。
世界中のツーリズムの「今」を感じることができました。
主に欧米とアジアのブースがほとんどでしたかね。
ロシアのブースがないところが、なんか「ふーむ」って感じでした。
あと、ドイツ・ドイツのブースはホントに小さかったです(😢)。