かつて、「千葉ラーメン四天王」と呼ばれる最強ユニットがあった。
まるば、末広家、必勝軒、そして13湯麺の店主さんたちだ。
2000年前後に千葉で超大活躍した店主さんたち。
TVでもよく取り上げられていて、みんな輝いていた。
その一人が13湯麺の松井さんだった。
千葉のラーメンフリークで彼を知らない人はいない。
メディアへの露出もすごく多くて、お顔も有名である。
もちろんお店の人気もすごかった。話題性もあった。
でも、僕はなかなか行けなかった。行きたかったけど。。。
なので、僕的には9年越しの願いが実現したというわけだ。
お店を見るや否や、心臓が飛び出そうになったもん。
「ああ、ここがあの念願の13湯麺なんだ・・・」って。。。
鳥肌立ちましたし(汗)
店内はカウンター席が手前にあって、奥にテーブル席。
ラーメン店というよりは、飲み屋?居酒屋?という感じ。
だけど、メニューを見ると中国レストランっぽい感じ。
もちろん松井さんもおられました!
サインをもらおうと思ったけれど、
お客さんと親密に話をしていたので、空気を読んで断念(苦笑)
湯麺(とんみん)は、一杯なんと420円!!!
一杯420円ですよ!!!!
スープと麺とネギだけのシンプルなラーメンだけど、
それにしても420円って!?!?!??!!?
スープは、なんともシンプルな中華スープ。
香辛料のせいか、中国のラーメンという印象が強かった。
中国レストランで食べるような中華スープだった。
高級チャイニーズレストランにいる気分になった。
で、突起すべきは麺ですね。
13湯麺=麺、と言っていいほどにすごい麺だった。
何とも言えない食感だった。
もっちもちでちゅるちゅる啜るタイプの麺なんだけど、
中にすごく強い弾力性があるっていうか。
単に固い麺でもなく、単に柔らかい麺でもなかった!
そこが本当に感動のポイントだった。
あと、松井さんの靴が印象的だった。
ラーメン店店主って主に立ち仕事だ。
だから、普段からしっかり考えておかないと、
足腰を痛めることになる。足腰はデリケートだ。
普段からケアしておかないと、後で大変なことになる。
松井さんはスポーツシューズを履いていた。
そこに、13湯麺の息の長さが感じられた。
やっぱり長く続くお店はしっかりしているのだ。
あの四天王ブームから9年。
その後も色々とありました。新たなお店もたくさんできました。
でも、松井さんは今こうしてしっかり厨房に立っておられる。
13湯麺には相変わらず色んな人が集まってきている。
それが、やはり松井さんの凄さなんじゃないかなって思った。
ただ、色んな事を勘案しても、
13湯麺のラーメンは僕的には普通の中華そばという印象が強かったかな。
今はなきチャーリーハウスを思いだしてしまった。。。