先日、船橋エリアの病院に入院しました。
入院中は、外出禁止で、1泊2日でしたが、途方もなく長い2日に感じました。
2日目のお昼には「解放」されました✨
解放され、晴れやかな気持ちで向かったのが、
自家製麺ご藤
でした!!
今、船橋エリアで最も注目されている実力派の新店?!ですかね。
昨年2024年の6月オープンのお店なので、もうすぐちょうど1周年になります。
この船橋に来る前は、小岩にある「麺酒場頃場」を間借りして営業していたんだとか?!
しかも、店主さんは長年「六厘舎@東京駅」で経験を積んだ方で、さらには、僕も毎年行っている「福島駅エリア」の人気店「自家製麺うろた」で(1年ほど)修業された方なんですって。(自家製麺ご藤の店名もこのうろたから来てるのかな?!)
都内屈指の人気店と福島駅エリアの人気店の双方でラーメンを学んだ店主さんのお店とあって、千葉県内外のラーメンフリークやラヲタさんやインフルエンサーたちから絶大な評価を得ているお店です。
僕も創業1周年にして、ようやくこの船橋の話題店に行くことができました😊
場所は、船橋駅から少し離れた場所にあります。
船橋駅からは徒歩で13分くらいかな?! 少し歩く感じです。
このエリアって、かつて「ラーメン一丁」があった場所では?!
住所を調べると、「船橋市宮本6-2-27」なので、同じ場所、同じ住所になっています…。
まだ創業1年足らずの新店&話題店とあって、行列もできていました。
行列に並んでいる間に、メニュー表を見て、注文内容を決めます。
こちらがメニュー表です。
ここは、現時点では「二種類三パターンのみ」の潔い構成になっています。
らーめんと特製らーめんがメインですね。
それに、油そばがあるだけとなっています。
油そばは、なんとも「船橋ソースラーメン」をオマージュしたソース油そばみたいです。
らーめんにするか、特製にするか、はまたま油そばにするか、、、悩ましいです。
そうこうしている間に、注文を聞かれたので、思わず、
「と、と、特製らーめん、お願いします!(;・∀・)」
と答えてしまいました。
うん、僕はどうやら特製らーめんが食べたかったっぽいです。
店内は、カウンター席がメインで、奥にテーブル席があったかな?!
BGMには、B'zとか爆風スランプとか工藤静香とか、80~90年代ポップスが流れていました。(この曲から推測するに、店主さんは40代かな? 見た感じはもう少しお若そうですが、、、)
で、着席すると、すぐに「お支払い」するのがここのルールになっています。
券売機はなくて、直接現金でのやり取りとなるところもなんかローカル感があっていいですね。
もう僕もすっかりおじさんなので、デジタルよりアナログの方がほっとします。
現金手渡しの方が、やっぱり落ち着くというか、食べに来た感があります。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、六厘舎✖自家製麺うろたで経験を積んだ店主さんの渾身の一杯、
特製らーめん
です!!
ここの特製ラーメンは一杯「1250円」になっています。この今のご時世で「特製」で1250円なら決して高くはないかな?!っていう感じですね。
なんか、パッと見た感じ、一杯の存在が重いぞ…って思わされます。
迫力もあるし、トッピングも溢れんばかりに乗っているし、存在感が凄いです。
修業先の「うろた」を感じつつも、「白河ラーメン風」なヴィジュアルになっています。
特製とあって、チャーシュー類が凄いことになっています。
巨大な肩ロースっぽいチャーシューが二枚どーんっと乗っていまして。
で、その巨大チャーシューの下に、豚バラチャーシューも入っています。
更に、そのお隣には、先日神保町で「笠岡ラーメン」を食べたのですが、その笠岡ラーメンのシンボルともいえる「親鳥」のかしわ肉まで入っているんです!!
巨大肩ロースチャーシュー、豚バラチャーシュー、そしてかしわ肉。お肉たっぷりのラーメンになっているんです。
そして、小松菜…かな?! 青菜もいっぱい添えられています。
海苔も味玉もなるとも入っていて、まさに「特製」の名にふさわしい一杯になっています。
zoom up!
スープはいったいどんな味でしょう?!
ここのレポ記事等を読むと、「白河ラーメン風」っていうコメントが多いんですが、、、
このスープをずずずっと飲んでみると、、、
「おおお、これはかなり醤油感のある、あっさりでこってりな不思議な濃口醤油味だ!」
って思いました。
動物系のダシも結構強く聞いていて、なんとも鶏+豚+牛(挽肉)のトリプルスープなんだとか?!?
スープの味だけだと、その三つをリアルにはっきりと感じることは難しいと思いますが、言われてみれば「牛スープ」っぽさもあるような感じがしなくもないかな?!っていうね。
魚介感はそれほど強く前に出ているわけじゃなくて、地方のローカルなエリアの名店の「醤油ラーメン!」っていう感じがします。いわゆる都会系の「意識高い淡麗系醤油ラーメン」とはかなり違う味わいで、(すごくいい意味で)ローカル感のある、庶民的で、大衆的な、でも、その枠の中で「ベストな醤油スープ」って言えるレベルの味わいでしたね。
うーん、でも、ここのラーメンって、東北系のラーメンの要素と東京~神奈川系の淡麗醤油ラーメンのブレンド型~中間型っていう感じなのかな…。
東北の絶品ラーメンってわりと「魚介感」が強めに効いていたりするので、単純に東北系とは言えない(白河系っぽいっちゃ白河系なんですが…)。でも、かといって、いわゆる「水鶏系」に代表される淡麗醤油系とも違う味わいになっているんですね。
なので、僕的には「進化系白河ラーメン」、あるいは「ネオ白河ラーメン」って言いたくなります。
または、「淡麗系白河ラーメン」って感じですかね?!?!
それがまさに「ご藤」のラーメンってことになるんだろうな…👆
麺はこんな感じです!
自家製麺ご藤なので、当然ながら「自家製麺」であります。
これはもう、僕の愛する「東北クオリティー」の麺になっていました。
プルプルでゴワゴワっとした太いやや平打ち感のある縮れ麺で、東北系に詳しい人なら「ニヤリ」とすることでしょう。
この麺は、なんかイメージ的には、山形エリアのあの「ケンちゃんラーメン」の麺に通じる麺っていうか、酒田っぽいラーメンの麺っていうか、そんな感じの麺になっていました。店主さんも、きっと東北のラーメンがお好きなのでしょう👆
この麺もまた、このお店の人気を支える一つの重要ポイントかな?!と思われます。
ご覧ください!!!
ここの特製らーめんのチャーシュー、こんなに巨大なんです!!
このチャーシューは、ちょっと食べるべき価値大ありのチャーシューですよ。
もっちもちで柔らかくて弾力性満点のチャーシューで、思わずにやりとしちゃいました。
このサイズ、もはや「ステーキ」って言っていいほどじゃないかな?!
この二枚のチャーシュー、微妙に色合いも違っていて、火の入れ方もそれぞれ違うんじゃないかな?!、と。
凄い、、、
かしわチャーシュー(かしわ肉:親鳥)もすっごく良かったです。
親鳥のコリコリっとした食感の鶏肉で、まさに食感重視のお肉です。
店主さん曰く、「食感の変化をもたらしたかった」とのことでした。
全体的に柔らかくてもちもちっとした感じですが、そこに「カリカリ」「コリコリ」っとした食感のものを加えてくるところも、すっごくニクいというか、ナイス!というか、、、
で、基本のらーめんにも乗っている豚バラ(?!)チャーシューです。
こちらのチャーシューも柔らかくて、ソフトで、美味しかったなぁ~。
メンマも、コリコリっとしていて、美味しさ満点でした。
メンマが美味しいお店に「はずれなし!」です。
メンマ特有の臭みや嫌な味は全くなくて、高級感のあるコリコリメンマでした。
そして、味玉です。
味玉もいい感じで、味が染みてて、美味しいですね~。
白河系淡麗醤油スープにこの味玉、すっごくいいなって思いました。
で、、、
気づけば、麺も具もスープもぜ~んぶ消えていました。
スープもホント美味しくて、最後まで飲み干しちゃいました。
***
というわけで、、、
間もなく創業1周年になる「自家製麺ご藤」の初レポをお届けいたしました。
いや~、凄かったな、、、
それぞれのパーツ(麺もスープもトッピングも!)のクオリティーが高くて、ホントに驚かされましたね。
最初はね、色々、目立つインフルエンサーたちが大絶賛してたり、話題が先立つお店だけに、「僕は褒めんぞ。どこか至らぬ点を見つけて、シニカル&クリティカルに記事を書こうかな」って思っていたんです(すみません)。
でも、実際にここの「特製らーめん」を食べると、マジで非の打ちどころがなくて、困りました(苦笑)。「突っ込むところがない、、、(;´∀`)」って。
ラーメンを作っているお姿もすごく誠実でまっすぐで、丁寧なお仕事をされているなって思わされたし、ラーメン自体も本当に手が凝ってて、手間暇かかっていて、味わいも抜群でした。
絶賛したくないんですが(ひねくれ系なので)、でも、ここのクオリティーの高さに圧倒されました。(最後の「汁完」がそのすべてを物語っています…)
接客もとても丁寧ですし、雰囲気もすごくいい感じでした。
となると、これからどう変化していくのか、どうこの船橋の地に根ざしていくのか、気になるところです。
その一つのアプローチが、船橋ソースラーメンをイメージした「油そば」みたいなので、次回、船橋ソースラーメン風の油そばを頂きたいなって思います。
また、近々、船橋の病院に行くので、ここに来る機会はすぐにやってきます。
病院に行くモチベーションが少し上がりました\(^o^)/
いつかここでお酒を呑んで、それからここのラーメンを食べてみたいなぁ~。
あと、メニュー横の船橋幼稚園の「園児募集」のポップが気になってしょうがありませんでした。
どういうご関係なのでしょう?!?!
行列はもう不可避ではありますが、、、
でも、わりと回転も早いですし、そんなにストレスじゃないかな?!
ここから船橋駅までは、のんびり歩いて15分ってところですかね?!
でも、ここはホント、千葉で今行くべきラーメン屋さんだなって思います。
まだの人は是非に!!!
…
白河ラーメンといえば、とら食堂ですよね!!
こちらは「お土産感」強めですかね?!
喜多方✖郡山✖白河、福島のご当地ラーメンセットも!!