テレビでおなじみの小倉智昭さんがオーナーというラーメン屋さん。本店は、北海道の石狩にある。レシピも本店のものらしい。
場所は、メインストリートのカラカウア通りを西に少し行ったところにあった。このなかむらの道路を挟んだ正面には、「天下一品」と、「えぞ菊」があった。
店内に入ると、日本の芸能人の色紙が壁一面に貼られている。清原和博、松本伊代、エグザイル、K1の武蔵、氷川きよし、細川たかしなどなど、そうそうたる著名人がここを訪れているのだ。(だからといって、ラーメンそのものの評価が変わるわけではないが)
3人の学生を連れていったので、注文したラーメンは4つ(もちろん先生の自腹・・・)。僕は、当店自慢のOx Tail Ramen(オックステールラーメン;牛骨ラーメン)。そして、塩バターラーメンと博多豚骨ラーメンと醤油ラーメンを注文。
まずは、当店イチオシのオックステールラーメン
Ox Tail Ramenは、見た目からして、突き抜けて美しい。量も大目。まず、どでかい牛骨が二つ、ラーメンの中心にドカンとのっている。おもわず、唾を飲み込む。また、青梗菜とカリカリガーリックがラーメンに彩りと美を与える。スープは、塩ベースで、ややしょっぱい。牛骨からとったスープ(?!)は、豚骨スープとは違って、ソフトな味わい。オックステールは、いわゆるチャーシュー的存在。牛そのものがやはりおいしいので、満足。ただ、スープにどれだけ牛骨の出汁が生かされているかは謎。麺は中太縮れ麺。かなり日本人向けな麺。サイミンの麺とはぜんぜん違う。
では、四つ、続けてご紹介!
博多豚骨ラーメンは、いわゆるライトな豚骨スープ。定番的な豚骨ラーメンだった。
塩バターラーメンは、ポタージュスープのようなラーメン。バターが多いので、ドロドロしたラーメンだった。
醤油ラーメン、これが一番おススメかも?! 結構濃厚で、普通の東京醤油ラーメンとは違う趣。チャーシューもどでかいのが一枚、どかんとのっていた。
評判通り、なかなかGOODなお店だった。店内は、ほぼ100パーセント日本人。店員さんも日本語が分かるが、ネイティブではないので、細かいことまでは質問できない。英語なら細かいことまでも聞ける。例えば、「半熟煮玉子」は、このお店にはない。生卵かゆで玉子しかない。総評としては、ホノルルで食べると感動できる(かも)。けれど、超ハイレベルを誇る日本のラーメンと比較すると、厳しい評価になってしまうかもしれない。
ラーメンなかむら
2141 Kalakaua Ave.Honolulu,Hawaii
℡ 808-922-7960
営業時間 11:00~24:00
無休
関連HP
*2006年3月の記事です。