オーストラリアに続いて、今度はドイツに向かいます。
今回は、外部からのオファー?というか依頼を受けての研修旅行。
と同時に、僕のこの4年の研究プロジェクトの最終章。
と同時に、来年以降の母子支援の可能性を拓く試み。
と同時に、僕のドイツ語のスキルアップ(!?)
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今回は、各方面から集まった8人メンバーでのドイツとなります。
施設職員、保育士、臨床心理士、助産師、財団法人、そしてテレビ記者。
バラエティー豊かなメンバーでの旅。
何が起こるのか、本当に見当もつかない感じで、、、
成田からデュッセルドルフ経由でハンブルクに向かいます。
今回は、ANAなので、機内食もばっちり♪
ANA特製カレーをいただきました。
これが、予想以上に濃厚でおいしくてお肉たっぷりで感動しました。
やはりANA国際線の機内食は美味い♪
行きのフライトで超感動だったのが、これです。
映画「WE ARE X」!!
これ、見たかったんだ、、、(;;)
この映画のテーマは、もう完璧に「死」ですよね。
「死」をテーマとしながら、Xのヒストリーを追っていきます。
見る前は、X~X JAPANのヒストリー~ドキュメント映画だと思いましたが、
違いました。
「X JAPAN」という類まれの超モンスターバンドを通じて、生とは? 死とは? ロックとは? 友情とは? 愛とは?といった普遍的なテーマを考える作品となっていました。
個人的には、ダイナマイト・トミー氏がときおり出てくるところが「つぼ」でした(苦笑)。
途中、涙が出てきて、やばかったです。機内の映画で泣くとは、、、(;´・ω・)
ただ、Taijiの脱退のところで、その脱退の理由が明らかにされそうでされなかったところは歯がゆかった。
Toshiの洗脳については、結構踏み込んで語っていて、思わず引き込まれました。
…
って、僕、今、ドイツに向かっているんだよな!?(;´・ω・)
機内では、(特にANAの機内では)映画を見るのが一番いい。
12時間5分のフライトはとにかく長い。
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というわけで、二本目は、ふと見つけた「奥田民生なりたいボーイと出会う男をすべて狂わせるガール」という邦画。
この映画の主人公の「こーろき」って、妻夫木さんだったのね!?(;´・ω・) 見終わるまで分からなかった…(って、すごいことじゃない? 似てるなぁとは思ったけど、本当に妻夫木さんだったとは…)
内容は、…「機内で見る映画じゃない」、かな。
タイトルはキャッチーだけど、中身はめっちゃ疲れます…。
「出会う男をすべて狂わせるガール」の「あかり」が、最強に自己中の女で、もう見ていて、疲れました。ウザいの究極。でも「男ならみんなこういう女にひっかかるんだろうな」と共感したりもして。
僕は「美人は不幸」と前々からブログで書いているけど、なんかそんな感じ。多分、男たちが「あかり」を生み出したんだろうな、とも。僕は男だし、美貌でもないし、もう太ったおっさんだし、わからないけど、出会う男出会う男が全員、自分に好意を寄せてくるってどんな心境なんだろう? 男性みんなが自分に熱狂して、狂っていって、ストーキングしてくるって、どれだけ恐ろしいことなんだろう。
映画の最後の方で、「あかり」の孤独感というか、寂しさというか、なんかそういうのも感じたり感じなかったり。
とにかく疲れる映画でした…
三つ目は、「散歩する侵略者」。
こっちは、SFファンタジー?!
テーマは壮大なんだけど、製作費は抑えた感じなのが、B級でよかった…。
なんか名前はどこかで聞いたことがある、という感じ!?
すみません、誰一人知らない俳優さんでした(;´・ω・)
長谷川博己さんは、僕には「大友康平」にしか見えなかった…
宇宙人が日本を侵略する、というSF系作品で、テーマはわかりやすかったかな!?
面白いなぁと思ったのは、単純な二項対立になっていなくて、宇宙人が徐々に「人間化」していく、というところでした。また、「愛」の概念をどう理解するか、また、宇宙人が「愛」を学ぶとどうなるのか?、というかなり難しいテーマも垣間見えて、楽しくみられました。
映画を三本見て、途中でうたた寝していると、もうそこはヨーロッパ。
着陸2時間前には、こんな軽食が出されます。
お魚+ご飯で、ほっとしました。
やっぱ、日本料理がいいなぁ~。
デュッセルドルフ空港で乗り換え。
人生初のGERMANWINGSに乗りました(国内線)。
そしたら、こんな素敵なBOXが!!!
ドイツのサラミ入りパンとハリボーとお水が入っていました。
なんか、おしゃれで、コンパクトで素敵でした。
***
で、ハンブルク空港から、ハンブルク中央駅に向かいます。
そして、ホテルにチェックインして、少し町中を見て(案内して)、
僕は、ハンブルクの友人姉妹と一緒に、ラーメンを食べに行きました(苦笑)。
「いきなりステーキ」じゃなくて、「いきなりラーメン」です♪
ハンブルク唯一にして大人気の「Ramen Bar Zipang」へ!
そしたら、、、
めちゃめちゃ面白いメニューが新たに加わっていたんです!!
見てください!!
Rahan
ラー飯って、、、(;´・ω・)
ラーメンとチャーハンをかけたのかな!?
とにかく、このRahanという言葉にロックオンされましたね。
こちらが、そのRahanです。
もう、このヴィジュアルに圧巻でした。
昔から、「食べ終わったラーメンのスープにご飯を投入」っていうのはありましたけど…
最初から、ご飯で攻めてくる、とは、、、(;´・ω・)
こういうアプローチのラーメン(ご飯?)って、僕は初めてみました。
ラーハン。
これは、もはやラーメンでも、ご飯でもない!?!
詳しくは後ほど♪
…
というわけで、移動のみの長い一日が終わりました。
(この日は、24時間+8時間ですからね)
一瞬で寝られました…(;´・ω・)
二日目!
…二日目って言っていいのかなぁ、、、
二日目は朝8時にみんな集合で、赤ちゃんポストのある幼稚園に向かいました。
今回は、純粋に赤ちゃんポストの視察、というよりは、そのミクスチャー系。
否、「赤ちゃんポストの設置者たちの本当の仕事を見る」、みたいな?
まだまだ、赤ちゃんポスト=病院、というイメージがあると思います。
もちろんドイツでもその多くが病院に設置されています。
が、それだけじゃないんです。
ここ、ハンブルクの赤ちゃんポストは幼稚園…というかこども園に設置されていて…
ここで、二時間強、対話をしてきました。
改めて分かったこと。
①シュテルニパルクの幼稚園は、0歳~3歳の子を預かる保育と、初等教育に重きを置く幼児教育の二つのグループに分けて、保育を行っているということ。(そういう仕組みに変わった) だから、やっぱり幼稚園というよりは、「こども園」だな、と。ちゃんと教育的なことはやっています。が、同時に、「0歳から教育的な支援、例えば、言葉を教えることなどは、保育の時期から大事」、とも考えていました。
②わりと実験的なこともやっていて、これまでずっと「縦割り保育」をやってきたのだけど、今回は「三歳児クラス」を作って、同年齢の幼児教育を試みているんだとか。諸活動の準備やその難易度が統一できて、やる方もスムーズだし、子どもたちにも好評なんだとか。
③一番衝撃だったのが、ドイツに「社会的養護」に該当するぴったりの言葉があったこと。否、訳の問題で見えてこなかったことに気づきました。ドイツでは、「Jugendhilfe」(青少年支援)という言葉があるんだけど、議論をしていくうちに、この言葉が「社会的養護」なんだ、と。日本では、これまでこの概念は、ずっと「青少年支援」と訳されてきました。が!! 実はこの言葉こそ、日本でいう「社会的養護」だったんです。内容的に、間違いありません。これは、思わぬビッグな収穫でした。
赤ちゃんポストの話もいっぱい聞けました。
この場所は、かつてドイツ語クラブのメンバーとも一緒に来ました。
3年前、かな。
あの頃とはまたちょっと違った印象を受けました。
保育の時間帯に訪問したので、保育ルームも視察できました。
子どもたちは、やっぱみんなとってもかわいかったです。
ほとんどの子どもが外国人の子どもで、いろんな子がいて面白かったです。
でも、基本的に生活の言語はドイツ語。
中には、ドイツ語をうまく話せない親もいるそうです。
そして、2時間以上にわたる対談?インタビューの後に記念撮影♪
久々のドイツ語でやっぱ疲れました、、、(;´・ω・)
でも、いいスタートになりました。
これから、猛スピードで北ドイツを駆け巡ります。
***
そして、午後は、電車でフレンスブルクに行きます。
目指すは、シュテルニパルクの母子支援施設&難民児童支援施設。
リューベックの駅に着くと、Kaiさんという男性が待っていてくれました。
このkaiさんの運転する車で、シュテルニパルクの「休暇&セミナーハウス」に向かいました。
二日目の夜は、シュテルニパルクの運営するセミナーハウスで泊まるんです。
これが、また広くて、きれいで、素敵でした。
そして、夜は、みんなでお食事会。
リューベックの老舗のレストランで楽しい時間を過ごしました。
ライラ、ユルゲンさん、そしてハイディが全員揃いました。
その他にも、多くのスタッフさんが来てくれて、、、
楽しい夜を過ごしました。
セミナーハウスはこんな感じ。
無料で泊まらせてもらいました♪
ロフト付きでした☆
翌日は、午前中にシュテルニパルクの主要メンバーと対談・インタビューをして、
午後、リューベックに向かうのでありました。
***
今回は、超過密・超ハードスケジュールなので、
あまりいい文章が書けないかな、と、、、
すみません。。。