ラーメンブロガーの間で静かに話題のお店がこちら。
なんと、このお店、正真正銘、洋食屋さんである。
とんかつと洋食の専門店で、洋食ファンの間では超人気店なのだ。
実は、このお店、僕も数年前に来たことがある。
お昼間で、行列のできる洋食屋さんとしてよく知られていた。
たしか過去にblogで記事を書いているはずなのだが、
ちょっと見当たらない(汗)
いずれにしても、すごくよい印象のお店だった。
そんなバリバリの洋食屋さんなのに、まさかラーメンが登場するとは・・・
予想だにしなかった事件である!
というわけで、早速その真意を確かめに行った。
場所は、永田町駅から徒歩3分くらい。地上に出ればすぐわかるはず。
とてつもなく高いビル、「プルデンシャルタワー」の1Fだ。
コンビニエンスストアの隣りで、ビルの奥にある。
お店の外観は相変わらずモダンな作りで、おしゃれだ。
僕みたいなもっさいラーメンフリークが来るような場所じゃない(苦笑)
だが、そこにたしかに「中華そば」の文字が・・・
お店に入ると、やはりそこはあの洋食屋さんそのものだ。
だが、メニューを見ると、たしかに「中華そば」の文字が・・・
しかも、味が二種類あって、「塩」、「醤油」とある。
POINTは塩が先に来ているということ。
お店の人曰く、「塩に自信がある」とのこと。
というわけで、「中華そば(塩)」を注文。
セットでミニカレーが付くので、セットで注文。
総額1100円也。(中華そば自体は800円)
食べる前から期待値はMAXXXX状態。
だが、出されたラーメンをみて驚愕驚愕。
どこからみても、東京スタイルのトレンディーなラーメンだ。
おしゃれで、淡麗系で、ゆずものっている。
器も青を基調としていて、モダンでCOOL。
スープは、あっさりしていながら、とても複雑な味わいがする。
材料の多さではなく、素材の引き出し方が巧い、という味わいだった。
淡麗系なので、基本的にはあっさりスープだが、結構濃厚な味わい。
スープに奥行きがあり、知覚的にも立体感を感じるスープだった。
基本的には動物系のダシがメインなんだけど、
幾つかの魚介系ダシも入っているように感じた。
が、これといった特徴が表に出ているわけではないので、
結論としては、「複雑で重層的な淡麗系キレ味抜群のスープ」となる。
それに、麺がとてつもなく素晴らしかった。
まさか自家製麺ではないと思うが、弾力性の強いコシのある麺だった。
この麺は、ホントラーメン店顔負けのクオリティーを誇っていた。
チャーシューは、これ、煮豚なのかな?!?
いわゆるラーメン屋さんの作るチャーシューとは若干手法が違う?!?
脂身が少ないわりには、柔らかさがあって、丁寧な仕上がりになっていた。
煮玉子も半分ついていて、これがまたよく味が沁みている。
ネギが結構多くて、その味もしっかりと味わいたいところだ。
スープの表面には結構油が浮いているが、
それはほとんど気にならないかな、っていう。。。
大満足の塩ラーメンでした。
次は醤油を食べに来ねば☆
カレーは、やはり本領発揮か?!ものすごい豊穣な味わいでした。
ホンモノのカレーって本当に重層的な味わいになるんですね~~