鳥取砂丘 砂の美術館

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「砂の美術館」第9期南米編は2016年4月16日(土)よりスタート!

長編小説「砂の女」

2011-01-29 | 日常


砂の女

安部公房氏の小説です。

皆さんは読んだことがありますか?
現在、ここ鳥取砂丘情報館サンドパルとっとりにも、砂丘に関する文学として置いてあります。


英語はもちろん、フィンランド語やロシア語など、さまざまな国の言葉(20ヶ国以上)で翻訳され
最優秀外国文学賞などをとったものです。


しかし、現在は国内より国外のほうが有名なのかもしれません

鳥取砂丘に来られる外国の方々が、この小説のことを話されていたのも何度も耳にしました。


この本の内容は「読んでみようかな」と思った方にネタバレになってしまうので、控えたいと思います


話を読み進めていくと、砂や感覚に対する表現がしっくりきていて巧みであると思いました。

この鳥取県の鳥取市福部町にある鳥取砂丘。
そして、この独特の細かくサラサラとした砂の粒。

幼い頃から親しんできたそれらの感覚が、てのひらから足首までよみがえるような気がします。
「土」ではなく「石」でもない。
手からこぼれおちていく、つかみどころのない「砂」。

鳥取砂丘にそびえる馬の背、特にその一番急勾配のところを駆け上がろうとした方は
読んでみると、よりその気持ちがお分かりいただけるかと思います。


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