鳥取砂丘 砂の美術館

砂丘や周辺情報、生の話題!

「砂の美術館」第9期南米編は2016年4月16日(土)よりスタート!

砂像土台

2008-09-29 | 日常
砂像制作は、彫刻を行う前に基礎(土台)を作るという
とても大切な作業があります

砂像彫刻は、完成後は風化を防ぐために砂像用の糊を表面だけに吹き付けますが
彫刻をしている間は凝固剤や接着剤などをいっさい使用しません。
そのため、砂と水だけの土台がとても重要になってきます。

本日は、雨の降る中
新たな姫路城のための枠組みが制作されていました

板などを組み合わせて土台の形を作り、
そこに砂と水を入れて、密度が高く崩れにくい砂像の元を作っていくというわけです。


彫刻の始まった実際の制作現場も、息をのむ素晴らしいものですが
砂像でも何でも、こうした基礎が重要になるのです

いよいよ

2008-09-28 | 日常
今日が、現在の姫路城の砂像を見られる最後の日となりました。

予定としては、明日29日月曜日にその砂像を撤去し、
10月から新たな姫路城を制作する予定です





現在の見慣れた姫路城砂像が無くなるのは寂しいですが、
新たな姿を、またぜひ皆様に見ていただきたいと思います

「弁当忘れても、傘忘れるな」

2008-09-27 | 日常
鳥取は、天気が変わりやすい、雨が降りやすいと言われています。

「弁当忘れても、傘忘れるな」というくらいです


今日は青空の中、水の中で溶いたように流れるような形や
薄いうろこの輪郭が崩れたような、ぼんやりした形の雲が多く見られました。





秋を代表するうろこ雲やいわし雲は、
低気圧の前面にあらわれることが多いので、天気がくずれる前兆である
と言われたりもしています。

幸い、鳥取砂丘付近はしばらく曇りと晴れマークが続くようでほっとしています



天気予報は便利なものですが、このような土地柄のため
折り畳み傘など、雨対策のものをご用意いただくと安心です


これからは、湿気でベタベタという季節ではありませんが
冷えて風邪などひいてしまうと、せっかくのご旅行が
存分に楽しめなくなったりして、もったいないですからね

姫路城の公開制作

2008-09-25 | 日常
砂像を彫刻している間、砂は砂のままであり
糊やコンクリートを入れて固めるというようなことがありません。

そのため、制作過程においても、また完成した後でも
日本家屋のように、出っ張りの多い砂像作品というのは
必然的に、はかなく崩れやすいものとなります


9月末に現在の姫路城を撤去し、
10月に新たな姫路城が制作されることとなりました
制作者は、砂の美術館総合プロデュースも務めた茶圓勝彦さんです

より実物に近いものを再現するため、更に細かな細工を施したものとなる予定です





鳥取砂丘は、秋もまだまだ元気です
また、新たな情報がありましたらこのブログでもお知らせいたします。

四季を通じてさまざまなイベントを行っておりますので、
初めての方はもちろん、以前いらしたことのある方も
また是非おこしくださいませ

秋分の日も終わり

2008-09-24 | 日常
昼夜の長さがほぼ同じになる「秋分の日」も過ぎ、
名産品である二十世紀梨も、そろそろ終わりを告げる時期です
ブログのテンプレートも、緑から秋の紅葉に移行してみました。


梨狩り自体は、二十世紀梨が終わっても他の種類がございますので
これで完全にストップというわけではありません。
種類や熟れ具合、予約については
直接こちらへお問い合わせいただくと確実です


気温も30度をこす日が続いていましたが、
予報を見ると軒並み25度前後。
旅行にも一番いい気候です
長袖のジャケットなど羽織っている方も、よく見かけるようになりました。

10月下旬になれば、ラッキョウの花の絨毯も発見できることと思います。
秋の砂丘も素敵なので、行楽シーズンにもぜひおこしくださいませ

サンドパルのラッキョウ畑

2008-09-23 | 日常
サンドパル玄関そばのラッキョウ畑。

天候にも恵まれ、元気に育っています



地面から細く伸びているのが葉と茎で、
地面に埋まっているところに、皆様が食すラッキョウができる形になります


10月下旬になれば紫色の可愛らしい花が一面に咲くことでしょう

また、その頃にはここ福部で「ラッキョウ花マラソン」も行われます。



サラサラで水はけのいい砂は、ラッキョウの育成に適しています。
サンドパル、砂の美術館の駐車場入り口にこちらはございますので、
足をとめてご覧いただけると嬉しいです




今後も、ラッキョウ畑の成長が楽しみです

完成作品

2008-09-22 | 日常
台風の影響が心配されましたが、
公開制作で作られていた「西方への旅」が
無事に完成いたしました





お客様が見る角度では、少し見上げるような形になります。

力強く歩む様子、風になびく布の感じもよく出ていて
とても迫力があります






今年は9月に入っても残暑が厳しく、
軒並み30度をこえる暑さの中での作業となりました。

多くの皆様に、実際の制作現場を見ていただき
その努力と繊細さを感じていただけたと思います




今回の砂像を含め、砂の美術館の作品は
12作品31体となりました。

写真ではお伝えすることのできない、砂像の素晴らしさ。
ぜひご覧くださいませ

木工の面白さ

2008-09-21 | 日常
サンドパルの入り口傍で、木工の実演販売が始まりました

二十世紀梨の木材を円筒型に揃えたものを、
ぐるぐる回る機械にセットし、手作業で形を整えていきます。



すると、みるみるうちに木のかたまりが…!?



同時に、間伐材を使ったアイデア商品など
木のぬくもりを感じられるものも販売されています。




金属などとは違う、手にしっくり馴染む、
どこかあたたかさを感じられる品物です




砂の美術館に来られたお客様も
何ごとかと集まり、興味津々に見て楽しんでいました。







この木工実演、販売は不定期で行われますので
出会うチャンスのあったお客様は、ラッキーです

自然の恵み、人の手から作り出される懐かしさを感じさせる品。

ちょうど目にされましたら、どうぞお立ち寄りくださいませ

砂像の保護

2008-09-19 | 日常
昨日、ブログでも報告させていただきましたが
本日は、4月26日開館してから初めての、
砂の美術館休館日となりました


原因となった台風は、進路を大幅に変えたり、それたりと
なかなか動きのつかめないものでしたが
本日の鳥取砂丘へは、心配していたほどの影響はなくほっとしています


砂の美術館は野外にあるため、
台風の情報が入るたびに、ハラハラしていました
多少の雨風なら耐えられるのですが、やはり元は砂で作られたものになりますので…。



作品の周囲を新聞紙でくるみ、ビニールやシートをかけて
またその上からひもなどで結んで補強し…
そのような作業を繰り返し、台風に備えて砂像を保護していました。

今回の台風では、被害が出なかったので一安心です。

砂像は雄大で力強いものですが、
繊細で巧妙な技を重ねた、もろくはかないものにも違いがありません

台風13号の影響により

2008-09-18 | 日常
台風13号が接近しています。
それに伴い、下記日程により砂の美術館を休館することとなりました

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9月18日(木) 16:00以降

9月19日(金) 終日


※今後の台風の進路により、変更する場合もございます。
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実際に来るまでどれほど影響があるかわからず、
巨大なテント等を使用しておりますので

台風がきたというとき、簡単に閉館作業を行うことが難しい施設です。

4月26日のオープン以来、雨の日も夏の暑さにも
一日も休まず開館してきましたが
野外の美術館のため、お客様の足場や作品への心配も重なり、やむを得ず…
皆様にご迷惑をおかけすることとなり、申し訳ありません



砂丘の傍に台風が接近しますと
梨狩りや浦富海岸など、さまざまな作物、観光地にも影響が出ます

今回の台風は、それてみたり曲がってみたりと
なかなか妙な動きをしているようなので、まだ油断がなりませんね