鳥取砂丘 砂の美術館

砂丘や周辺情報、生の話題!

「砂の美術館」第9期南米編は2016年4月16日(土)よりスタート!

ティンガティンガアート展示最終日

2010-10-31 | 日常
8月からという長い期間の間、
このサンドパルにて展示されていたティンガティンガアート。

夏休みの後半の時期には、ティンガティンガアーティストのムスターファ氏をお招きして
実際に、アートの公開制作をしていただいたり、生のお話をうかがったりと
多くの方に、新たなアフリカ、タンザニアの魅力を感じていただけたことと思います





第4期「砂の美術館」のテーマがアフリカ編という縁があり
そこから、こうして芸術を通じて広がっていくのは、素晴らしいことですね

砂像展示は、1月10日まで続きます。
これまでの作品の写真紹介やパネルなども、サンドパル館内にて展示しておりますので
どちらもあわせて、ご覧ください


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台風、大雨の養生

2010-10-29 | 日常
今日は、天気予報では降らないと予報がでていたのですが
雲の厚い日で、いつ振り出してもおかしくないお天気でした。

山陰、鳥取はお天気が特に変わりやすい場所なので、砂像の保護もとても気になるところです。





今回、台風は鳥取はそれそうに出ていますが
11月2日頃までは降水確率も高く、実際のお天気はなってみないとわからないため
砂像の保護は、いつも通り行っています。









砂像は、石像や銅像と違いとても崩れやすいもの。

そのため、保護するシートの覆い方や力加減も、

一歩間違えればその作業で砂像を崩してしまう

…という危険も、いつも付きまとっています。







木材土嚢で、飛ばないように押さえ…。

シートが飛ばない、というのはもちろんですが、シートが勢いよく持ち上がったり動くと
砂像を傷つけてしまいますからね





保護は一人ではできません。
砂像はそれぞれが縦も横幅もあるため、慎重に複数の人間が被せていく形となります。








多少重みをくわえた程度では壊れません。

もともと砂像の土台、砂のかたまりは、水で砂をしめ固めたものです。








毎回、悪天候時にはこのような作業を重ねて砂像を守っています。





今回はどうなるか…。

青空が見える穏やかなお天気に早くなることを願って、砂像の無事を祈るのみです。



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畑によって違うらっきょうの花

2010-10-28 | 日常



曇り、雨の日が続いています


らっきょうの花は、例年より遅れているとはいえ、だんだんと紫色が目立つようになってきました


しかし、まだよく目をこらしてみると花びらは開いていないものが多く
農家さんによって植え付けの時期が異なっているため、6分ほど咲いているものもあれば
まだ全体が緑色で、つぼみもついていない畑もあります。

私が見た限りだと、砂丘のそばでは…
無料駐車場のオアシス広場の奥に進むと、そのままらっきょう畑が広がっているのですが
その付近は、植え付け時期が少し遅めだったようで、まだ緑色でした。

そこから左右に分岐ししばらくいくと、紫色の目立つ畑も増えてきていますね


また、畑によっては白いらっきょうの花が半分ほど咲いている場所も。
通常は紫色の花なのですが、種によって白いものがまれに咲いていることがあります。
しかし、今朝出勤途中にふと通りかかった畑の花は、驚くほど白い花が多い場所がありました

毎年見ていたはずなのですが…
私が見逃していたのか、今年はそういう種が多かったのか。

なんとも不思議な気分になりました


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台風の心配…

2010-10-27 | 日常
台風が近づいていますね。

通常の大雨、大風でも砂像が崩れる心配はあるのですが
特に、雨と風両方が極端に激しくなる台風は、砂像の天敵です

屋根や陰の全くない場所の砂像は、手作業で覆いなどを作らねばなりません。


以前の台風時にも、どれだけの大きさが直撃するかわからないので
万全の備えを…ということで、材料を買ってきては
スタッフ総出でシートをつなぎあわせたり、被せたり、土嚢や木材で押さえつけたり
あらゆる予防をする、重労働となります

せめて屋根があればいいのですが…
どうしても、そのままだと人の手でできる限界が出てきてしまいます。





砂像は、なんといっても砂です。
そして、一度崩れると直すことはできません。

この素晴らしい芸術作品。
雨や風にはとても弱く、壊れやすいのがつらいところですね

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らっきょうの花ももう少し

2010-10-25 | 日常
小さく鮮やかな色を咲かせる、らっきょうの花。

つぼみが薄紫に染まってきました。
満開にはまだまだなりませんが、見ると膨らんできているのがよくわかります。





鳥取砂丘周辺にも、らっきょうの花はまだですか?というお電話や
尋ねてこられる方もあり、鳥取福部のらっきょう、そして花も有名なんだなと感じます。


紫色の絨毯になる日も、近いかな…と楽しみになります


しかし、ここ数日で気温が一気に下がる予報が出ていました。
お天気も、傘マークが並んでいました。


砂像の現場に携わっていると、私含めて皆が天気に敏感になります。
特に雨、台風、大雪は、砂像そのものはもちろんのこと、テントや枠、骨組み全ての影響が心配されます。

夏の暑さも乾燥も心配ですが、特にこれからの時期ですね…
砂像もますます気をつけていかねばなりません



鳥取砂丘、そしてらっきょうの花は、屋根もない完全な野外になります。
また、らっきょう畑の農道には、農家さんがそれぞれ作業のために行き来されることも多いです。

道の具合、お天気、気温にはくれぐれもご注意ください。


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ライオンの首に…ヒビ!?

2010-10-24 | 日常
鳥取砂丘「砂の美術館」で行われていた、砂像彫刻家・茶圓勝彦氏の公開制作。

その作品が完成しました





当初、こちらを制作するための砂の土台が、予定していたよりかたく締め固まっておらず

デザインを変更しなければならないか…

という話が、上のほうの型枠をはずした後にでていました


無理して彫刻すると、完成する間もなく彫っている間に崩れ落ちてしまう…

何を言っても、もとはあのサラサラと崩れやすい砂です
砂像制作には、接着剤や凝固剤などを一切使用しません。

そのため、完成した後のもちはもちろんのこと、彫っている間に上から崩れる、下から崩れる、
さまざまな苦労を経て砂の芸術が出来上がります。





デザイン画と比べると、砂が落ちやすい出っ張った部分を減らすなど
ところどころ細かな変更点はありましたが、雰囲気をそのまま残した砂像となったようです。





しかし、完成しても油断ができません

このライオンは、首の下に石を重ねたような支えをわざと作って
大きく出っ張る形になる首を支えていますが、
その真ん中に、向こう側に抜ける空洞を見つけられると思います。

このような箇所は、アーチの理論により
それぞれの砂が支えあい、引っ張りあう構造で制作されています。



この写真では見難いと思いますが…

力強く大きなライオンの首の上あたりに、

ヒビが入ってしまいました


生き物の首は、砂像ではとても怖いところです。

どうしても首の下には空間ができてしまい、そこからどさっと崩れ落ちやすくなります
支えになる部分を作っても、空洞や出っ張りはとても難しい技です


この写真で言うと、ちょうど横をむいたライオンの耳の下の、少し盛り上がっているところ。

そしてその次に、また同じような盛り上がっている箇所をご確認いただけると思いますが
ちょうどその盛り上がったところの下のへんに…ヒビが





亀裂や小さなヒビは、上から土をかぶせるように見た目を直すことはできますが
これが大きなものとなり、崩れてしまった砂像は、小さな部分でもくっつけて修復することはできません

砂は、制作するのも雨風から守るのも大変です


この写真に写っているテントも、近日中に取り払われる予定です。
陰がなくなるというのは、雨の日も大雪の日も炎天下でも、作品が全ての天候にさらされるということです。


その向こう側には、広い鳥取砂丘が広がっています。

ぜひ、これらを一緒にご覧下さい
そして、鳥取砂丘+砂像の芸術の素晴らしさを感じていただけければ幸いです。





雲はあるものの、過ごしやすい穏やかな日でした。

来週あたりからは、この砂丘周辺でも最高気温20度を切り、最低気温もようやく10度を下回るようです。
急に気温が変わることもあるので、防寒着はお忘れなく




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【第4期】30万人達成!砂の美術館

2010-10-23 | 日常
本日、第4期「砂の美術館」が30万人を達成いたしました

今年の4月29日から、今期のアフリカ編がスタートし
ここまで多くの皆様に足を運んでいただき、まことにありがとうございます


今日、30万人目になられたのは広島市からお越しの方。
鳥取市の竹内市長にも、お祝いに駆けつけていただきました。




大きなアフリカの動物たちの砂像を目の前に…とても迫力がありますね





今日は週末で、朝早くから県外からも多くの方におこしいただいていました。
そのため、どなたが30万人目になるか…予想もできず、私もドキドキしていました。

30万人目の記念の品として、大きな花束とともに「砂の美術館」オリジナル商品や商品券、
ずっしりとしっかり実のつまった砂丘長いもなどが贈呈されました。

どれも、鳥取や砂像を感じていただけるものばかりです





皆様、本当におめでとうございました&ありがとうございました


30万人目という大きな節目を迎えた、鳥取砂丘「砂の美術館」ですが
行楽日和の秋を過ぎても、冬になるとまたデジタル掛け軸のD-K LIVE、
イリュージョンのイルミネーション、ミニ砂像展示など多くの楽しみが待っています

季節の変わり目、体調にもお気をつけいただきながら
ぜひ、秋冬の砂丘周辺、砂像もお楽しみください


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らっきょうの花はもう少し

2010-10-22 | 日常
鳥取の特産品のひとつ、砂丘らっきょう。

ここで育つらっきょうは福部らっきょうとも言われ、真っ白でシャキシャキした食感が特徴です


食用としてのらっきょうは春頃ですが
そんならっきょうの花が、このあたりの予想ではあと一週間くらいで見頃になりそうです。

雑誌や観光案内では、10月末~11月初めと記載されているものが多いと思いますが
今年は少し遅めで、現在はちょうどつぼみがほんのり紫に染まってきた感じです。


細く濃い緑色の葉が生き生きと伸び、その間に、これまた細長い茎の上に咲く花の形がちらちらと見えています。

らっきょうの花は、満開になるととても鮮やかな濃い紫色が広がります。

まだまだ、葉も花が咲く部分も緑色なので、らっきょう畑は緑のじゅうたんが広がっていますが…


10月後半になってから、らっきょうの花を尋ねて来られる方が砂丘にも増えてきました


毎年、ここぞ!とばかりのタイミングで花の撮影を逃したり、お天気が悪かったり

今年こそは、晴れ渡った秋の空ときれいならっきょうの花畑、しっかり目にもカメラにも焼き付けたいものです


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今日の砂像公開制作!【日程延長】

2010-10-19 | 砂の美術館


公開制作が進んでいます

大まかに形を削りだしていた部分も、だんだんと細かな作業が多くなりました。


今回、天候や砂像制作状況から、9日から19日までの予定であった公開制作を

21日までとして、2日間日程延長することとなりました。







これまでにも多くのお客様に来ていただいておりますが、
延長されることでまた、新たなお客様にも見ていただける機会が増えました





人間の女性とメスのライオン。

どちらも、母性と内の強さを感じさせます





写真だけでは、なかなかこの迫力はお伝えできません…

どうぞ、鳥取砂丘「砂の美術館」にて、制作過程も素晴らしい砂像も、直接ご覧ください





今日は青空より白っぽい風景でしたが、風もなく穏やかなお天気となりました。

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流れる夕焼け

2010-10-18 | 砂丘



鳥取砂丘の夕陽は、天気のよい日はいつでも美しいです


空は同じもののはずなのですが、少し移動して同じ場所を見てもどこか違う気がします。





サンドパルの窓辺から真っ赤な光が差し込んでいたので
空はさぞ赤いだろう、と思って外を見てみたのですが、空にはまだ半分ほど水色が残っていました。


ふと横を見ると、他のお客様もカメラを構えて同じ方向を向いている方がちらほら…


ちょうど鳥取砂丘から帰る道路沿いから見える場所だったのですが
普通に車を走らせていて、真横の空を見る機会は希だと思うので、やはりとても貴重な瞬間だったと思います


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