鳥取砂丘 砂の美術館

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「砂の美術館」第9期南米編は2016年4月16日(土)よりスタート!

白鷺城

2008-10-19 | 日常
姫路城。

別名「白鷺城」(はくろじょう・しらさぎじょう)と呼ばれるこの城。
そう呼ばれるようになった理由も諸説ありますが、

「白漆喰で塗られた城壁の美しさから、鷺が飛び立つように見えるから」
という理由も、なるほどと頷けます

今回、砂像で制作されている姫路城も
そんな勢いと羽ばたきを連想させます。




砂像作成中は、表面にのりや凝固剤は一切使用しません。

が、そうなると風化や乾燥で、作成中の砂が
ぽろぽろと崩れやすくなったりもするものです

そのため、時折表面に水を吹きかけ
砂の塊の表面の乾燥を防ぐ、という作業も欠かせません。




こちらが、製作中の姫路城の表面に
水を吹きかけている様子です。

水のタンクにホースをつなぎ、
細いシャワーのようなものでシュッシュと吹きかけています。


砂はやわらかすぎても崩れやすいですが、
かたくなりすぎても砂像をつくることができません。

そんな微妙な感触を知り、手を加えるのも職人技。
やはり砂像彫刻は素晴らしいです