本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

♪リネンでかご型バッグ♪

2006年06月11日 | handmade(縫い物)

このところ帰りが真夜中になっている夫から、
「先に寝ていてもいいよ」と言われているのですが、
妻がいなければ疲れて晩御飯も食べずに寝てしまう、
ということが分かりきっているので、
昼寝で体調を整えながら起きています。

長ーい待ち時間は、手縫いでちくちく、お裁縫。



『小さな暮らしのソーイングノート』(前田まゆみ 日本ヴォーグ社 2003)
に載っていたかご型バッグが、出来上がりました。
シンプルな作り方で助かる、助かる♪
写真だと、くにゃ、とぶら下がっていますが、底が丸いです。



アクセントになる持ち手には、ラベンダー色の水玉をつけました。



裏地はブルー系の薔薇模様。さりげなくエレガントです。



材料欄に書いてあったコットンの編み糸が揃わなかったので、
青い手縫い糸二本取りでハンド・ステッチ。

それにしてもこのリネンは、少し厚手だったけど、
初心者にも実感できるほど、質のよい生地でした。
幸せな触り心地…。
本当に、いいですねぇ、リネン!

            

ところで夫は、多忙な時に限らず無精者、だと思います。
果物は、誰かに全部用意してもらわなければ食べません。
いちご、さくらんぼは、洗って。
りんご、オレンジ、みかん、グレープフルーツは、
皮をむいて一口大にまでする。
冷蔵庫の中から自分で取り出して加工する?
ありえない!…という感じです。
(放置すると、「どうしてあるのに出してくれないの?」と言われます

 ごく当然のように構えている様子を見ていると、
どこまでお坊ちゃんなんだ!と時々腹が立ちます。
それでもビタミンを摂取してほしいばかりに、
せっせとお皿に盛り付けているのですが。

先日妻が自分の分を食べながら「一口いる?」と差し出したら、
ついに、あーんと口を開けて待っているところまで症状が進みました。
あきらかに、食べさせておくれ、という姿勢です。
おいおい…。わたしの分をいつも一緒に食べるつもりか?
妻も果物、大好きなのに…。ああ、取り分が…減る…。
この甘え(というか怠惰)、一時的なものであってほしいです。




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『モナリザの微笑』

2006年06月10日 | 映画・DVD・テレビ

普段TVドラマはあまり観ないくせに、
一度好きになった作品は何度でも繰り返し鑑賞するわたしたち。
だからDVD化してくれないとかなり哀しい。
国内ドラマって、旬の俳優さんを起用した
話題のラブストーリーだとすぐ発売が決まるけど、
ひっそり愛される類のドラマはいつまでもその気配がないんですよね…。
やっぱり放送時の視聴率勝負、なんでしょうか。

夫が好きな『振り返れば奴がいる』『タブロイド』。
わたしが好きだった『天才柳沢教授の生活』
(コレにいたってはビデオ化もされず!)。
どれも長年待っているのです。
“流行もの”じゃなくても良質なドラマだったと思うんですけど…。

そして二人が愛する『モナリザの微笑』
日本初のオークションハウスを中心に、
出品されたモノをめぐる人間模様と、
ダヴィンチ作の“2枚目のモナリザ”を求める駆け引きが描かれた、
知的で軽快なタッチのドラマです。

確か大学時代に放送されていたのですが、
お仕事系ドラマが好きな彼氏(現・夫)が毎週観ていました。
わたしは当時博物館学芸員資格の勉強をしていたので、
生意気にも「あんな作品の取り扱い方はありえな~い!
それにアレをしたら完全な犯罪でしょ~」を連発していましたが、
(今でも楽しくツッコミを入れちゃいます)
美術品を主軸に、人情話とコン・ゲームを絡めたところが大好き。

江口洋介のやや気取った演技もいいし(ちょっと古畑を意識した?)、
海千山千だけどユーモラスな伊武雅刀や、
初々しい岡田准一がいい味出してると思います。
(葉月里緒菜は修復家にしちゃ若すぎる気もするけれど…)
ゲストも含めた他のキャストも良かったですね。
特にこのドラマに深みを与えていたのが松本幸四郎。
渋い。格好いい。画面がぐっと重厚さを増します。さすが…。

これは、早すぎたドラマだったよね、とよく夫婦で話します。
オークションとか美術品とか、
国内ドラマには珍しい題材を取り上げていたから、
すごいヒットにはならなかったのだろう、と。
恋愛色も薄いし(←こういう面も好き)。
当時の日本人には向かなかったのかも?
でも本当に、内容的にはとても面白いのですよ!
(夫はサントラCDまで持ってます


           


さて、最近のみどり(ミシシッピーアカミミガメ・メス)について。
産卵期で食欲が落ちてから、数日絶食を続けていたので、
なんだか心配になって鶏のささみ(←ご馳走)をあげたら、
それは美味しそうに食べました…。
でもささみばかりあげては、栄養が偏ってしまう(第一贅沢だし!)。
何とか普通に戻そうと、餌の回数を2、3日ごとに変えたら、
配合飼料も食べるようになりました。

それでほっと安心…していたら、
この間餌はまだあげていないはずなのに、
みどりがもぐもぐ口を動かしている。
ええっ、何食べてるの?と、水槽の底を見たら、
どろんとしたものと、白い欠片が。

た・ま・ご!

なんと、自分で生んだ卵を食べているのです。
狼狽するわたし。あわてて粉々の殻をすくい取りました。
かろうじて一個だけは半分に割れた形を確認しましたが、
かめは一度に何個も卵を生むはず。
もしかして他のは全部食べちゃったの~?
どうせ孵るはずのない卵だけど、
食べちゃうなんて。食べちゃうなんて…。

帰宅した夫に報告したら、
「そんなに驚くことないよ。
昔うちで飼ってたかめも、生んだ卵、食べてた」だって。
当たり前のことなのかしら…。
なんだか動揺してしまいましたわ~。





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ご存知『ナイルに死す』と『ナイル殺人事件』

2006年06月09日 | 

かの有名な『ナイルに死す』、先日読み返しました。
最初は図書館で借りて読んだ本です。
結婚してから、夫所蔵(しかし買ったまま未読)の文庫本を貰いました。
再読後、なんとなく連想で、
昔の映画『ナイル殺人事件』も観る。
原作との違いが面白いです。

 <ちょこっとネタバレ注意ですよー!>

旅行に出るたび、殺人事件にぶつかるポアロさん。
(名探偵はいつもそうだ
そんな都合よく、容疑者たちが一箇所に集まるかいな、と思うけど。

怪しい人がいっぱい。
一見ちゃんとしたアリバイばかり。
でも外部の者の仕業ではない。
目撃者は全てを探偵に打ち明ける前に殺される。
全部推理ものの“お約束”なんである。

原作は登場人物が多く、様々な事情がからんで複雑です。
その点、映画は分かりやすく整理されている、かな?
ポアロが仮説を立てるたび、その映像が現れて、
鑑賞者が状況を理解しやすいように工夫している感じ。
トリックの再現も躍動感があるしね。
(鑑定法が進んだ現代では、時代設定を特に強調しないと、
ひたすら無理!な印象を受けてしまいますが)

この『ナイル殺人事件』は、他のクリスティー原作の映画よりも、
すぐれた出来のものだと個人的に思います。
勿論、ピーター・ユスティノフが原作のポアロのイメージとは違うとか、
探偵の手法が全く“らしく”ない、とか、
ポアロと共に捜査を委ねられるレイス大佐が、
本当は何をしているひとか、うまくごまかしたな、とか。
(クリスティーの作品世界で時々現れるレイス大佐。
『茶色の服の男』では渋い存在でした)
登場人物削減で、犯人がすぐ分かっちゃうだろ、とか。
やはりツッコミどころはたくさんあります。

でも単独に一つの映画として観れば、結構面白いです。
キャストもすごい。
ミア・ファローもジェーン・バーキンも出てるしね!
ハリポタ“マクゴナガル先生”のマギー・スミスも、
ミス・マープル&ジェシカおばさんの事件簿のアンジェラ・ランズベリーも、
『十二人の怒れる男』のジャック・ウォーデンも出てる。
『ロミオとジュリエット』のオリビア・ハッセーも出ていました。
「この人どっかで見たことあるよ!」といった素朴な喜び。

原作と映画の推理劇を楽しんだ後で、
ふと感じたのは、被害者の哀れなまでの傲慢さ、です。
惨劇の場には動機を持つ敵ばかりが揃っていた、
という設定は、フィクションではよくあることだけど。
敵意の気配を察して不安そうな様子なのに、
自分がなぜ憎悪を招いているのかまったく気づいていないのも、
哀しいことだと思う。

(そこで、某氏の『私がみなさんに嫌われたのは、
お金をたくさん稼いだからでしょう』的発言に思いをはせたり…。
わたしはそれ、ちょっとピントがずれてる、という気がするの

己の正当性を確信して行動しても、
別のルールで生きている人間にとっては、理不尽に見えるわけで。
善意でものを言っても、時には好意的に解釈されない時がある。
おそらく被害者は、それが理解できなかったんでしょうね。
(特に物質が)充たされているひとは、
他者の心の動きを想像するのが難しいのかもしれません…。

そうすると何か足りない思いをしたり、
失ってつらい気持ちになったりすることも、
ネガティブな感情であまり味わいたくはないけれど、
人間として、大切なことなんだろうなぁ。

などと、しみじみ考えちゃったりしました。
クリスティー作品には時々、
「見るからに幸福の絶頂、のようでいて、
実は痛ましいくらい鈍感」な人物が登場しますが、
この事件の被害者はその典型でした。

長編ではラストでカップルが誕生することが多いので、
それが救いというか、新たな希望ですね。



『ナイルに死す』アガサ・クリスティー 早川書房 1984
『ナイル殺人事件』1978 監督ジョン・ギラーミン 出演ピーター・ユスティノフ




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何もできない日常で。

2006年06月08日 | 日々のこと

近頃の夫は、
製造後十年ほど過ぎた家電のようだと思う、桜雪です。
そのココロ…いつ壊れてもおかしくない。
(動いていてもかなりびくびく!)

あんなに疲れていて、土日で充電、できるのかな。
睡眠時間を除くと、家にいるのは一日のうち、ほんの二、三時間です。
勿論、夫婦の会話も少ないけれど。
今が大事といった必死の働きぶり(しかしどの時期も“今”)と、
「誰だってコレくらい働いているよ」という本人の言い分により、
妻側からブレーキをかけることができません。

「いつまでもこんな働き方では、体がもたないよ」と真剣に説いても、
あとでよその人に、
「妻は心配するけど、現状を何も分かっていない」
という趣旨の発言をされるので、
なんだかいやになっちゃいます。

ちゃんと食って寝て、
ついでに人間らしくコミュニケーションも取れれば文句は言わないの。
(夫は“ちゃんと会話してるよー。
家族サービスいつもしてるじゃない~”と言いますが。
仕事人間の君の指標が間違っているのです)

資本主義社会の限界と市場原理の過酷さについて、
主婦らしく憂える毎日。
社会の仕組みも、無我夢中の夫も、
すぐ傍に在るのに、手が届かなくて、じれったい。
そんな時はとりあえず噛み付いてみる(笑)。

           

日曜出社時に「行かないで~!もうちょっとうちにいて~(泣)」
と軽く嘆いたら、困った顔をされました。
「じゃあ、さっさと行きなさいよという態度だったらいいの?」
と聞いたら、
「その中間がいい…。普通に行ってらっしゃい、って」だと。
引き止めず、急かさず、ですか。
おのれはむずかしいことを注文するのう!




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ダブルガーゼのポーチ

2006年06月07日 | handmade(縫い物)

手縫いで作った2個めのポーチ、
型紙は手芸屋さんにあったCraft楽園のものです。
裁縫初心者ゆえ、出来上がりは少しいびつですが、
まあ、そこはそれ、味があるということで…。



“リネンでつくるポーチいろいろ”と題した
アイロン転写型紙だったのですが、
花柄のダブルガーゼと、水玉模様のコットンを使いました。

ところが転写してみたところ…
ダブルガーゼは裏までインクがついてしまい、
(なんとアイロン台にまで!)
刺繍の指定位置にもしるしが色濃く写ってしまいました。
薄手の布に転写する時は気をつけなくてはいけないのですね。
慌ててレースリボンで目立つところを隠しましたが。
完成してからふと見ると、
後ろ側のリボンは中央よりだいぶズレていたのです…。

誰にあげる訳でもないからいいけど、
何やってもトホホだなぁ。



中はこんな感じ。
以前より進歩したファスナー付け。
マチがあるポーチは初めて作ったから、勉強になりました。



優しい印象を与えるこの花柄。
シンプル&ナチュラルな服装の時に持ち歩きたいです。

 <今回学んだこと>
●アイロン転写は慎重に。
●ダブルガーゼは端がほつれて縫いにくい。
●レースやリボンなど装飾を加える場合は、
 あらかじめ位置を決め、しるしを付けること。

はあ…。頑張ったわりに、小さな一歩である。



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またものんきな夢のお話

2006年06月06日 | 日々のこと

近頃、睡眠不足だという夫。
この間も朝の4時まで眠れなかったそうです。
(なのに起床は6時半!)
先週は、比較的早く眠りについたと思ったら、
いびきをかいていたし。
(いつもは、かきません。よほど疲れているらしい…)
なかなか、安らいだあと、すっきり目覚め!という訳にはいかないようです。

 一方傍らの妻は、すやすや眠っている…らしい。
しかし平和そうに寝ていても、
夢の中ではいろいろなドラマを味わっているのです。

例えば、夫に捨てられるとか。
(夢の中の夫はいつも冷たい。ナゼ?)
別れても友達だよ、という残酷な宣言をされたのです。
とても哀しかったので、起きてからずっと、
「離婚しないでね、ただの友達になるのヤダ…」
と言い続け、呆れられる。
(「夢の話でしょ?俺は知らないよ~」←もっともだ)

それから、妻がお腹を出して寝ていたので、
夫が布団をかけようとしたことがありました。
下敷きになっていたタオルケットを一度引き出そうとする気配に、
とっさに「何をするの?!」と激しく怒るわたし。
「え…、布団かけてあげようとしたんだよ」と戸惑う夫。
そこでぼんやり正気に戻る。
また寝ぼけたのです。恥ずかしい。
スパイ映画の夢でも見てたんでしょうか。
(俺の後ろに立つな!みたいな)

ゆうべは夫とファーストフード店に行って、
メニューを慎重に選ぶ夢を見ました。
きつねうどんとおにぎりを頼み、
おなかすいたーと待っている間に目が覚めた。
すごい悔しい。
店員のマニュアル通りの
「ご一緒に○○○はいかがですか~?」がなければ、
食べるところまで話が進んでいたかもしれないのに(笑)。

以前もちょっと書きましたが、
わたしの夢、波乱万丈の展開になることも多いのです。
   (こちら昔の記事です→)  ハーレクイン編
                   ビジネスマナー編
寝ている間にいろんな感情を味わって、ぐったりすることもある。
あまり夢を見ないという夫に分けてあげたいです。
(今夜はよく眠れるといいね、夫…)



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ほんのささいな痛み

2006年06月05日 | 日々のこと
わたしももうすぐ三十路なので、
最近周囲におめでたが多いです。
大好きな人たちの赤ちゃんが誕生するので、とても嬉しい。
生まれたよ!というニュースに、こっちもわくわくする。
先にお母さんになっている友達を見ると、
温かくて、ちょっとくすぐったい気分。
話を聞いていると、ほのぼの、とするのですよ。

いつも拝見させていただいているブログでも、
お子さんのエピソードが載った記事を読むと、
にこにこ笑みがこぼれます。
他人の幸せが普通に楽しいのです。
だから、こういった気持ちで淡々と歩いていきたいんだけど。

結婚して3年目。
たまに「子供はまだ?」と聞かれます。
分かってるんです。ごく当たり前の会話の展開で。
誰も悪気で言ってる訳じゃないんだってこと。
時には心配しているからその話題になるんだってこと。

でもまだ少し心が痛い。
結婚してすぐに流産してからは、
長い間かけて心の整理をしてきたつもりですが。
真剣に考えるとまた泣いてしまいます。
(以前にも、落ち込んで何も出来ない、ということを書きましたが。
つまり、原因はそれなんです)

勿論、人生にはいろいろ悲しいことがあるんだし。
わたしが特別不幸な訳じゃないし。
人間だから、しばらくすれば他の事で
ちゃんと笑ったりできるんだって分かった。
第一、気を使ってくれる夫が傍にいるんだから。
いつもは自分なりに前向きなつもりです。

ただね、一般的なことや他家の子供の話じゃなくて、
やっぱり“我が家”の話になると、
つらい時があります…。

それは、子供は欲しいけど、
今はこうのとりに任せたい気持ちなんです。
それぞれ家族の形は違うのだから、
どうか焦らせないで、と思う。
(たかが一言に揺らされるくらい、過敏になっているのだから、
問題はきっとわたしの心にあるんでしょうね…)

本当に、日常ではそれほど意識していないつもりなのですが。
外から刺激されると、暗くなったり、ぐっと胸が痛くなったり。
放っておいてくれるほうが、正直ありがたかったり、します。
(そんな状態を理解してくれている母や義母からは、
プレッシャーをかけられることはないので助かってますが)

なんかごめんなさいね、こんな愚痴を書いてしまって。
もう復活しますから。
大丈夫、です!
さ~て、気分直しにちょびっと散財してこよう。


(でもさー。どうして世の中、「で、そろそろ結婚は?」とか、
「赤ちゃん早くできるといいねー」とか、
はっきり言って余計なお世話が多いのかしら。
普段なにも感じてなくても、
言われているうちに切羽詰った気分になりません?苦手だなぁ…)

★夫の名古屋みやげ♪やわやわ麩餅★

2006年06月05日 | 美味☆礼賛

金曜日に食べた麩餅。
夫の出張みやげです。
ネットで見かけた麩まんじゅうが食べたくて、
名古屋に行く夫に
「もし売ってたら…」と頼んでいたのですが、
帰りがけに駅の売店で1個だけ残っていたのを
ささっと買ってきてくれました。

“本日中にお召し上がりください”らしいので、
いそいそと、晩酌する夫の隣で食べる。
これがうまいのなんの!
餅の部分がふわふわ・やわやわ、です。
初めての食感…。
甘すぎない餡も美味しい。
ものすごく幸せな顔になりました。

雀おどり總本店さんのお菓子です。
もう一度食べたい!(泣)
物産展こないかなぁ…。
HPで見たういろ、蕨餅、青梅羹、金魚羹も気になります。

長崎にも麩まんじゅう、あるらしいんですけど。(→熊屋さん
平戸は遠いから、わたしひとりでは行けない。
ちょっと方策を考えてみましょう。
少し調べたところ、本場は京都だとか。
もし機会があってあちらに行ったら、チェックしたいと思います。

それにしても美味しかった…。(記憶の反芻

   △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 ゆうべ、TVで『トリック新作スペシャル』見ました。
相変わらず小ネタがきいていて面白かった。
劇場版2、観に行きたいです~!



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『闇の城、風の魔法』と気になるファンタジー

2006年06月04日 | 

図書館だとYA向けのファンタジーは、
たいてい児童書コーナーに置かれているため、
見逃してしまうことが多いです。
でもめぐり合えると、結構面白い本ばかりなんですよね。
先日はこんな本を借りました。

『闇の城、風の魔法』メアリアン・カーリー 徳間書店 2005
 オーストラリアの高校に通うケイトは現代の魔女。転校生ジャロードが無自覚に持つ大きな魔力に気づき、彼の力になろうとするが、現実的なジャロードは魔法を信じない。ケイトは彼の家系を調べるうちに、ジャロードの一族に呪いがかけられており、それに対するために彼の力が目覚めたことを知る。次々と家族に悲劇が降りかかったジャロードも、ついに呪いの存在を悟る。
 二人は、ケイトの祖母ジリアンの魔法で時を遡り、ジャロードの一族の祖がいた中世イングランドにおりたち、呪いをかけた張本人の魔法使いを探すことになるが…。


昔、コバルト文庫が好きだったというファンタジー好きにおすすめです。
高校生の日常に、魔法に、タイムスリップに、ロマンスもあって。
美形キャラも出てきます。

物語はケイトとジャロード、それぞれの一人称で紡がれますが、
ジャロードの目から見たケイトはアジアふうの美少女らしいです。
街の人々が内心魔女だと恐れている
(ま、実際そうなんだけど)祖母と暮らしているので、
同級生からは異端者扱いをされています。
クラスの有力グループから締め出されて、
パーティーにも誘われなかったりするけど、
少し悲しくても己を曲げない、気が強い女の子です。

金髪緑眼のジャロードは、転校早々、
校内の女王格の子から色目を使われるほど
美少年なんだけど、最初は不器用で臆病で情けなくて。
むしろ(中盤出てくる)悪役のほうが格好良く感じたくらいです。
しかし後半、ケイトが危機に見舞われ、大きく成長します。
ヒーローの面目躍如というところでしょうか。

魔力を持った男の子と女の子が出会い、
お互い他の人とは違うという感覚から、意識しあって…という点で、
ちょっと『めざめれば魔女』(マーガレット・マーヒー作 岩波書店 1989)
を思い出したんですけど、これはこれで別の魅力がありました。
途中から魔法に相応しい中世に舞台が移るのですが、
いかにもファンタジーという展開に気分が盛り上がります。

勿論、ありふれた日常を奪った呪いを断ち切ろうとする、
女の子の姿をリアルに描いた『めざめれば魔女』も大好きー!
そう、この二作品。主人公が家族のために戦いを選ぶ、
という設定でも共通していますね。
図書館で読んで感動した『めざめれば魔女』は、
絶版になるのが怖くて、のちに購入してしまいました。
(今は新装丁で出ているようです。しまった…

 さて他にも、以前読んで、特に印象に残った
ファンタジー本のことをメモしておきます。

『水晶玉と伝説の剣』(ヴィクトリア・ハンリー 徳間書店 2002)
先見の力をもたらす水晶玉を手にした王女トリーナと、
亡国の王子ランドンの流転の運命。はらはらします。
憧れてしまうロマンチックな恋愛度★★★☆☆
どっぷりひたれる異世界ファンタジー度★★★☆☆

『幽霊の恋人たち』(アン・ローレンス 偕成社 1995)
宿屋に住み込みで働くことになった不思議な男が、
大人になりかけの三姉妹に語って聞かせる、いくつもの恋物語。
あの『リンゴ畑のマーティン・ピピン』を思わせる短編集。
さりげなくイギリスの民間伝承が織り込まれている度★★★☆☆
実は大人の恋?度★★★★☆

『妖精王の月』(O・R・メリング 講談社 1995)
妖精王に連れ去られたいとこのフィンダファーを探すグウェンは、
やがて妖精世界を揺るがす事態に巻き込まれる。
読後ケルト伝説にはまってしまうかも度★★★☆☆
切ない恋だがちょっと羨ましい度★★★★☆

覚えておいて、また図書館で借りるとか、
(できれば)買うとか、したいです。
児童書の単行本は、滅多に文庫にならないから遠い存在…。
その代わり装丁やイラストにこだわりが感じられて、
手に入れたら一生モノという嬉しさですけど。
(好きな作品をブックオフで見かけると、
せっかく買っておきながら、なんて勿体ないことをするんだ!と
一瞬目を見張り、この本はうちに来たいと言っている!と
自分に言い訳しながらレジに持っていくわたし。
手放される方がいるから、流れてくる本もあるんですものね。
ほんとは感謝しなきゃいけないわっ
いっぱい買って、いっぱい流してください~)

             

話は変わりますが、先日、夫が聞き捨てならないことを。
本だけでなく大量にものを収集する癖があるので、部屋が片付かず、
たまりかねて文句を言ったら、
「いつか書斎を持って、そこに全部しまうから」だって。
「家族が増えたらどうするの、そんな部屋持てないよ。
子供部屋だって必要になるでしょう?」と反論したら、
「子供部屋はいらないよ~」とすっぱり。

相変わらずジャイアン的発想。
そうなったら、あなたには押入れに寝てもらいますからね。




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手縫いで☆さくらんぼのポーチ

2006年06月03日 | handmade(縫い物)
手縫いで作る小さなポーチの型紙を、
そーいんぐ.コムというところで見つけたので、
さっそく可愛い端切れで製作しました。
不器用なわたしの健闘の成果。



好みでレースもつけてみました☆
簡単に作り方が載っていたのですが、さっぱり分からず、
途中で針を止めては、しばらく考える、といった具合。

キルト芯が厚すぎて、ふかふかです。
(作るものによってキルト芯の厚さを変えるなんて、
知らなかったんだもの~)

こちらは内部の写真。



裏地は表上部に使った赤の水玉です。
ファスナー付けでは寸法が合わず苦労しましたが、
袋口を測りなおし、改めて長さが近いファスナーを用意しました。
どうです、この適当さ。



さくらんぼの布地がとってもキュート。
当てもなく作ってしまいましたが、さて、何に使おうかな。



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