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引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

『モナリザの微笑』

2006年06月10日 | 映画・DVD・テレビ

普段TVドラマはあまり観ないくせに、
一度好きになった作品は何度でも繰り返し鑑賞するわたしたち。
だからDVD化してくれないとかなり哀しい。
国内ドラマって、旬の俳優さんを起用した
話題のラブストーリーだとすぐ発売が決まるけど、
ひっそり愛される類のドラマはいつまでもその気配がないんですよね…。
やっぱり放送時の視聴率勝負、なんでしょうか。

夫が好きな『振り返れば奴がいる』『タブロイド』。
わたしが好きだった『天才柳沢教授の生活』
(コレにいたってはビデオ化もされず!)。
どれも長年待っているのです。
“流行もの”じゃなくても良質なドラマだったと思うんですけど…。

そして二人が愛する『モナリザの微笑』
日本初のオークションハウスを中心に、
出品されたモノをめぐる人間模様と、
ダヴィンチ作の“2枚目のモナリザ”を求める駆け引きが描かれた、
知的で軽快なタッチのドラマです。

確か大学時代に放送されていたのですが、
お仕事系ドラマが好きな彼氏(現・夫)が毎週観ていました。
わたしは当時博物館学芸員資格の勉強をしていたので、
生意気にも「あんな作品の取り扱い方はありえな~い!
それにアレをしたら完全な犯罪でしょ~」を連発していましたが、
(今でも楽しくツッコミを入れちゃいます)
美術品を主軸に、人情話とコン・ゲームを絡めたところが大好き。

江口洋介のやや気取った演技もいいし(ちょっと古畑を意識した?)、
海千山千だけどユーモラスな伊武雅刀や、
初々しい岡田准一がいい味出してると思います。
(葉月里緒菜は修復家にしちゃ若すぎる気もするけれど…)
ゲストも含めた他のキャストも良かったですね。
特にこのドラマに深みを与えていたのが松本幸四郎。
渋い。格好いい。画面がぐっと重厚さを増します。さすが…。

これは、早すぎたドラマだったよね、とよく夫婦で話します。
オークションとか美術品とか、
国内ドラマには珍しい題材を取り上げていたから、
すごいヒットにはならなかったのだろう、と。
恋愛色も薄いし(←こういう面も好き)。
当時の日本人には向かなかったのかも?
でも本当に、内容的にはとても面白いのですよ!
(夫はサントラCDまで持ってます


           


さて、最近のみどり(ミシシッピーアカミミガメ・メス)について。
産卵期で食欲が落ちてから、数日絶食を続けていたので、
なんだか心配になって鶏のささみ(←ご馳走)をあげたら、
それは美味しそうに食べました…。
でもささみばかりあげては、栄養が偏ってしまう(第一贅沢だし!)。
何とか普通に戻そうと、餌の回数を2、3日ごとに変えたら、
配合飼料も食べるようになりました。

それでほっと安心…していたら、
この間餌はまだあげていないはずなのに、
みどりがもぐもぐ口を動かしている。
ええっ、何食べてるの?と、水槽の底を見たら、
どろんとしたものと、白い欠片が。

た・ま・ご!

なんと、自分で生んだ卵を食べているのです。
狼狽するわたし。あわてて粉々の殻をすくい取りました。
かろうじて一個だけは半分に割れた形を確認しましたが、
かめは一度に何個も卵を生むはず。
もしかして他のは全部食べちゃったの~?
どうせ孵るはずのない卵だけど、
食べちゃうなんて。食べちゃうなんて…。

帰宅した夫に報告したら、
「そんなに驚くことないよ。
昔うちで飼ってたかめも、生んだ卵、食べてた」だって。
当たり前のことなのかしら…。
なんだか動揺してしまいましたわ~。





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