金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

意外に利用者が多い「ゆうちょの電信振替」

2016年01月19日 | デジタル・インターネット

私が事務局を務める学会は今が年会費の徴収時期です。

今まで会員の方には「払込取扱票」を郵送し、払込取扱票による送金をお願いしていましたが、今年から振替口座の電信口座番号を連絡し、電信振替も利用しやすくしました。

その結果電信振替で送金される方が増えてきました。

「払込取扱票」を窓口に持参して送金すると手数料は130円(送金額が5万円未満の場合:以下同様)で、ATMから送金すると80円かかります。

しかし総合口座等からATMを利用して送金すると手数料は無料です。

またインターネットバンキング(ゆうちょダイレクト)を使うと月5回までの送金(振替口座等への)は無料です。

また受け手としても、振替送金を受けた場合は「ゆうちょダイレクト」の入出金明細照会に送金人の氏名が表示されますから、入金確認が簡単です。

(払込取扱票による送金の場合は画面をクリックして、払込取扱票のイメージを表示またはダウンロードする必要があります)

ということで来年度はもっと会員の方を「電信振替」に誘導したいと思っています。

なお振替口座の記番号を電信送金用の口座に読み替えるのは、送金者の方でもインターネットで簡単にできます。

ただし「インターネットで調べればわかります」というのは、不親切なので電信送金口座を大書してなるたけ電信振替が増えるようにしたいと思っています。

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黎明のサイレン 雪を知らせる

2016年01月18日 | うんちく・小ネタ

今朝(1月18日)の明け方サイレンの音で眼を覚まし、外を見ると夜来の雪が降り積もっていました。サイレンは車のスリップか何かで交通事故が起き、緊急自動車が接近した警報だったのかもしれません。

今朝は朝から雪かき。

20年前アメリカで使っていたスノーブーツを引っ張り出して、雨に変わった雪の中をラッセルです。我が家は小学校の前なので、雪の日の早朝の雪かきは日課です。

昨日までの3日間は白馬八方スキー場でスキーを堪能していました。

特に昨日の朝早い時間は天気が最高で白馬三山が美しかったです。

スノーボードを担いだり、シールを着けて八方尾根から丸山ケルンや唐松岳を目指す若人を見ると、若き日を思い出し胸が熱くなりました。

黒菱や兎平の非圧雪斜面に飛び込んで燃える気持ちを少し沈めました。

スキーヤーやボーダーあるいは登山者に絶好のフィールドを提供してくれる雪ですが、街に暮らす多くの人にとっては通勤通学の負担以外の何物でもないかもしれませんね。

降る雪に心はありませんが、受け止める人により、楽しくもあり負担にもなるということなのでしょう。

 

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インターネットファックスとエバーノートは相性が良い

2016年01月14日 | デジタル・インターネット

学会の事務局を担当していると時々大量のファックスを効率的に処理する必要に迫られます。

たとえば社員総会の出欠確認や議決権行使書(または委任状)の回収・確認・保存です。

学会では出欠確認や議決権行使書をインターネットファックスで回収しているのですがファックスを一々パソコン上で開くのは面倒です。

そこでファックスが着信すると「お知らせメール」がエバーノートに届くように設定します。エバーノートは固有のメールアドレスを持っていますので、そのメールアドレスを「お知らせメールのアドレス」に登録するだけです。

これで受信ファックスを自動的にエバーノートに取り込むことができます。

エバーノートには自動振り分け機能がついていますので、同種類のファックスは自動的に特定のノートブックに保存されます。

次に沢山できた「ノート」を統合します。

ノートの統合はCtrlキーを押しながら、ノートをクリックすことで画面のようにノートが集まります。

そして「マージ」ボタンを押すと出来上がりです。

ファックスを一つのノートにまとめた後はPDF機能を使って「並べ替え」「文字の書き込み」などの編集を行うことができます。

ということでインターネットファックスとエバーノートは相性が良いのです。

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Fell,dropped,declined そして調整局面入りした米国株

2016年01月14日 | 英語・経済

昨日(1月13日)米国株は広範な売りに大幅下落した。

WSJにはThe Dow idustrials fell 365 points. The S&P 500 dropped 2.5% and the Nasdaq Coposite declined 3.4%と3市場とも大きく下落したことを報じる。

Fall, Drop, Declineとも株価の下落を指す言葉で、使い分けに意味はない。英語では同じ単語を繰り返すと語彙力がないと思われるのでsynonym(同義語)を使っただけの話である。

株価の下落を指す動詞には、dip, plungeなどまだまだ色々な単語がある。しばらくはこれらの単語が紙面を賑わすだろう。

WSJは3市場とも調整局面correction territoryに入ったと書く。一般的にcorrectionは株価などが、直近の高値から10%ほど下落した局面を指す。ダウは昨年11月から約10%下落したので調整局面に入ったといえるのだろう。

調整局面がしばらく続いた後、相場が上昇に向かうのか弱気相場に向かうのかは分らない。

ブルンバーグは「ラッセル2000は昨年6月から22%下げて弱気相場入りした」と報じている。

株価の下落を加速した要因の一つは原油価格の低下だった。原油価格の低下は消費者の購買力を高めるので、消費関連セクターにはプラスと考えらえている。実際昨年パフォーマンスが良かったのは、消費関連セクターだったが、昨日は自動車部品メーカーのボルグワーナー株が9.5%下落するなど消費関連株も売られた。売られた理由は利が乗っていたので売られたのかもしれないし、とにかく投資家が現金化を急いだ結果なのかもしれない。

ところで金融記事に出てくる同義語の例として、米ドルをbuck,greenbackという呼ぶことがある。

WSJの同じ記事にThe buck shed its gains against the yen, a currency that often attracts buying during times of heightened uncertainty in markets.という一文があった。「ドルは円に対して儲け分を下げた。円はマーケットの不確実性が高まると買いを呼ぶ」という意味。

不確実な時代に海外投資家は円を買い、日本人は投資と消費を控えて円を貯め、嵐の去るのを待つという構図である。

★   ★   ★

最近出版した電子本

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「人生の山坂の登り方・降り方」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LYDWVPO/

「英語の慣用表現集」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LMU9SQE/

 

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新雪の後は1日待つ~山と相場に共通する格言

2016年01月13日 | ライフプランニングファイル

今日(1月13日)の東京の株式相場は大幅反発で始まっています。

反発は英語でいうとrebound rally。リバウンドはダイエットをしている人には嫌な言葉ですが、株式投資家にはありがたい言葉ですね。

ただし今日のリバウンドが持続するか?相場反転の節目になるか?はもう少し様子を見る必要があると思います。

で私が冬山経験から思いついた格言?は「新雪の後は一日待つ」というものです。

北アルプスなど荒天が多い冬山に入っていて、数日吹雪に足止めを食らっていた後、晴天が戻ってくるとすぐ新雪の中に飛び出したくなるものです。

だがこれは非常に危険です。降り積もった雪は不安定でちょっとした衝撃で雪崩が発生するからです。

「待ちに待った快晴。さあ飛び出そう」 

下山のためにやむを得ない場合は致し方ないこともあると思いますが、頂上を目指すならば1日待つ余裕を持ちたいと思います。

登り始めてラッセルを続ける足元から新雪がサラサラと流れ、怖い思いをして引き返したことも何度かあります。

仮に雪崩に捲きこまれなくても、降り積もった直後の雪は不安定で登り難いものです。一日待つと雪が締まり雪崩の危険も低下し、歩き易いというものです。

相場もまた然りかもしれませんね。特に不確実な材料が多い時は、少し待って雪の落ち着き具合を確認して上を目指す方が賢明です。

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