CNBCにTop 5 regrets people have on their deathbedsという記事が出ていた。
筆者はShoshana Ungerleiderという内科医で何年にもわたり入院患者のケアに携わり、人生の終わりに近づいた人々が後悔していることに築いたという。
記事の内容を紹介しよう。このブログの多くの読者の方は死は遠い先の話だ考えていると思う。私自身もなお死はそんな身近な話ではないと考えている。だが会社のOB会の訃報報告などで昔一緒に仕事をした人に意外に早い逝去をしると徒然草の一節を思い出す。
曰く「死期(しご)はついてでを待たず。死は前よりしも来たらず。かねて後に迫れり。…」
人は誰しも見な、死があることを知っているものの、自分の身に迫っているとは考えない。しかし死はいつの間にか背後に迫っている…ということだ。
死が目の前に迫ってから後悔しては遅い。後悔先に立たず、である。
ウンガーライダー医師の話を聞いて、参考になると思うことを日々の生活に取り入れることは、意味深いと思う。
筆者がいう人々が口にする5つの後悔は次のとおりだ。
- 愛する人と十分な時間を過ごせなかった。
- 働き過ぎて人生を逃してしまった。
- 恐怖に自分の決断をコントロールさせ、リスクを取らなかった。
- 不確実性やチャンスに直面した時、もっと勇敢になるべきだった。
- 将来に焦点を当てすぎて、現在を見失った。
巷間シニアライフの問題をファイナンスの点から論じる人が多い。
曰く、「長生きリスクに備えて、できるだけ長く働け」とか「資産寿命を伸ばすため、消費をできるだけ抑え、(極論すれば)耐乏生活をしろ」などという話が多い。
だがもっとも大切なことはそんなことではない。
もっとも大切なことは「他人が期待する自分に忠実な人生を送る」ということなのだ。
この記事の中に、作家で元緩和ケア従事者のBronnie Wareさんの言葉が紹介されている。
彼女がもっとも耳にした死にゆく人の後悔の言葉は、I wish I'd had the courage to live a life to muself,not the life otheres expected of me.だった。
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