昨日(9月27日)午後、通勤路線を歩くプロジェクト2回目を実行することにした。今日は「飯田橋から高田馬場」である。
飯田橋までは地下鉄東西線に乗り、そこから神田川沿いに歩いていくことにする。グーグルマップを見ると神田川沿いの道には千代田練馬田無線という名前がついている。これは東京都道8号線と呼ばれるもので、一部は目白通りと重なっている。つまり飯田橋から目白通りを歩いていくと自宅のある西東京市にたどり着くことができるという訳だ。大震災等で歩いて自宅に戻る必要に迫られることがあるかもしれないから頭に入れておいてよい。
飯田橋から5百メートルほど歩くと大曲に着き、その先に印刷博物館がある。トッパン小石川ビルの地下にある博物館で印刷に興味のある人には素晴らしい情報を提供してくれる。なお65歳以上は無料(一般の方は300円)である。
印刷博物館から江戸川橋までは面白いところはない。交通量の多い目白通りに沿って歩くのみだ。
江戸川橋からは神田川の左岸(上流から見て左側)を歩く。ここは遊歩道が整備されていて散歩にもってこいの場所だ。
しばらく歩くと「神田上水取水口の石柱」がある。説明書きには「井の頭池を源流とするわが国最初の神田上水は、関口の大洗堰(現在の大滝橋あたり)で水位をあげ、上水路(白堀)で水戸上屋敷(現在の後楽園一帯)に入れた」とある。この石柱は上水の流水量を調整する「角落」(かくおとし)だったのだ。
神田川沿いの道を歩いていくと椿山荘にはいる冠木門があり、その先に関口芭蕉庵がある。
これが関口芭蕉庵だ。
芭蕉庵の先には肥後細川庭園がある。庭は無料で見学することができる。細川のお殿様は豪気である。
細川庭園を過ぎてしばらく行き神田川を渡り右岸にでると都電荒川線が通っている。時折走ってくる路面電車を見ながら神田川沿いの道をたどっていくと高田馬場駅についた。
高田馬場手前には「面影橋」など由来のありそうな地名(一説では在原業平が鏡のような水面に姿を映したとか)があるが、別の機会に訪れることにして約4.5㎞の今回の通勤路線散策を終了した。
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