昨日(4月8日)マイクロソフトの時価総額がアップルを上回り世界一になった。ただしこれは全面的な負け戦(いくさ)の中でマイクロソフトのダメージが相対的に少なかったという程度の話。
トランプ大統領の包括的な関税政策により、ナスダックは過去5営業日で12%下落した。その中でアップルの株価は22%急落しているがマイクロソフトは6%の下落にとどまっている。
アップルの株価が他のIT企業より大きく下落している理由はiPhoneの中国企業への依存度が高く、関税の影響を強く受けるからだ。UBSのアナリストによるとトランプ関税によりiPhone16 Pro Maxの価格は30%近く上昇するということだ。
これに対しマイクロソフトの主な商品はソフトウエアで、中国等外国からの輸入に依存する割合が少なくトランプ関税の影響を受け難いと考えらているからだ。
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