昨日(1月30日)マイクロソフトが四半期決算を発表した。
一株当たり利益は2.93ドル(アナリスト予想2.78ドル)売上高620億ドル(同611億ドル)と売上、利益ともアナリスト予想を上回る好決算だった。
WSJもMicrosoft earnings jump as AI demand boosts cloud unit(人工知能がクラウド部門の需要を拡大し売上躍進)と好決算を評価した。
ただ決算発表後の時間外取引で、同社株は2%ほど下落した(WSJによる)。
ブルンバーグなどは、投資家はクラウド部門でもっと売り上げ増を期待していたから失望売りが出たのでは?といったコメントがでていた。
私は短期的に同社株を保有している投資家が利食いの売りにでたのかもしれないと考えている。
マイクロソフトの株価は過去1年間で70%近く上昇しているから利食いがでてもおかしくないだろう。
ただし今回の決算を見るとAIを梃子にマイクロソフトがクラウドビジネスを拡大している構図が明確でこの部門の同社の優位性はしばらく続きそうだ。
同社株はしばらくholdで間違いないだろう。