今日(3月18日)天気が良いので群馬県甘楽郡甘楽町の楽山園に行くことにした。
「楽山園」と聞いてピンとくる人は少ないだろう。私もつい2週間前まで知らなかった。楽山園を知ったのはJR東日本の「大人の休日倶楽部」3月号が取り上げていたからだ。私はこの雑誌を病院で読んだので、退院した後の最初の行楽地はここにしようと決めていた。
理由は「甘楽町が自宅から比較的近い(車で2時間程度)こと」「まだ行ったことがないこと」「近くに幾つか日帰り温泉があるので療養ができること」である。
さて楽山園というのは織田信長の次男信雄(ノブカツ)に始まる織田小幡藩2万石の藩邸に作られた庭園である。楽山園の入り口には織田家代々の藩主とその後を襲った松平家代々の藩主の名前を書いた旗が立ち並んでいた。
私たちは昼時に楽山園に到着したので、まず近くのイタリアン・プレトリオでランチを食べることにした。早春の平日の上コロナ騒動で外出を控えている人が多いことからレストランの客は我々夫婦だけだった。
地元野菜(ネギなど)をたっぷり使ったパスタはボリュームもあり満足した。
楽山園周辺は甘楽町が相当力を入れて整備しているようで駐車場・トイレなどが完備している。ただ上記のような悪材料が重なって庭園内も拝観者はまばらだった。
梅の木が数本花を残していたが桜のつぼみは固かった。
池の南側から北方を見るとスカイラインに雪を頂いた上信越の山が見えた。
楽山園を散策した後は道の駅甘楽を経由して藤岡の鮎川温泉・金井の湯に入って帰宅した。
今回は楽山園の散策だけの小旅行になったが、隣町富岡の富岡製糸場(世界遺産)と組み合わせると充実した旅になるだろう(ただし私は富岡製糸場に行ったことがあるので割愛したが)。