金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

谷川岳主稜線縦走、紅葉と疲れの登山

2017年09月25日 | 

週末に大学山岳部のOB連中と谷川岳の主稜線を縦走した。

9月24日(日)快晴。平標山の家を午前6時7分に出発。

小屋の前から笹穴沢源流の滝が見える。

少し登ると昨日泊まった平標山の家が見えた。

登りやすい木道を辿って6時58分平標山到着。

続く谷川岳最高峰・仙ノ倉山(2026m)には7時48分に到着。

平標山からのなだらかな稜線では紅葉が始まっている。

仙ノ倉山から先は鋭くとがった山の登り降りが始まった。9時6分エビス大黒の頭。10時15分渡戸乗越(1,568m)ここは縦走路で一番標高が低いところだ。

毛渡乗越から標高差400m登って万太郎山に到着したのは11時56分。かなり疲労が溜まってきたのを感じる。

万太郎山頂上から谷川岳を望むが谷川岳は遠い。

14時44分主稜線上の最後のピーク・オジカ沢の頭に到着。ここの降りは鎖のある岩場で気を抜くことができない。

私は肩の小屋への標高差180m程度の急坂をゆっくり登った。というか疲れてきてゆっくりしか登ることができなかった。

16時1分肩の小屋到着。10時間近い縦走となった。標準的なコースタイムでは主稜線の縦走は8時間半程度(休憩時間含まず)。

休憩時間を加えても10時間は少し時間がかかったと思うが、年齢を考えるとまあ良いかと自分を甘やかすことにした。

9月25日(月)晴 午前5時過ぎに小屋を出て、谷川岳頂上・トマの耳(1,963m)にご来光を拝みに行った。頂上までは小屋から5分の距離だ。

朝日が昇る前に昨日歩いてきた主稜線が良く見えた。

正面の山がオジカ沢の頭で左の山は爼嵓上のピークだ(ここは通らない)。オジカ沢の頭の向こうに万太郎山が見え、その向こうに仙ノ倉山が見える。遠くから来たものだと我ながら感心する。

双耳峰の谷川岳のもう一つのピーク・オキの耳の稜線の紅葉が美しい。

肩の小屋も朝もやの中、美しい。

5時30分頃朝日が昇った。

午前7時過ぎに小屋を出て、天神尾根の熊穴沢避難小屋から「いわお新道」を降って谷川温泉に向かった。谷川温泉に到着したのは午前11時を少し回っていた。

いわお新道を降った場所(二俣)から牛首までの間は川原の大石を巻いたりする歩き難い道だったが、牛首を過ぎると杉の植林帯が広がり、歩きやすい道が谷川温泉まで続いていた。いわお新道は急で滑りやすいところが多い。あまりお勧めのルートではないが、谷川岳山頂から谷川温泉(ゆてるめという日帰り温泉がある)に直接降ることができるため、山慣れた人が通る分にはそれなりに使い勝手のある道だ。

コメント
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