先週金曜日から世界中を震撼させている「身代金」を要求するランサムエア。日本でも被害が出ているらしい。
ランサムウエアとは関係ないと思うけれど、今日友人のフェイスブック(FB)が何者かに乗っ取られた。FBのメール・メッセンジャーで「今忙しい?」というメールが来た。友人は後輩の女性なので、そんなため口は使わないだろうと思い、ほっておいたら他の友人から「〇〇さん、FBが乗っ取られているようですよ」と警告のメールがきた。「今忙しい」に返事をするとラインの番号などを聞き出そうとしたそうだ。
まもなくFBを乗っ取られた友人から、「無事対策を終了しました」と連絡が入ったので、一件落着したが、コンピュータ・ウイルスにピリピリしていた時だけに人騒がせな話だった。
今日は念のため自宅のパソコンをウイルス対策ソフトマカフィーでスキャンし、ウイルス感染をチェックするとともに、再起動してウインドウズ(10を使っている)をアップデートした。
私はパソコンで作成する総てのファイルをOneDriveに保存している。OneDriveはクラウドサービスなので、万一パソコンがクラッシュしてもファイルを失うことはない。またパソコンがウイルスに感染しても、初期化することで、パソコンを現状に戻すことができる。初期化するとハードディス内のファイルは失われるが、OneDriveに「外だし」しているファイルは影響受けないので、気軽に?初期化ができる訳だ。
ランサムウエアのような大規模のウイルス問題が発生すると企業も個人もセキュリティ対策に真剣になる。
個人で一般的にできる対策は次のようなものだろう。
セキュリティ対策の基本はウインドウズのようなOSをベンダーがセキュリティ対策を更新する新しいバージョンにしておくこと。
定期的にパソコンを再起動して、ウイルス対策プログラムを更新しておくこと。
ファイルのバックアップかクラウド化でパソコンのハードディスクラッシュ対策を取っておくこと。
怪しいメールは開かずにゴミ箱に捨てること。
その中で私は「ファイルのクラウド化」は特に重要だと考えている。これはウイルス対策だけではなく、複数のデバイスからのアクセスというメリットの方が大きいと思うが。
もっとも私の顧問先ではクラウドサービスの一種であるDropBoxにウイルスによる被害が拡大しているとして、DropBoxの利用停止を指示していた。こうなってくると私のような素人には判断が難しい。
とにかく情報セキュリティについて考えさせられた一日だった。