1月9日日曜日晴。連休の中日である。ワイフと車で千葉の土気・昭和の森にある「ホキ美術館」http://www.hoki-museum.jp/about/index.htmlに行くことにする。ホキ美術館は去年11月にオープンした日本初の写実絵画専門の美術館でホギメディカルの創業者・保木将夫氏が館長を務める美術館だ。
11月に日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で展示絵画の紹介を見て早い機会に行きたいと思っていた。3連休の中日、高速道路の渋滞はなく、田無から2時間のドライブで10時半に美術館到着。美術館の駐車場は既に満車で「昭和の森」第2駐車場に案内される(駐車料金1日400円)。ここから美術館までは徒歩4分だ。
展示場は地上1階、地下2階に細長く伸びている。足がなく長く突き出ているところが1階部分。1階にはエントランス・ギャラリーの他レストラン「はなう」がある。11時10分頃レストランに行くと1時半まで予約で一杯ということなので断念して地下1階のカフェでサンドウィッチを食べた。
ホキ美術館はかなり混んでいた。かなりご高齢の方も来館していた。思うに写実絵画は分かりやすいから人気があるのだろう。「あー、綺麗だな」と素直に感動する。無論作者は美女や美しい風景の再現にだけこだわっているのではないと思う。だが我々素人からすると、女性の髪の毛一本一本までが描かれたような精密さや色彩の美しさあるいは卓抜した技に感動する。そして清々しさを感じる。
上の写真は大畑稔浩氏の「早春(白い影)」だ(手持ちで撮影したので写真が悪い)。雪という白くてのっぺりしたものの表情を良くとらえていると思う。
ホキ美術館の入館料は一般1,500円。安くはないが見応えのある作品群だった。