世の中のものは大きくなり過ぎると批判されやすい。日本のヤフーがグーグルの検索エンジンを使うという話からグーグルが検索の世界を独占するのではないかという懸念が高まっているようだ。そのことの問題点については別の機会に論じたいが、私はグーグルのユーザーとして「便利でタダで使える機能は大歓迎」と考えている。
たとえば検索エンジンを利用した一例としてグーグルには「キーワードに従ってさまざまなメディアからニュースを自動収集する」という機能がある。
グーグルアカウントをすでに開設済みという前提で話をすると、グーグルのホームページから「その他」をクリックして、「サービス一覧」を選び、その中から「アラート」を選択する。「アラート」のページの中の「検索キーワード」にチェックしたい語句、企業名や人名などを入れておく。そして連絡頻度を選択しておくと、キーワードに関連する記事等が検索されて、グーグルのGメールで登録者に連絡が届くという仕組みだ。
新聞は良く見ているという人でも、自分に関係の深い企業等の情報を見落とすことが皆無とは言えないだろう。
そんな時このグーグル・ニュースのアラート機能は頼りになる。
一例として中央三井信託銀行をキーワードとした時送られてきたメールの画像を紹介しよう。
![]() |
営業マンなら自分の重要取引先をグーグル・アラートの入力しておくと情報漏れがないだろう。昔はこのような作業に人手とコストを取られたものだが、今はグーグルが(ヤフーにも同様のサービスはあるが)、無料で手抜かりなくやってくれるのありがたい話である。検索エンジンが寡占されることの問題はあるが、ユーザの負担なしにパワフルな検索エンジンを活用できることは大きなメリットであると私は考えている。 |