レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ改「素早いサヤと賢明」

2012-03-21 23:41:56 | 小説

新第3弾ゾンビ改「素早いサヤと賢明」


 ケンタが女子のいる階に行ったとき、
  ちょうど、
 サヤと賢明がみはるの部屋に入って行くのを見た。
 ケンタが慌てて、
 自分の部屋に戻ると、
 たまおとふうたは土下座して二人を説得する練習をしていた。
 「どうしただすか」
 「先に入られた」
 「賢明とサヤのどっち」
 「それが両方」
 「やられただすな。
 でも、変だすな」
 「それより、5分いや2分後、
二人先行け、俺がその後すぐ行く」
 「そういうことだすか」
 「話しをしたのは五分と五分でも
こっちの方が長く話しができるだすな」
 「そういうことだ」


 たまおとふうたが、
 みはるの部屋のそばまで行くと、
 キミカとネネがみはるの部屋に耳をつけて、
盗み聞きしていた。
 「ゴホン」

 ふうたはわざとらしくセキをすると、
 二人は何事もないようにふうたたちとは反対側に歩いて行った。
 たまおが後ろを見ると、
 もうケンタがいたので、
 ふうたがみはるの部屋をノックする。
 「どなたですか」
と、
 ひさめの声がしたので、
 「僕だすが」
と、
 たまおが言うと、
 しばらくして、
 賢明とサヤが出て来て、
 「あら」
と、
 サヤが笑って、
 部屋を出て行った。
 「最後のお願いだすか」
と、
 たまおがわざとらしく言うと、
 二人とも揃って
 「最初」
と余裕で言って、
 ケンタのいる方に向かって堂々と歩いて行ってしまった。
 「そういえば、
 あの二人、正反対の意見なのに、
 ずいぶん仲良さそうだったなあ、
 それに二人揃って」
 「裏取引でもしただすよ」
 「それなら、いいことかもな」
 「急げ」
と小声で
 ケンタが指示をする。
 「おじゃましてもいいだすか」

 たまおが言うと、
 「どうぞ」
と、
 ひさめが言った。
 そして、
 ふうたとたまおは部屋に入って、
扉を閉めると、すぐ、土下座した。
 しかし、
 意外にも、
 みはるが先に
 「わかってるぞ。
 でも、一つだけ条件がある。
 いいか。
 あと一人は永久くんだぞ。
 それをあんたたちから言ってくれないか、
 ひさめのために」
と、
 みはるが少しテレくさそうに言うと、
 「それだけでいいだすか」
 「お願いできます」
と顔を赤らめたひさめが言う。
 「もちろんな。たまお」
 「いいだすよ。
 実は僕たちも、
 僕たちだけでなく、
 永久を入れてもらうよう頼むつもりだっただすよ」
と、
 たまおが正直に言うと、
 「そうだったのか。
 頼んで損したな」
と、
 みはるが照れくさそうに笑った。
 「それと、
 もちろん女子は、
 みはるちゃんとひさめちゃんだすよ」と、
 たまおが当たり前のことを言うと、
 「そんなの当たり前だろうが」
と、
 ふうたが言い、
 みはるもひさめも明るく笑いだした。
 すると、
 いきなりドアが開き
 「俺もだぞ」
と言って、
 ケンタが中に入ってきたので、
 5人で大笑いした。
 「でも、絶対、
 僕たちが投票してもおかしくないような話しをするんだぞ」
と、
 みはるが肝心のことを言い足した。
 「そうだすな。
 あまりにひどいと、賢明とかサヤが文句言いそうだすからな」
と。
 たまおはそう言って笑ったのだった。
(続く)

 


本編リメイク「勝者と生存者といつき3」

2012-03-21 23:31:59 | 小説

本編リメイク「勝者と生存者といつき3」


 あおむの話しを聞いた後、
 木太郎は、
 また、
 「いつき!
 おーい、いつきーーー!
 生きてるから安心しろ!
 起きろ!
 血も出てないぞー!」
と、
 いつきを抱いたまま、
 また、
 何度も、
 右手でその頬を軽く叩いた。
 一方、
 エイタは、
 ミカエルが落とした剣をじっと眺めてから、
 「血はついてない。
 それに、
 この剣の刃は片側だけだ。
 いつきは、
 いわゆる峰打ち、
 みたいな形で、
 どこかに剣の刃がついてない方をくらったんだな。
 ということは、
 ミカエルは、
 いつきを殺す気はなかった、
ということか」
と、
 呟くような感じで言った。
 「ということは、
 僕も同じだすかな?
 エイタさん、
 倒れたときに、
 ちょっと手が痛いんで、
 僕の剣も確認してくれだすよ。
 ミカエルの左足のアキレス腱を狙ったんだすがな」
と、
 あおむが
何故か右手をかなり痛めていることは秘密にしてそう言うと、
 「ターゲットはやはり俺か?
 何故だろう? 
 あー、その前に剣の確認だな」
と言って、
 エイタは、
 あおむが持っていた剣を調べ始めようとすると、
 「いつきは気絶したままだ。
 そんなのいいから、
 先にミカエルの仮面を剥ごうぜ」
と、
 木太郎が言ったのだった。
(続く)


「トイレ女ショート2」「妖怪ペロペロ人喰い女?バカウマ?ケツステーキ?秘伝の汁?」

2012-03-21 23:28:48 | 小説

「トイレ女ショート2」「妖怪ペロペロ人喰い女?バカウマ?ケツステーキ?秘伝の汁?」


 *また、今夜も残念!
 まだ、続く!
 とにかく、インチキ!?
 超下品!
 こんなバカな話しはない!
 数行でショート。
  スルー、おすすめ!



 続き!
 隠し味の秘密!
 ご開帳!

 それは、
 なんと熟成された、
 アレとアレを混ぜ合わせた汁だったのだあ!
 くさや程の臭いではないが、
 味はくさや以上!
 腐った肉でも、
 マヌケな経験者のケツ肉でも、
 塩胡椒でさらっとレアで焼いた後、
 後はバター代わりに塗るだけの、
 特製の汁!
 えっ?
 造り方?
 さあ?
 それは美女だけの秘伝。
 まずは試食だ!
 地獄は、
 大地獄は、
 まだまだ続く!
 乞うご期待しないでくれえ!
 で、ショート!


 アレとアレ?
 ひとつだけでも教えてけれ?
 うーん...


 が大ヒント!


 諸君、他人に訊かないで、
 自分でも手に入りそうなもので、 
 バカウマ汁を造ってみるのだあ!
 ただし、
 旨さの後には...
 その後の責任は負いません


 バーイ!
 


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元祖「見せてください」リメイク128

2012-03-21 23:15:56 | 小説

元祖「見せてください」リメイク128


 ネネは龍之介のその後の余裕のある態度を見て、
 龍之介の背後にいるはずの直哉が何を狙っているのかが、
まったくわからくなっていた。
 他方、
 土下座正座していた男は、
 龍之介が部屋の隅でなにかこそこそ電話を始めたのを確認したとたん、
 素早く立ち上がって、逃げようとしたのだったが、
 足がしびれていて、すぐ転んでしまったのだった。
 それを見た龍之介は電話の途中で、
 「てめえ、
ずらかる気か!
 おい、そこの女、
あんたの来ているバスローブの紐で早くその男の足を縛れ!
 てめえもじっとしてろよ!
 じゃないとな」
と、
 龍之介は大声で怒鳴ると、
 また、スーツケースの胸ポケットに手を入れた。
(続く)


 


カミサン伝説14「へそまがりの像編10」

2012-03-21 22:22:54 | 小説

カミサン伝説14「へそまがりの像編10」


 マジメがその像を磨くと鈍い色の像に艶がでてきた。
 「そう言えば、
 龍之介さん毎日楽しそうにこうやって像を磨いていたわね。
 この像だけなんですけど、
磨くと艶が出るって嬉しそうに...」 
 マジメは意識のない龍之介の顔
を見ながら懐かしそうにつぶやく。
 「二人だけにしてあげようか?」
 かおむがそう言うと、あおむたちは病室を出ていった。

 
 「あのアホの龍之介のどこがいいんだすかな?」
 あおむがかおむにそうつぶやいたとき、
 「お疲れでしょう。
 先生方。
 たいしたものではありませんが、
 これでも召し上がってください。
 主人はどうしてもはずせない仕事があるようで、
会社に戻りました。
 よろしくとのことです」
 マジメの母親があおむとかおむに
コンビニで買ってきたおにぎりとコーヒを差し入れる。
 そして、
 マジメの母親は話し始める。
 「正直、
 最初は私もどこまであの二人続くのか
と思いましたが...
 マジメは龍之介さんと出会ってから本当幸せでした。
 主人も常々そう言ってましたが、
 マジメの頭の中には龍之介さんしかないようで、
 私どもに会うたびに龍之介さんのおかしな話しばかりするんです」
 マジメの母親はそこで泣きだす。
 「奥さん、まだ、わかりませんよ」
 「そうだすよ。
 僕だって、
 龍之介のおかげで助かっただすから」
 かおむとあおむはマジメの母親をそう言って、なぐさめた。
(続く)


レイジーブラザース「大地震?」

2012-03-21 11:02:01 | 小説


レイジーブラザース「大地震?」


 
 小屋が揺れ始めると、
 「おー、大地震だぞー」
と、
 図体の大きい龍之介が最初に驚きの声を上げた。
 「でかいのが入ってきたから、
重さで床が壊れかけてるんじゃないか?」
 木太郎が言うと、
 「大地震じゃないのか?
 俺のせいなら外出る」
 「俺も」
 「僕もだす」
 龍之介、
 直哉、
 あおむの3人が素早く小屋の外へ出てしまったのだったが、
 それでも、
 小屋の揺れはおさまらなかった。
 「我々も出ますか?」
 カイミヤマがそう言ったときには、
 既に、
 ジュウロウとマスターは小屋の外に出ていた。
 カイミヤマが気付いたときには、
 小屋の中に残っていたのは、
 他には、
 ウメナ、サヤ、木太郎だけだった。
 木太郎もサヤも実は外へ逃げ出したいようだったが、
 ウメナが二人の手を握りしめていたので、
逃げられなかったのだった。
 「全員、一度、出た方がいいだすよ」と、
 あおむが大声で言ったが、
 何故か、
 ウメナが、
 「あほ!」
と言って首を横に振った。
 カイミヤマは少し迷ったが、
 ウメナに何か考えがあるのかと思い、
 そのまま、小屋の中で揺れがおさまるのを待つことにした。
(続く)


かえってきたモップおとこ「ソツギョウとコネシュウショク」

2012-03-21 10:02:12 | 小説

かえってきたモップおとこ「ソツギョウとコネシュウショク」


 おは...
 なに、もってるんだ?
 ソツギョウしょうしょ?
 そうか!
 もう、
 そういうジキだな!
 ホタルのひかーり?
 ちがう?
 まあ、いいけど、
 なぜ、いま、
 もちあるいてるんだ?
 みせびらかし?
 えっ?
 ダチがリュウネン?
 それはアホダチ!
 ソツギョウしたくらいで、
 ジマンになるかよ!
 オレはソツギョウおとこ?
 なんだ?
 それ?
 しばらく、
 こうしてみせびらかす?
 おなじだけ、
 あそんでいたのに、
 ジブンだけブジソツギョウ!
 どうだ、まいったか!
 で、ジマンのたね?
 うーん?
 あのなあ、
 リュウネンするホウが、
 アホなだけで、
 そんなジマンは、
 ボーツ!
 ジマンの
 イミはない!
 それより、
 イチバンでソツギョウでも、
 したなら、ベツだけどな?
 で、シュウショクは?
 もちろん?
 ふーーーーーん?
 オヤのコネか?
 ピンポーン?
 ジマンになるかよ!
 はあ、
 シツギョウけいけんのある、 
 このオレ、
 モップおとことみればだな?
 えっ?
 モップおとこはタダおとこ?
 さきにいうなよ!
 それはオレのセリフ!
 なに?
 ブカがほしい?
 ソツギョウしたての、
 シュウショクのミでか?
 できるだけ、
 のろまをショウカイしてくれ。
 なんでだ、のろまなんだよ?
 シツギョウチュウののろまなら、
 たすういるが、
 あんたといいショウブだぞ!
 ザンネンでしたあ!
 コネシュウショクおとこちゃん!

 


元祖「見てください?」67改め正義の味方ミスターとぐろマン

2012-03-21 09:02:34 | 小説

元祖「見てください?」67改め正義の味方ミスターとぐろマン

 *下品! スルーおすすめ。





 「ワン、ツー、スリー」
 一気に顔面とぐろパック!
 「イヤーーーーー!」
 「臭い!」
 「もう、お嫁に行けない!」
 「正義の味方、

 ミスターとぐろマンの言うとおりにしていれば、

 美白!
 つるつる艶肌間違いなし!
 そのまま、10分待つのだあ!」
 「えーーー...
 うっ」
 「く、ち、あ、け、る...」
 「だ...め...」
 「そう、10分間顔の一部も動かしてはダメなのだ!
 いくら、うまそうだからって、
 舌なめずりもダメ!
 じっと、じっとするのだ!」
 「...」
 「...」
 「...」
 「よし、
 2発目のとぐろ、いくからな!
 そのヤニ顔じゃ、
 1回のとぐろパックじゃ、
 無理かもしれないからな。
 よし!
 出そうだ!」
 あれっ?
 全然、恥ずかしくない?
 ...

 


サクラナ外伝フォー「泥酔したサクラナ」

2012-03-21 07:02:59 | 小説

サクラナ外伝フォー「泥酔したサクラナ」

 
 「あほ、あほ、あほ、
 あほ、あほーーー、開けろーー!」
 泥酔してるのか、
 マンションのドアの前でサクラナが大声をだしている。
 「あおー、
 飲んだくれのママが、
 帰ってきただすよ」
 「ママ、アラフォー」
 「やめるだすよ」
 「あほ、あほ、あほ、開けろーー!」
 「鍵なくしただすかな」
 「あほ、そうだすな」
 「あおー、ウメナやめるだすよ」
 あおむはそう言って、
 頭を掻くと、
 部屋のドアの鍵を開けて扉を開けた。
 倒れかかるように、
 サクラナはあおむに抱きつく。
 「あほ、まだ、起きてたか!
 ガキはもう寝ろ!」
 「サクラナさん、どうしただすか。
 こんなの初めてだすよ」
 「あほ、ママ」
 ウメナは何故か嬉しそうに笑う。
 「クソガキ、ウメナ」
 サクラナはそう言ったかと思うと、
 いきなり大きないびきをかきだした。
 「寝ちゃっただすよ。
  意外に重いだすなあ。
 それに、酒臭いだすなあ」
 あおむは、そう愚痴りながら、
 泥酔したあげく眠り込んだサクラナ
を重そうにベッドまで運んだ。
 「ウメナ、
  ママを着替えさせるだすか」
 「ママ、アラフォー」
 「もう、このままでいいだすな」
 「ママ、あほ」
 あおむの呆れたような顔を見て、
 ウメナは大笑いしたのだった。
(続く)

 


スケベ俳優レイジー編「実は見るからスケベ、エロ男の方が得?逆はボディタッチだけブーイング」

2012-03-21 02:01:06 | 小説

スケベ俳優レイジー編「実は見るからスケベ、エロ男の方が得?逆はボディタッチだけブーイング」


そなこた「まず、
問題、
どんなスケベ俳優でしょう?

たしかに、
いかにもスケベ、
エロそうな、
面々ですが、
意外に...

これが、
いかにも、
生真面目そうな俳優だと、
お尻タッチだけでも、
ブーイング!

結局、
スケベ、エロ度は、
見た目とギャップが少ない方が、
いいと思われ...
ほな!さいなら」

集計期間:2012年3月13日~2012年3月20日  情報提供:NTTドコモ「みんなの声」調べ(3月調査)

 

4017票
高田純次
2613票
相葉雅紀
2434票
大泉洋
1743票
長瀬智也
1677票
大野智
1176票
唐沢寿明
995票
森山未來
785票
向井理
697票
市原隼人
522票
中居正広
426票
中村獅童
354票
香取慎吾
241票
市村正親
186票
瑛太
184票
伊藤淳史
162票
江口洋介
154票
加藤浩次
125票
柄本明

 

 

 

 




卒業式レイジー編「23日レイジーなガキからも卒業生がかなり!ほぼリタイア済みだが!」

2012-03-21 01:57:37 | 小説

卒業式レイジー編「23日レイジーなガキからも卒業生がかなり!ほぼリタイア済みだが!」


某「仰げば尊し、
汚しの恩!

このインチキブログ、
かなりの卒業生で心機一転できるか?
新作も出るか!

それとも、

さらなる下品に路線にに向かうのか?


少しはマシなミステリー化に向かうか?


相変わらず、ループブログでスカりまくるか?


モテない諸君専用ブログになるのか?

はたまた、情報ブログになるか?


乞うご期待しないように!


じゃあ!」

 


腐った女子レイジー編「これが勘違い非モテ女子の特徴だ!所詮鯖は鯖!アホバカ程自称する!」

2012-03-21 01:41:24 | 小説

腐った女子レイジー編「これが勘違い非モテ女子の特徴だ!所詮鯖は鯖!アホバカ程自称する!」



そなこた「勘違い自惚れ自称モテ女子に、
よくある特徴!
実はまったくモテません。
もし、
以下の項目に該当したら、
即刻、改めましょう!
このままだと、
一生、アホバカ自称女のまま!

で、

問題は、

もうおわかりでしょう!

男目線では、
嫌な女の見本で、

腐った女なのです。

多分、同性からも好かれないでしょう...

ほな!」

集計期間:2012年1月17日~2012年1月18日  情報提供:goo調べ (2012年1月調査)

100
パンツスーツが好き

 


本編リメイク「生存者の必要性」

2012-03-21 01:31:07 | 小説

本編リメイク「生存者の必要性」

 
 「それはだすな。
 多分、生き残った僕らがまっ先に疑われるだすよな」
と、
 あおむはいつきが考えていたどおりの回答をした。
 「そう。
 そのとおり、ミカエルが敢えて、
これだけ殺戮を繰り返したのに、
生存者を残したということは、
それしか、俺にも考えられない。
 もちろん、
 俺たちの証言を警察が信用してくれれば、
真犯人はタヨウくらいしか考えられないが、
 もし、タヨウの死体が発見されたとしたら」
 いつきがそこまで話すと、
 「僕たちは嘘つきと思われ、さらに疑われるだすな。
 だば、
 他に真犯人だと思える人物を僕自体は思いつかないんだすが」
と、 
 あおむが言うと、
 「そこが黒幕、真犯人の狙いだ!
 おそらくな。
 黒幕の真の目的はだな」
と話しかけたとき、
 どこからか、
 「助けてくれえー...」
という、
 木太郎の情けない声がした。
(続く)


 


第3弾リメイク「意外な黒幕と勘違い?」

2012-03-21 01:10:40 | 小説

第3弾リメイク「意外な黒幕と勘違い?」


 「僕たちはもしかしたら、
とんでもない勘違いをしていたのかもしれないだすよ」
 たまおは命からがら、
 ようやくたまおたちの部屋まで逃げてきて、
前のめりに倒れた人物をまっさきに介護してから、
そう言った。
 「勘違い?」
 賢明もその人物にまだ息があることを確認してから、
 たまおに訊くと、
 「そうだす。
 もとめ先生を騙したのも、
この合宿を裏で仕組んだのも黒幕がいるんだすよ。
 しかも、
 その黒幕はだすな。
 カミサン伝説の」
と、
 そこまでたまおが話したとき、
 倒れていた人物が、
自力で起き上がろうとしてから、
何かを5人に伝えようとしたのだった。
(続く)





 

 


新作ディープ(?改)「盲点?とヘボ?探偵と名?探偵」

2012-03-21 00:56:09 | 小説

新作ディープ(?改)「盲点?とヘボ?探偵と名?探偵」


  以下のグーさん以外に数十日前分くらいは保管済みです(字数の関係などで何作分かまとめてますので、タイトルは本ブログとはズレています)。



 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」


 「違う!
 くそたはヘボ探偵だから、
 気づいてないでひとりで行動したんだ」
と、
 永久はホウセイと逆のことを言うと、
 「ホウセイの考えているのは、
 俺と同じ盲点のような奴のことなら、
くそたは気づいてないな。
 もし、そうなら、
 俺たちも名探偵というより、
 ヘボ探偵だな。
 しかも、
 一番、強いくそたをひとりで奴のところに行かせる結果になるとは...」
 木太郎が鼻をひくひくさせながら言った後、
 すぐに、
 「よし!
 一度、このまま武器を持って、オチタたちのいるところに行こう!」
 まるで、今まで積み上げてきた推理
を白紙撤回にするような言い方をして、
その部屋の扉に向かった。
 「木太郎、
 まだ、断定は早い。
 俺たちの推理どおり、アユメが真犯人だったら、
 やばいぞ。
 それに奴が犯人と決まったワケじゃないし、
ナイフのすり替えは奴には不可能だ」
と、
 永久が言うと、
 木太郎は途中で立ち止まり、
 「ということは」
と言いかけたとき、
 「アユメと奴の共犯だったのかもしれないな」
と、
 ホウセイは言ってから、こんな事態なのに、
悠長に腕を組んで今後の行動を考え始めたのだった。 
(続く)